元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目からクレバリーホームの評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- クレバリーホームのリアルな評判を知りたい
- クレバリーホームの営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社とクレバリーホームの評判を比較したい
- クレバリーホームに関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度

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クレバリーホームの気になる評判
「総合展示場へ足を運んだ時に、クレバリーホームの展示場を見かけたんだけど、どんなハウスメーカーなんだろう?」
「クレバリーホームの評判や口コミについて詳しく知りたいな〜!」
マイホーム計画を考えられている方々の中には、クレバリーホームについて気になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
クレバリーホームは、後にもご紹介させていただきますが「全国でFC(フランチャイズ)展開を行う」木造住宅のハウスメーカーになりますね。
フランチャイズ経営にて住宅販売を行なっている会社で他に有名なのは「アイフルホーム」や「ヤマダエスバイエル」などが挙げられます。
共にローコスト住宅を手がけておりますので、クレバリーホームに関しても同様の「お買い求めやすさ」を予想できます。
しかし一方で、「本当に安心できる会社なの?」、「保証やアフターサービスはどうなっているの?」と言ったような不安や疑問が多く見られるように、クレバリーホームの「実際のところどうなの?」という口コミや評判に関して信憑性が低い情報が多く飛び交っていることは事実です。
なのでこの記事では、クレバリーホームの会社概要やハウスメーカーの特徴、当サイトに寄せられた口コミや、管理人である私の「住宅営業マン時代の体験談」を元に、評判・口コミも含めつつ、クレバリーホームのリアルな情報を多角的な観点から見ていこうと考えております。
「会社概要」から考察するクレバリーホームの評判
それでは、クレバリーホームの会社概要をご紹介させていただきます。
まず、クレバリーホームの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社新昭和FCパートナーズ |
---|---|
設立 | 昭和45年4月2日(クレバリーホームのFC展開開始は1998年) |
資本金 | 101,000,000円(2019年3月1日現在) |
代表取締役社長 | 井家上 進 |
従業員数 | 1,152名(2019年4月1日時点 グループ連結) |
売上高 | FC単体の売り上げ 不明 |
本社 | 千葉県君津市東坂田4-3-3 |
扱う住宅構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 沖縄県、北海道を含む全国 |
住宅販売戸数 | 約1,800戸 |
理念 | あなたの期待を超える家づくり。 |
以上がクレバリーホームの「会社概要」になります。
クレバリーホームはフランチャイズ方式の販売スタイル
上記の会社概要のように、クレバリーホームは「沖縄県・北海道を含む全国」で住宅販売を行うハウスメーカーですが、その実態は「フランチャイズ方式」の出店方法を採用しております。
他のフランチャイズハウスメーカーである「ヤマダ・エスバイエルホーム」や「アイフルホーム」の紹介記事でもご紹介させていただいたように、フランチャイズ方式の住宅販売を行うことは
「CM・宣伝活動などの広報は本部が行い、施工管理は担当エリア内のFC加盟店が行う」
ことが可能です。
はい。あれはクレバリーホームの本元でもある「株式会社新昭和」が行なっているんですね。
これは、
- ハウスメーカーの「広報活動」の幅広さ
- 地場工務店の地域に密着した住まい提案
が両方実現できる点で、FC方式ならではの魅力でしょう。
ハウスメーカーと工務店のいいとこ取りを行うイメージです、
なので、
- ハウスメーカーよりも金額が安い
- 工務店よりもアフターサポートを充実させられる
- ハウスメーカーよりもお客様との距離が近く、対応が良い
などのメリットも合わせて考えることができるのです。
FCだからこその不安な声も…
