元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目から秀光ビルドの評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- 秀光ビルドのリアルな評判を知りたい
- 秀光ビルドの営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社と秀光ビルドの評判を比較したい
- 秀光ビルドに関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度

- 作成した間取りの数は、契約前プランのこだわりとアイデアの量に比例する!
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秀光ビルドってどんな会社?
この記事をご覧の方は、秀光ビルドの家の評判や口コミを知りたい方、もしくは秀光ビルドで契約してマイホームを建てようか検討している方も多いのではないでしょうか。
秀光ビルドは1991年に石川県で創立されたハウスメーカーで、「工務店のようなコスト」で「ハウスメーカーのような性能と安心」を提供する住宅会社でございます。

先に秀光ビルドの口コミを少しだけご紹介しておくと、
「一流メーカーは高くて手が届かず、予算が低かったので建てられる安そうなメーカーの営業所に見学に行ったりしました。秀光ビルドは安かったし、自由設計が可能だったので決めました。」
「私たちは何よりも予算重視で建築を検討していました。ネット情報ですがいわゆる坪単価を調べたりした結果、予算内に入りそうだったので秀光ビルドさんに見学に行きました。建てられる家もしっかりしていると感じたので契約しました。」
「一番は金額の安心感が大きい。何よりも秀光ビルドしか希望の金額で提案を受けられなかった。実際に住んでみると出来がイマイチだと感じる内容もあるのだが、安い金額との兼ね合いを考えれば妥協しなければいけないから、忙しかったこともあって特にクレームにもしていない。」
など、特にコストパフォーマンスに関するポジティブな評判が目立ちますね。
安かろう・悪かろうの家では一生に一度の買い物にふさわしくありませんので、秀光ビルドの家の性能やデザイン、引き渡し後のサポート体制も気になる所ではないでしょうか(後ほど詳しく解説いたします)。
会社概要から考えられる秀光ビルドの評判・口コミ
秀光ビルドの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社 秀光ビルド |
---|---|
設立 | 平成3年10月8日(1991年) |
資本金 | 7,800万円 |
代表取締役社長 | 本間 航也 |
従業員数 | 562名 |
売上高 | 332億円 (2019年度 第29期) |
本社 | 石川県加賀市山代温泉29-54番地 |
扱う住宅の構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 宮城県、福島県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、愛媛県、徳島県、高知県、香川県 |
住宅販売戸数 | 年間200棟前後 |
理念 | Build trust(信頼を構築しよう) |
秀光ビルドに在籍する建築士は多数
上記の通り、秀光ビルドでは、北は宮城県、南は四国エリアまで、日本各地に建築エリアを広げております。

1991年に操業して以来、着実に実績を伸ばし続けているハウスメーカーですが、直近の7年間(2021年現在)をみると、なんと売上を300億円も伸ばしております。
管理人個人的に、少子高齢化に伴う業界縮小の逆風に晒される中、このように大幅な業績の向上を実現している点を踏まえると、今後も伸び続ける勢いのあるハウスメーカーであるを感じております。
また、秀光ビルドの従業員の内、一級建築士22名、二級建築士120名と全体の内25%が建築士でございます。
私が住宅営業マンとして働いていた頃、自社の中でこれほど多くの建築士を保有しているハウスメーカーはそう多くないですし、デザイン・自由設計で有名なフリーダムアーキテクツデザイン社でも、一級建築士・二級建築士合わせて72名なので、大手の設計事務所と比較しても、秀光ビルドには数多くの設計のプロが在籍していると言えます。
秀光ビルドでは、商品ライプによっては自由設計のプランニングが可能なので、家づくりの実績が豊富な建築士が多数在籍してる点も魅力的な会社だと感じます。
Webシステムを活用したサポートが魅力
また、管理人個人的に、秀光ビルドではWebシステムを活用した住まい提案やサポートを実施しておりますので、その点に関しては他のハウスメーカーではあまり見られない独自の試みであり、秀光ビルドの会社的な魅力が表れたサービス内容だと感じております。
例えば、秀光ビルドでは、

このようにオンラインで面談をお願いできたり、

このようにWebを介して間取り・外観などのプラン提案を受けることができます。
住宅業界全般的に、ITを活用したサービス対応に取り組めている会社は比較的少ないのですが、昨今のご時世、秀光ビルドのようなWebシステムを活用して家づくりが行えるのは、お客様としてもとてもありがたいはずです。
また、契約後につきましても、

このように、Web上でいつでもどこでも施工状態のチェックや建築工程の確認が行えます。
なかなか頻繁に確認ができない現場の状況をスマホや自宅のPCでチェックできるのは、とてもありがたいですね。
秀光ビルドと比較検討されやすいハウスメーカー
私が住宅営業マンとして働いていた経験の中で、秀光ビルドと競合した経験も何度かございます。
その際にお客様が合わせて見ていたハウスメーカーや、当サイトに寄せられた評判・口コミから分析した「秀光ビルドと比較検討されやすい」ハウスメーカーは以下の通りです。
▼秀光ビルドと比較検討されやすいハウスメーカー▼
タマホーム
レオハウス
総建ハウジング
アイフルホーム
ユニバーサルホーム
etc…
こう見てみると、秀光ビルドと比較検討されやすハウスメーカーの特徴として、
- 木造住宅を主に扱っている会社
- ローコストで金額の評判が良い会社
と考えることができますね。
秀光ビルドも上記の特徴を兼ね備えたハウスメーカーでございますので、これから秀光ビルドの家の特徴に関して、詳しく確認していきましょう。
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秀光ビルドの総合評価と項目ごとの評判・口コミ
この章では、初めに秀光ビルドの総合評価をご紹介し、その後で各項目ごとの内容に沿って評判・口コミを見ていきたいと思います。
総合評価は、秀光ビルドの特徴を「①.会社の規模感」「②.住宅性能」「③.デザイン」「④.価格」「⑤.保証・アフターサポート」「⑥.住宅営業マンの対応力」の6項目に分類し、多角的にまとめたデータになります。
秀光ビルドの総合評価 | |
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▼秀光ビルドの特徴▼ 1991年に創立後、勢いをそのままに日本各地へ住まい事業領域を拡大し続ける注目のローコストメーカー!高いコストパフォーマンス性とお客様に寄り添った提案内容に子育て世代からの評判は良好です。 | |
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
それでは、総合評価の各項目の内容に沿って、秀光ビルドの評判・口コミを解説してまいります。
会社の規模感・信頼度
まずは、秀光ビルドの会社の規模感から、家づくりを任せることにおいての安心感・信頼度を見ていきましょう。
先ほどもご紹介した通り、秀光ビルドは、
- 直近7年間(2021年現在)で売上を300億円も増加させ、急成長を続けている
- 従業員数は550名を超え、且つ建築士は全社員の25%を占めている
- 世の中の流れに沿って、WebやITを取り入れた商談・サービス提供をいち早く取り入れている
などの特徴を持つ成長企業なので、今後も益々会社の規模感を大きく膨らませ、対応サービスや対応領域を拡大させることが期待できます。
なので、秀光ビルドに家づくりを任せることにつきまして、一定の信頼感を寄せることができると考えられますね。
ただし、管理人個人的に秀光ビルドは、
- ハウスメーカーと工務店のいいところ取りをしたような会社なので、逆に秀光ビルドならではの特徴が少ない
- 急成長企業なので、エリアや展示場ごとに対応サービスにムラが出る可能性もある
などの特徴もあるハウスメーカーと言うこともあり、(秀光ビルドに限った話ではございませんが)今後はM&Aで合併・吸収が行われたり、競合他社に売上を奪われたりする可能性も、もちろんあります。
当サイトに寄せられた秀光ビルドの評判の中にも、
「大きな買い物だと思うので慎重にたくさん情報収集をすることもオススメします。何度も買い換えられる物でもないので、家の性能やデザインではなく、建てる会社や工務店の実績や技量まで多数比較しながら家づくりを進めた方がいいす。」
と言う口コミもありますし、管理人個人的な意見としても、契約前の段階で複数の住宅会社の情報を収集・比較検討しておくことをオススメいたします。
秀光ビルドの住宅性能の評価
次に、秀光ビルドの住宅性能に関する評判・口コミをご紹介いたします。
先に、性能面についての口コミをお伝えしますと、
「安かろう悪かろうでは嫌だったので品質や設備面の充実さや間取りなども検討して頂き、その結果秀光ビルドである程度満足できる家が予算内に入っていたので決めました。」
「住み心地は当然ですがまだ新築なのでとても快適です。断熱性・気密性もいいと思います。秀光ビルドの担当者の方から基準をクリアした家だと聞きましたし実際に住んでみても極端に寒かったり、暑かったりはしないです。」
などのポジティブな内容もあれば、
「新居に引っ越してから実感しましたが、結露がすごいです。うまく換気できているのか疑問に思いますが、ローコストな家なので仕方がないと割り切っています。」
「秀光ビルドでは、間取りの規定から少し外れただけでも長期優良住宅は無理になるようです。秀光ビルドの決められたルールで建てれば、安くてもそれなりの家が建てられると思います。でも、要望は通らないことが多いです。」
など、ネガティブな評判もいくつか確認できました。
秀光ビルドでは「標準仕様」と「オプション仕様」が用意されており、オプション仕様を取り入れながら家づくりを行なったご家族様は性能に関する口コミがポジティブな傾向にあり、逆に標準仕様(追加費用なしで価格を優先したマイホーム計画)で家を建てた方の評判は、少々ネガティブな印象がありますね。
例えば、
- 制震ダンパー(SKダンパー)
- 吹き付け発泡ウレタン断熱
- 断熱サッシ
などは標準仕様で全邸に適応されますが、
- ZEH基準をクリアする性能
- 長期優良住宅の取得
- 耐震等級3の取得
- 省令準耐火構造の性能
のようなワンランク上の家づくりを行う際には、別途オプション費用が必要となるので、その点は契約の前に注意して確認と検討をするようにしましょう。
ただし、管理人個人的な意見としては、秀光ビルドは「ローコストハウスメーカー10社を対象としたアンケート調査」において、
- 「価格が明瞭」
- 「コスパに優れている」
- 「品質が高い」
の3項目で第一位に選出されている点からも、同価格帯のローコストメーカーの家と比べると品質や性能面は優れていると感じております。