クレバリーホームだけではなく、他のフランチャイズのハウスメーカーも共通ですが、FC加盟店の担当するエリアによっては、
- 営業マンの対応が薄い
- 工事担当者の近隣への配慮が少ない
- アフターメンテナンスが乱雑
というような、各エリア・各加盟店の対応力にばらつきが出てしまうことは、どうしても起こり得る可能性があります。
「クレバリーホームのアフターサポートは最高で、電話をしたらすぐに駆けつけてタイルを磨いてくれた」
という良い評判もあれば、
「資料請求をしてみて、営業担当の人が見積もりの金額を上乗せしていたことがわかった…」
というような、ネガティブな口コミが見られることも多々ありました。
なので、クレバリーホームでマイホーム計画を進めていきたいとお考えの方は、そのFC店舗の展示場の内容やクレバリーホームの特徴を見学されるのはもちろん、スタッフの対応やアフターサポートの期間・金額に関しては確実に押さえておくようにしましょう。
クレバリーホームと比較検討されるハウスメーカー
私が住宅営業として働いていた中で、クレバリーホームと競合した経験は少なからずあります。
その時のお客様の比較検討されているハウスメーカーや、寄せられた評判・口コミなどから分析した「クレバリーホームと比較検討されやすいハウスメーカー」は下記の通りです。
●クレバリーホームと比較検討されやすいハウスメーカー●
・一条工務店
・積水ハウス(木造)
・アキュラホーム
・アイフルホーム
・ウェザースホーム
・地元の工務店
・etc…
一方、積水ハウスでは
「間取りを6~7坪ほど小さくすれば積水ハウスの見積もりとクレバリーホームの金額が同等になった」
という口コミにもあるように、「空間を広くして理想の住まいと判断する」のか「性能やアフターメンテナンスまでの安心を買って理想の住まいとする」のかの比較検討をされる方が意外に多くいらっしゃいました。
あとは、木造住宅を検討されている方であれば比較検討を多くされがちな一条工務店の名前もありますね。
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「ハウスメーカーの特徴」から考察するクレバリーホームの評判
それでは、「クレバリーホームの住宅・会社の特徴」から評判を考察していきます。
以下は、クレバリーホームに関する特徴を「会社の規模感・信頼度」「家の性能」「間取り・外観等のデザイン」「坪単価(お求めやすさの度合い)」「保証・アフターサポート」「住宅営業マンの対応力」といったような多角的な項目内容別にまとめた評判のサマリーデータです。
クレバリーホームの総合評価 | |
![]() |
|
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
上記項目の内容に沿いながら、クレバリーホームの評判を考えていきます。
会社の規模感・信頼度
まず、クレバリーホームの会社の規模感・信頼度に関してですが、
- 株式会社新昭和が展開するフランチャイズ方式のハウスメーカーである
- 地域によって対応力にばらつきがある
- 販売実績が年間1,500棟ほど
というような事実から、「現段階ではなんとか信頼を寄せるに値する」と言った評価になると考えられます。
しかし、大手ハウスメーカーの中でも、例えば
「ミサワホームがトヨタホームに吸収されて、トヨタグループの傘下についた」
というような事例も出てきております。
年間の販売数がこれ以上下落を続けたり、アフターサポートや顧客対応の面で顧客満足度を伸ばしていくことができない限りは、生き残りの厳しい住宅業界から淘汰される可能性も考えられる、というのが管理人の意見です。
日本国内で考えても、少子高齢化に伴って年々右肩下がりに縮小する住宅販売数のパイを獲得し続けるのは至難の業です。
「クレバリーホームの外壁や金額に惹かれるけど、今後の対応面や会社の基盤に不安を感じるんです…」
というような評判や口コミが多いのも、この会社の規模感や信頼度から派生したものだと考えられますね…。
なので、今後の業績次第ではどう転んでいくのかわからないのが現状、という感じでしょう。
それでも、
- CM宣伝の強化
- FacebookやInstagramと連動したイベントの実施
- 外壁タイル採用数No,1(2015年度)
など、積極的に広報活動を行なっていることが功を奏していることも事実ですので、全く信頼できないというわけではないですね。
家の性能
次に、クレバリーホームの家の性能について見ていくことにしましょう。
外壁タイルが標準仕様
まずクレバリーホームの家の性能を語る上で外せないのが
「外壁タイルが標準仕様」
という点です。