さすがに、大手ハウスメーカーと比較すると家の性能は劣っていると考えられますが、秀光ビルドは価格やコストパフォーマンスが他社と比較した際の優位点なので、最終的に何を重視してマイホーム計画を進めるかによって、秀光ビルドの住宅性能の捉え方・見方も大きく異なってくると考えられますね。
秀光ビルドの耐震性・耐久性
秀光ビルドの家は木造住宅で、木造軸組工法で建てられます。
先ほどお伝えした通り、秀光ビルドの標準仕様には長期優良住宅や耐震等級3の取得が含まれておりませんので、耐震性にこだわる方は、追加費用を払ってでも、これらの認定を受けた上で家を建てることをおすすめします。


秀光ビルドのSKダンパー
ただし、秀光ビルドの家には全邸標準で制震ダンパー「SKダンパー」が搭載されております。

本拠地の石川県で金沢工業大学に技術協力を依頼して秀光ビルドが独自で開発した制震装置であり、
- 1F部分の揺れを45%軽減
- 2F部分の揺れを70%軽減
- 阪神・淡路大震災、熊本地震レベルの揺れに10回以上耐え、無傷
など、自社で耐震実験も行い、地震に耐え得る住宅性能を証明しております。

私が住宅営業マンとして働いていたころ、大手ハウスメーカーの中でも制震装置はオプション扱いとしていることが多かったので、その点においては秀光ビルドの耐震性に安心を感じます。
また、秀光ビルドと同価格帯の工務店やローコスト住宅メーカーでは自社で耐震実験を実施していないことが多いので、その点も耐震性に対する秀光ビルドのこだわりを感じますね。
秀光ビルド断熱性
秀光ビルドの断熱性に関しても見てみましょう。