クレバリーホームは2015年度に外壁にタイルを使用したハウスメーカーでNo,1に輝いております。(住宅産業研究所調べ)
通常、他のハウスメーカーでタイル外壁を採用しようとすると
「外壁タイルはオプション内容=総額に200万円ほど加算(タイルの仕様や会社の算出方法によって変わります)」
というような大幅な金額アップは避けられません。
そんな中で、クレバリーホームはタイル外壁を標準採用にしているにも関わらず、後にもご紹介させていただく坪単価でいうと「40万円〜60万円」がマジョリティ価格なのですね。
なので、「金額を上げずしてタイルを外壁に採用することができる点」で非常に素晴らしいと管理人は考えております。
外壁タイルの魅力については別途他の記事にてまとめておりますが、簡単にまとめると、
●経年劣化を防ぐ耐候性●

●汚れを雨水で洗い落とす親水性●

●陶磁器の性質上期待できる耐傷性●

●劣化しにくい性質から得られるメンテナンス費用の軽減●

などが上げられます。
特に、「外壁材のメンテナンス費用の安さ」は「リフォーム」や「アフターメンテナンス」時に最も修復回数が多く、そして最も金額がかかる内容なだけに、建ててからのライフサイクルコストを大きく下げることができますので、大きなメリットでしょう。
「クレバリーホームは低価格でタイルを採用できるようになったので、見た目や掃除の面で考えても有難すぎる!」
「タイル外壁で金額が安いのは、そのままメンテナンス費用の縮小につながっているからまさに一石二鳥だと思う」
というような評判・口コミがクレバリーホームには圧倒的に多いのも頷けます。
なので、クレバリーホームの家の特徴としては、
- 外壁材の耐久性・耐傷性・経年劣化の度合いの低さに関しては優れた性能を兼ね備えている
- メンテナンス費用で最も大きな金額がかかってくる外壁にタイルを採用しているため、補修費用が抑えられる性能を実現できる
という内容が考えられます。
クレバリーホームの構造は「プレミアム・ハイブリッド構法」
次にクレバリーホームの家の構造についてですが、
「SPG構造×モノコック構造のプレミアムハイブリッド構法」
を採用しております。

SPG構造とは…
SPG構造とは、
「構造上主要な部分のグリッドポイントに「一般的な柱の2~3倍の通し柱」を採用することで1階部分と2階部分を一体化させた強い耐震性を兼ね備えられる構造」
でございます。

また、各柱・梁においては
「構造用集成材のエンジニアリングウッド」
を採用しているため、線材1つ1つを見てみても、一般的な木材の1,5倍ほどの強度を実現させることができております。

モノコック構法とは…
モノコック構法とは、ミサワホームが行なっている「接着パネル工法」と類似する内容で、
「柱等の線材だけではなく、パネルを採用することで住宅のねじれや接合部分の損傷を軽減させる構造」
のことを指しております。

木造の住宅で倒壊してしまう原因の第一位が「柱や梁の接合部分の損傷・破壊」ですが、モノコック工法の場合であれば「面で家を支えることができる」構造担っているため、建物の耐震性・耐久性を大きく向上させることができております。
耐震実験によって「耐震性に対する安心」を実証
上記のような「SPG構造」と「モノコック構造」を掛け合わせた「プレミアム・ハイブリッド構法」の家がクレバリーホームを支えておりますが、
「クレバリーホームの家は耐震性に関してどうなんだろう…?」
「地元の工務店と同様に、耐震性に関しては大手ハウスメーカーには敵わないだろう」
というような不安な評判・口コミが多いのもまた事実です。
耐震性の安心を寄せられるかどうかの指標の1つに「耐震実験の有無」がありますが、クレバリーホームでは耐震実験を行うことで、「一定の耐震性能への安心感」を保証しております。

内容としては、
●クレバリーホームの耐震実験内容●
1回目:899gal(加振最大加速度):阪神淡路大震災と同様の衝撃
2回目:895gal(加振最大加速度):阪神淡路大震災と同様の衝撃
3回目:1,299gal(加振最大加速度):阪神淡路大震災の1,5倍の衝撃
4回目:1,305gal(加振最大加速度):阪神淡路大震災の1,5倍の衝撃
5回目:1,769gal(加振最大加速度):阪神淡路大震災の2倍の衝撃
6回目:1,791gal(加振最大加速度):阪神淡路大震災の2倍の衝撃
の計6回の衝撃を与えたにも関わらず、主要構造部分の損傷は見られなかったと報告されております。
このことからも、しっかりと耐震性能の実験を行なった上での耐震性を謳っているので、一定の安心感は持てますね。
しかし、管理人の本音としては、
- 2008年に実施した耐震実験データであるため、東日本大震災の衝撃に耐えられるのかは未知数
- 品確法で定められた耐震等級で3を保証されているわけではない
などの不安材料があることも事実だなと思います。
現に、
「クレバリーホームの営業マンから、「お客様の家の耐震等級は1ですが、国の基準は満たしておりますので大丈夫です」と伝えられて不安になった」
というような口コミが多く、耐震性能への評判は賛否が分かれています。
大手ハウスメーカーと比べるとやや不安は残るが、地方の工務店と比べると「しっかり耐震実験も行なっている」ので安心感は増す、というのが管理人の正直な感想ですね。
クレバリーホームの断熱性能
断熱性能・気密性能に関しては「高気密住宅が求められている9つのメリットを元住宅営業マンが伝えます」や「グラスウールは最高の断熱材?元住宅営業マンが伝えたい真実」の記事でもご紹介させていただいているのですが、
「繊維系断熱材による充填断熱」
を採用しております。
断熱ラインは「天井・外壁・床」ですね。
繊維系グラスウールの採用と、充填断熱による危険性は上記の記事内で記載しておりますので、気になられた方は読んでいただきたいのですが、
- 断熱材の詰められた構造内で壁内結露が発生してしまう
- 断熱材が水分を含んでずれ落ち、断熱性能が損なわれる可能性がある
- 腐朽菌が発生し、構造体を腐らせてしまう可能性がある
という注意点があるので、クレバリーホームの営業マンにその辺りの対策はどのようにしているのかを聞くべきでしょう。
また、クレバリーホームの表示している断熱性能Q値、気密性能C値の数値は
- Q値=2,7
- C値=2,0
と、一般的な数値なので、よくも悪くもない印象ですね。
この辺りは、断熱構法から考えられる妥当数値ですので、より断熱性・気密性にこだわられたい方々は他のハウスメーカーを見てみるのもいいかもしれません。
間取り・外観等のデザイン
クレバリーホームの間取り・外観に寄せられた口コミで多かったのは、
「収納スペースや家事動線の工夫をよく提案してもらえた」
「他のハウスメーカーと比べて大きな間取りを低価格で実現できた」
というようなポジティブな評判が多かったですね。
商品タイプとしては、以下のような種類に分類できます。
●クレバリーホームの商品タイプ●
V SERIES
→クレバリーホームで最もハイグレードな商品タイプ。デザインの自由度と合わせて住宅の性能も高い。
CX SERIES
→V SERIESのワンランク下の商品タイプだが、同様にタイル外壁が標準。やや規格型住宅よりになる。
RX SERIES
→クレバリーホームの20周年記念モデル。大開口・大空間が特徴。
SMART EVERY ZERO
→高断熱×省エネ仕様に特化した商品。デザイン性はややランクダウン。
madoi
→二世帯住宅モデル。
Shufle
→家事動線や収納計画にこだわりを持てる商品タイプ。
KiRaRa
→掃除の手間を軽減できる提案が売りの商品タイプ。
LX SERIES
→3階建てプラン。
平屋
→平屋プラン。
このように、各商品によってそれぞれ強みを持った特徴が配分されており、自分たちの要望に最も近い商品タイプのもので提案を受けることになります。
しかし、管理人の意見としては、
「各商品タイプに応じて特徴が割り振られている=その特徴以外の分野に関しては我慢が必要」
という側面をあえてお伝えしておきます。
詳しくは「自由設計と規格型住宅の違い」を解説した記事でも掲載しておりますが、やはりクレバリーホームも「自由設計」を謳ってはおりますが、分類してしまえば「規格型住宅」の商品が多く、本当にオーダーメイド型の住宅を考えるならば「V SERIES」などの高価格帯の商品を選択する必要があります。
なので、クレバリーホームの間取りや外観のデザイン性に関しては「商品タイプによる」と考えるのが妥当だという結論に行き着きます。
坪単価(お求めやすさの度合い)
クレバリーホームの坪単価は「40万円〜60万円」がマジョリティ価格であることが確認できました。
これは、
- 各商品タイプごとに割り振られた坪単価による差額
- 各商品タイプごとの性能・デザインの幅の差
- インテリアやエクステリアの金額の差
に起因しております。
「クレバリーホームの見積もりには20万円ほどの照明代くらいしかインテリア金額は含まれていなかった」
「エクステリアの金額は見積もりには入っていなかった」
というような評判・口コミが多く見られたのも事実です。
なので、自分たちの見積もりを見比べて見て、
「他のハウスメーカーではインテリア60万円取っているが、クレバリーホームは30万円のみだ」
「エクステリアの金額が含まれていないということは、外構計画は自分たちでやれってことなのか?」
というような細かい詳細まで「契約前」に確認しておくようにしましょう。
▼契約前に読みたい記事▼