このように、秀光ビルドの家で使用される断熱材は「発泡ウレタン断熱」が標準です。
発泡ウレタン断熱には、
- グラスウールのような湿気を含むリスクが少ない
- 構造体の内側から隙間なく断熱材を発泡させるので、断熱欠損が少ない
- 経年劣化やずれ落ちる心配が少なく、耐久性に優れている
など、グラスウールのデメリットを解消しつつ外張断熱のメリットを備えたような特徴があります。
グラスウールや外張断熱について詳しく確認したい方は、下記の記事をご覧になってください。
大手ハウスメーカーでも発泡ウレタン断熱をオプション扱いとしている会社も多くありますので、標準仕様で発泡ウレタン断熱を取り入れられる点は魅力的ですね。
ただ、秀光ビルドの評判の中には、
「吸気口は各部屋にありますが、換気システムがついているわけではないと思います。掃き出し窓の調整がちょっと難しく、隙間が気になります。建て付けが悪いのではないかと思います。」
「冬は近づくとものすごく寒いので自分で隙間対策をしています。その点が不満です。他は気密性もありますし、不満はありません。」
など、快適性に関わる項目(気密性や換気システム)の口コミにネガティブな内容が確認できますので、注意する必要がありそうです。
特に、気密性に関して気になる方は、C値で気密性を数値化することができますので、他社の気密性と比較する意味でも、秀光ビルドのC値を営業マンに聞いておくようにしましょう。
家づくりを行う際に、なぜ気密性や換気システムが重要なのか、下記の記事で私の住宅営業マン時代の経験も含めて解説しております。
秀光ビルドの間取り・外観のデザインに関する評判
それでは次に、秀光ビルドの間取りや外観を含むデザイン面の評判・口コミを見ていきましょう。
秀光ビルドの家には5つの商品タイプが用意されており、各商品ごとにデザインの幅や自由度が異なります。
先に、ざっと秀光ビルドのデザインに関する評判をご紹介しますと、
「間取りの中でも、ウォークインクローゼットは広くとり、棚の幅や数も指定したので使いやすいです。コンセントもたくさん設置できました。以前に住んでいたマンションで不満だった点が解消されて満足です。」
「全体的に内装が雑だなという感じはあります。秀光ビルドが選んだ職人さんが未熟だったのでしょう。ただ、好きな壁紙を購入してそれを貼ってもらったりできたので、その点は良かったです。」
「秀光ビルドで契約しました。女性の担当者だったので、色々と相談に乗ってもらいやすかったです。キッチンと洗面の導線を近づけてもらったり、すぐに洗濯物を干すために洗面所から外に出られるようにしてもらったり、かなり好き勝手にやらせてもらえました。」
など、良い口コミもあればネガティブな印象を持たれている方の評価も確認できますので、ご家族様ご自身のデザインのこだわり度よって、選択する商品タイプを正しく選別することが重要となります。
順に、秀光ビルドで建てられる商品タイプを見てみましょう。
商品タイプについて、及び商品タイプと坪単価の関係性に関して、下記の記事で解説しております。
秀光ビルドの5つの商品タイプ
秀光ビルドで用意されている商品タイプは、下記の通りです。
- SL-J
- UL-J
- Xシリーズ
- Tシリーズ
- KSシリーズ
先にお伝えしておくと、KSシリーズは「賃貸経営」を始めたい方向けの商品モデルとなっておりますので、一般的な居住用の戸建て住宅を建てる方には向きません。

UL-JとTシリーズは「自由設計で家づくりがしたい」方におすすめ
このように、家の間取りや外観に要望やこだわりがあり、自由自在にマイホームをデザインしたい方には、秀光ビルドのUL-J、もしくはTシリーズがおすすめです。
▼UL-J▼

▼Tシリーズ▼

UL-JとTシリーズ、共に自由設計が可能な商品タイプでございますので、吹き抜けや2階LDK、スキップフロア、多層階の空間演出など自由にプランニング可能です。
秀光ビルドのデザインに関する評判が良いのは、このUL-JとTシリーズで家を建てた方からの口コミによるところが大きく、
「キッチンと水回りの動線にこだわりました。以前の賃貸マンションで収納に困っていたのでLDKもそうですが洗面所付近のたくさんの収納スペースを設けたので自慢のポイントですし妻もママ友から評判だと言っていました。外観は黒で統一したのでシックな雰囲気になっていますがこれは好みなので分かりませんね。」
「無駄を省いた間取りが気に入っています。まず、実家のような長い廊下や広すぎるキッチンはいらないと思っていました。その分各部屋の広さも取れたし、暮らしやすい家になりました。」
など、理想の間取りや好みの外観で家が建てられたことに満足されているご様子が伺えます。
なので、秀光ビルドで自由設計の家づくりがしたい方は、UL-JとTシリーズのどちらかでプラン作成をお願いしましょう。
Xシリーズは「高い住宅性能の家が建てたい」方におすすめ
安かろう悪かろうの住まいづくりではなく、品質の良い材料や構造材を取り入れた家づくりがしたい方は、秀光ビルドのXシリーズがおすすめです。