保証・アフターサポート
管理人の意見としては、クレバリーホームの保証・アフターサポートに関しては、信頼できるとも不安だともどちらとも言えないラインですね。
なぜなら、保証・アフターメンテナンスは
「各フランチャイズ加盟店の施工会社によって行われる」
ことが確認できているため、その店舗の対応姿勢によって大きく内容・対応速度が変化することが予想できるからです。
確実に保証されているのは
- 国が定める保証期間である「瑕疵担保責任保険」
の10年間であり、地元の工務店と同様の対応力だと言えます。
ただし、
「クレバリーホームのアフターサービスは迅速で、頼んでいなかった箇所まで無償で手直ししてもらえた!」
という評判・口コミにもあるように、しっかりと対応をしてもらえるFC加盟店も存在しているので、こればかりは実際に足を運んで確認するほかありません。
30年保証・30年アフターサポートを謳っているが…
クレバリーホームでは「30年間に長期保証」、「30年間の点検サポート」体制を整えているのですが、厳密には
「10年目までが初期保証、無料点検であり、その後の保証・アフターサービスに関しては「FC加盟店」が指定する有償工事を行なった場合に延長して行う」
ということが確認できました。

なので、人によっては30年間のサポートを受けられる場合もあれば、中には10年目で無料点検サービスも終了する可能性があります。
30年間サポートの段階でも「大手ハウスメーカー」と比べたらやや期間が短いですが、さらに有償工事を行わないと最短10年で終了してしまいますので、要注意ですね。
※詳しくは「ハウスメーカーのアフターサービスは超重要!その本当の理由とは…?」の記事をご覧ください。
住宅営業マンの対応力
「営業さんは親身になって対応してくれたので、安心してマイホーム計画を任せることができた」
「工事監督の人が、全く近隣の方に対して配慮がなく、新天地での暮らしで気を使いながら生活しなければいけなくなった…」
クレバリーホームの営業マンの対応や、その他のスタッフの対応に関しても、やはり
「フランチャイズならではの「店舗ごとの対応力のばらつき」がある」
ことが感じられる評判・口コミが多いですね。
なので、クレバリーホームで「営業マンの対応力」を検索しても、あまり信憑性の高い情報は手に入れられないと考えられます。
クレバリーホームについて気になられる方であれば一度、最寄りの展示場へ足を運んで「営業マンや各スタッフの対応姿勢」を確認する必要がありそうです。
口コミから知るクレバリーホームの評判
クレバリーホームの評判を掲載しておきます。
私が競合した経験から伝授したいクレバリーホームの評判
私が住宅営業マンとして働いていた際にも、クレバリーホームとバッティングする機会が少なからずありました。
その時に出会ったお客様の印象や評判などを元に、リアルなクレバリーホームの印象を私からお伝えさせていただきます。
クレバリーホームで建築するのに向いている人はこんな人
これまでの口コミ・評判から考えられる「クレバリーホームでの建築が向いている人」はこのような方々です。
●評判から考えられる「クレバリーホームでの建築が向いている人」●
- 低価格で建築を考えている方、または考えなければいけない方
- 工務店にはない「一定基準をクリアした性能・保証の安心感」を得たい方
- タイル外壁に魅力を強く感じられる方
- 地元の工務店とハウスメーカーの中間の位置付けの建築会社で建築を考えたい方
上記のような方々は、クレバリーホームでの建築が向いていると考えます。
まとめ…クレバリーホームと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事ではクレバリーホームの評判・口コミをご紹介して参りましたが、クレバリーホームでマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。