Xシリーズは、「自産自消する家」がコンセプトの商品であり、そのコンセプト通り、生活する上で必要なエネルギーを太陽光発電や蓄電池を利用して賄うことができる程に高い性能を兼ね備えております。
反面、住宅性能を維持するため、ある程度、間取り・外観の規制が設けられておりますので、UL-J・Tシリーズのような自由設計で家づくりを行うことは難しいです。
室内の内装や証明が選べたら満足!という方や、家の性能を優先してマイホーム計画を立てている方は、Xシリーズで家づくりをお願いすることをおすすめします。
SL-Jは「金額を抑えた家づくりがしたい」方におすすめ
最後に、できるだけ金額を抑えたマイホーム計画を立てたい方は、秀光ビルドのSL-Jがおすすめです。

管理人個人的には、このSL-Jが最も秀光ビルドらしい商品だと感じており、
- 発泡ウレタン断熱
- 水回りの設備(キッチン、洗面、UB、トイレ)
- 保証・アフターサポート
などが「フルサポートコミコミ価格」によって全て含まれております。
簡単に言えば、必要最低限の内容が全て標準仕様として含まれている商品タイプとなります。
ただ、SL-Jは自由設計ではなく規格型住宅なので、

このように、秀光ビルドが用意した100プランの中から間取りや外観を選択するため、細かな要望を形にすることは難しいでしょう。
SL-Jで家を建てた方の評判・口コミとしては、
「住んでみると、もっとこうすれば良かったということはありますが、スタンダードな間取りなので大きな不満はありません。どこで建てても一緒だと思いますし。」
などが確認でき、そこまで家のデザインにこだわりがない方が選択している傾向にあるようです。
家のデザインよりも価格重視の家づくりをご希望の方は、SL-Jでプラン提案を受けることをおすすめします。

価格(坪単価)/お買い求めやすさ
次に、秀光ビルドの価格に関する評判・口コミを見ていきましょう。
この記事の冒頭でもご紹介した通り、秀光ビルドは価格面に関する評判がとても良いです。
口コミをご紹介すると、
「耐震性についてもしっかり保証してほしかったので、オプションになりましたが耐震等級3の仕様でお願いしました。ただ、追加でお金が発生したのが等級取得の申請料10万円ちょっとだったので、間取り自体で追加の費用がかからず、その点は秀光ビルドならではのメリットなのかなと。」
「そもそも家を建てるのにどのくらいの金額がかかるのか知らなかったのですが、秀光ビルドの営業さんにじっくり説明をしてもらい、家づくりの適正金額についてじっくり説明してもらうことができました。秀光ビルドではキッチンや洗面、お風呂なども金額に含んで低コストな提案をいただくことができました。」
「安く建てたいなら妥当だと思いますが、しっかりプランを固めて、削っていくとかしないとダメです。提案は期待できませんし、人によっては間違いも多いかも。」
など、冒頭にご紹介した評判・口コミ以外でも、価格に関するポジティブな感想が多数確認できました。
秀光ビルドの平均的な坪単価は、35万円〜45万円でございます。
最多価格帯の坪単価が「40万円/坪」前後であるため、ローコスト住宅メーカーの中でも比較的低い価格帯の商品タイプを扱っていることが確認できますね。
秀光ビルドでは、
- 資材・機器などの一括購入によるコストカット
- 各種メーカーとの専属契約
- 社内で資材を調達することによる中間マージンのカット
など、コストカットができるような独自の体制づくりを行っているため、他社と同クラスの商品でも、より低価格で提供することが可能なのですね。
秀光ビルドのフルサポートコミコミ価格って、どう?
秀光ビルドでは、

このように、契約時の金額に建物費用以外の金額も含めて標準仕様とする「フルサポートコミコミ価格」を採用しております。
具体的には、
- 仮説工事費
- 確認申請・図面作成費用
- 屋内・屋外給排水工事費
- 地盤調査費用
- 水回設備
- 照明器具
- 保証・アフターサポート
- WEB品質検査サービス
が標準仕様として最初からマイホーム計画に組み込まれているため、契約後に追加費用が発生する恐れがないというのが魅力的ですね。

秀光ビルドの「フルサポートコミコミ価格」の内容であれば、私が住宅営業マンをしていたころ、同じように標準しようで見積もっているハウスメーカーはたくさんありましたし、私が在籍した住宅会社でも同様の対応を行なっていたため、正直そこまで特別な対応とは言えないでしょう。
なので、フルサポートコミコミ価格だから安心と思い込まないようにしてくださいね。
あくまでも、重要なのは提案されたお見積もり書の総額が資金計画内に収まっているかどうか、です。
住宅性能に関しては、オプション扱いの内容が多い
また、秀光ビルドでは多くのオプションが用意されております。

他にも、性能の評判・口コミでもご紹介した通り、
- 長期優良住宅
- 耐震等級3
- 省令準耐火構造
などは、ハウスメーカーの中では全邸標準仕様としている会社もありますが、秀光ビルドでは標準外(オプション扱い)となります。
なので、秀光ビルドで契約を検討する際は、契約前に標準仕様に含まれている設備や照明のグレード・数を確認しておくようにしましょう。
いくらフルサポートコミコミ価格と言えど、納得できる仕様のものが含まれていなければ、結局はオプション費用を支払う必要が出てきます。

保証とアフターサポートの評判
次に、秀光ビルドの保証やアフターサポートなど、マイホーム引き渡し後のサポート体制に関する評判・口コミを見ていきましょう。
秀光ビルドの保証は引き渡し後10年間が標準
まず、秀光ビルドの保証ですが、引き渡し後10年間保証が標準仕様で備えられていることが確認できました。

いわゆる瑕疵担保責任保険の内容ですね。
瑕疵担保責任保険は、国によって定められた加入必須の保証であり、秀光ビルドに限らず、大手ハウスメーカーや地元の工務店・ビルダー会社で家を建てた場合も適応されます。
その他にも、秀光ビルドではしろあり保証や地盤保証も備えられておりますが、どの住宅会社で家を建てても必須の保証内容なので、秀光ビルド独自の保証内容という訳ではございません。

- 保証期間は引き渡し後20年間
- 延長保証で10年間の延長保証あり
- 有料メンテナンスで引き渡し後30年間保証適応
など、瑕疵担保責任保険以外にメーカー独自の保証を備えている会社が多かったので、やはり大手ハウスメーカーと比較すると秀光ビルドの保証内容にはやや物足りなさを感じますね。
とはいえ、瑕疵担保責任保険にも(費用はかかりますが)延長保証制度はございますので、引き渡し後の家の保証を気にされる方は、家づくりの資金計画に延長保証にかかる費用も最初から組み込んで検討することをオススメ致します。

一点、管理人個人的にご紹介しておきたいのが、秀光ビルドの住宅設備保証サービスです。

キッチンやトイレ、エアコン、床暖房、給湯器など、様々な住宅設備に対して「引き渡し後40年間の保証」が備えられており、これは秀光ビルド独自の保証内容と言えます。
秀光ビルドのアフターサポートは引き渡し後10年間のみ
次に、秀光ビルドのアフターサポートですが、引き渡し後10年間の無料点検サポートのみであると確認ができました。

先にお伝えさせていただくと、秀光ビルドのアフターサポートは他社と比べるとそこまで手厚いサポートとは言えず、口コミを見ても、
「アフターメンテナンスの対応はあまりよくないと思います。こちらから連絡して、確認にきてもらえたのが3週間後でした。今度から自分で業者に連絡しようと思います。」
「無料点検は全く期待していませんでした。調整はしてくれましたが、汚い雑巾とコーキング剤を持ってきて、その雑巾をダイニングテーブルに置かれた時にはもう来ないで欲しいと思いました。」
など、あまり良い評判は見られませんでしたね。
他のハウスメーカーのアフターサポートを見ると、
- 引き渡し後60年間の無料点検サポート
- 引き渡し後20年間の無料点検+延長サポートあり
など、より長期間のアフターサポートを実際する会社は多くございます。
管理人個人的に、引き渡し後10年間という期間ではなく、むしろ頻度の方が少し手薄に感じており、秀光ビルドでは引き渡し後2年目と10年目の合計2回のみ実施となっております。
ただし、秀光ビルドでは無料点検サポート以外にも、緊急駆け付けサービスというサポートも備えられており、
「アフターサポートは正直そこまで利用していないのですが引渡してすぐに気がついた傷などはすぐに対応してくださり、綺麗になりました。」
というようなポジティブな評判・口コミも寄せられておりますので、こちらから連絡すれば概ね対応はしてもらうことができそうですね。

管理人個人的には、こちらが気が付いていない箇所を早期発見・早期治療してもらうことが無料点検サポート(アフターサポート)の意義であり、家づくりにおいてアフターサポートが重要である理由とも言えますので、その点も踏まえて秀光ビルドの保証・アフターサポートの内容を確認するようにしてくださいね。
アフターサポートの重要性に関しては、下記の記事で詳しくご紹介しております。
・住宅営業マンの対応力とその口コミ
最後に、秀光ビルドの営業マンに関する評判・口コミをご紹介いたします。
秀光ビルドの営業マンに対する口コミをご紹介しますと、
「担当さんも設計士の方も工事の方も丁寧で親切で好印象です。夢のマイホームが叶ったので私もそうですが妻も子供も喜んでいます。」
「営業マンの方は知識が豊富でどちらかと言うとベテランの方だと思います。親切でしたし質問に対する回答も迅速だったので家族全員、好印象ですし頼りになる方だと思っていました。数点打ち合わせ中に聞いた内容との相違点もありましたがクレームを言うような内容ではないので今となっては笑い話です。」
「営業マンも現場監督もイマイチでした。提案もなく、こっちが勉強しておかないとダメです。あるあるかもしれませんが、やっぱりこれはこうしないとダメみたいです的な事が何度かあり、え?今さら?という事もありました。ただ、言えば何でもすぐ対応してくれたので、良かったです。」
など、良い評判もあれば、逆に悪い評判についても同じくらい確認することができました。
秀光ビルドで家づくりを行う場合、人によって当たり外れが激しいハウスメーカーであると考えられます。
このように、展示場単位で営業マンの雰囲気や対応姿勢が変わることは、決して秀光ビルドに限った話ではなく、私が住宅営業マンをしていたころ、同じような状況の住宅会社もたくさん見てきました。
ただし、秀光ビルドでは、現在急激に実績を積み重ね、急速に販売網を拡大させているハウスメーカーなので、成熟した会社と比べると、会社の方針・スタイルが営業マンまで浸透していないことが考えられます。
また、契約前の時点では営業マン自身がデザイン提案を行う可能性が高いので、営業マンの出来の良し悪しは、家の間取りや外観デザインのヒアリング、提案内容にまで影響してくる点についても、管理人個人的に懸念している点でございます。
評判・口コミの内容からも、秀光ビルドは営業マンの見極めをしっかりと行う必要があると言えますので、下記の記事を参考に、マイホームを任せる際に安心ができる営業マンを探すようにしてくださいね。
信頼できる住宅営業マンの見極め方を、元住宅営業マンが体験談を踏まえながら解説しております。
当サイトに寄せられた秀光ビルドの評判・口コミのご紹介
秀光ビルドの評判、口コミをいくつか掲載させていただきます。
住宅営業マン時代の経験より、管理人が伝える「秀光ビルドの評判・口コミ」
この記事の前半でもお伝えしましたが、私が住宅営業マンとしてハウスメーカーで勤務していた頃、秀光ビルドを検討されているお客様の接客をした経験が何度かございます。
その時に出会ったお客様から仕入れた情報や、実際に管理人が感じる秀光ビルドの印象について、当該メーカーの評判・口コミという形でお伝えいたします。
秀光ビルドで家を建てるのに向いているのはこんな人
当サイトに寄せられた秀光ビルドの評判・口コミから考えられる「秀光ビルドで家を建てるのに向いている人」はこのような方々でございます。
▼評判・口コミから考えられる、秀光ビルドでの建築が向いている方▼
- 金額を最優先に考えてマイホーム計画を立てている方
- 契約時点で、マイホーム計画の大枠の金額を固めてしまいたい方
- 間取りや外観など、家のデザインにそこまでこだわり・要望がない方
- 低価格で家を立てたいけど、耐震性や断熱性も譲れない方
以上の内容に当てはまる方は、秀光ビルドに間取りや見積もりの作成依頼をしてみるのもいいかもしれません。
最後に…秀光ビルドと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事では秀光ビルドの評判・口コミをご紹介して参りましたが、秀光ビルドでマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。