元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目から木下工務店の評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- 木下工務店のリアルな評判を知りたい
- 木下工務店の営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社と木下工務店の評判を比較したい
- 木下工務店に関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度
- 作成した間取りの数は、契約前プランのこだわりとアイデアの量に比例する!
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木下工務店ってどんな会社?
この記事をご覧になっている方々の中には、将来木下工務店で家づくりを進めたい方や、逆に「木下工務店ってどこ?」という状況の方など、様々いらっしゃるかと思います。
木下工務店は、東京・埼玉・千葉・神奈川を主な拠点として家づくりを行っている住宅会社で、当サイトに寄せられた主な評判の内容としては、
「木下工務店で家を建てました。3社で最後まで契約メーカーを迷っていましたが、木下工務店で決めた理由はデザインです。他のメーカーから提案されたプランは正直あまりワクワク感がなく、予算内に納めてきたんだろうな・・・という印象が強かったです。一方木下工務店は、私たちの要望に対してそれ以上の間取り提案をしていただき、内装や外装もセットで検討いただいたので、大満足のお洒落な家が建ちました。」
「木下工務店は価格が安いと聞いていましたが、ローコストメーカーみたいに、そこまで安くはなかったです。ただ、同じ価格であれば他社よりも複雑な動線にも対応していただくことができるので、コスパがいいのは間違いないかと。」
「木下マイスタークラブ?があなたの家をトータルサポートします!と説明されましたが、工事中も近隣からの苦情が来たり作業後の掃除が煩雑だったりと、行いが悪いと感じました。同業種に勤める友人に聞くと、過去は技術力のある職人をたくさん抱えていたらしいけど、今は会社の規模縮小によってより好条件の工務店やハウスメーカーに引き抜かれたそうです。」
など、特にデザイン・価格に関する口コミの内容は好評で満足されている方が多いのが分かりますが、逆に会社の体制や引き渡しまでのサポート内容に不満を感じている方々の口コミも多いことが確認できました。
木下工務店の会社・家の特徴をしっかりと把握して、自分たちのマイホームを任せられる会社かどうか、しっかりと検討していただけますと幸いでございます。
会社概要から考えられる木下工務店の評判・口コミ
木下工務店の会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社 木下工務店 |
---|---|
設立 | 平成24年3月14日 (創業 昭和31年3月23日) |
資本金 | 1億円 |
代表取締役社長 | 田中 耕三郎 |
従業員数 | 103名(2020年1月現在) |
売上高 | 1,200億円(2019年3月期)/ グループ連結売上高 |
本社 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー9F |
扱う住宅の構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 |
住宅販売戸数 | 約700戸/年間 |
理念 | 家づくりのマイスター |
木下工務店は、創業後60年もの間、多岐に渡る事業展開を行う老舗
実は、木下工務店は、住宅事業だけを行う会社ではなく、
このように、不動産(土地の売買)や賃貸事業などの住まい領域はもちろん、保育や福祉、観光業やスポーツ事業(スポンサー)など、様々な領域で事業を行っている会社でございます。
なので、上記概要表の売り上げ額は、木下グループの事業全ての売り上げを合算した金額ということになります。
管理人個人的には、新築戸建ての建築業のみ一本化して行っている工務店よりも、木下工務店のように複数の事業を行っている住宅会社の方が、事業柱が複数に分散されている分、何かあった時にも支えられる柱が他にあるので安心できると感じます。
また、創業60年という歴史につきましても、大手ハウスメーカーと同等かあるいはそれ以上に長い実績と言えますので、その点に関しても「木下工務店で家を建ててすぐに倒産しないかな…」というような、建築後の不安を払拭する材料と考えることもできますね。
木下工務店と比較検討されやすいハウスメーカー
私が住宅営業マンとして働いていた経験の中で、木下工務店と競合した経験も何度かございます。
その際にお客様が合わせて見ていたハウスメーカーや、当サイトに寄せられた評判・口コミから分析した「木下工務店と比較検討されやすい」ハウスメーカーは以下の通りです。
▼木下工務店と比較検討されやすいハウスメーカー▼
一条工務店
オープンハウス
住友不動産
アイ工務店
ミサワホーム(木造)
etc…
木下工務店を検討されている方々は、逆に上記のハウスメーカーも比較して見学してみると、新しい発見があっていいかもしれません。
木下工務店の総合評価と項目ごとの評判・口コミ
この章では、初めに木下工務店の総合評価をご紹介し、その後で各項目ごとの内容に沿って評判・口コミを見ていきたいと思います。
総合評価は、木下工務店の特徴を「①.会社の規模感」「②.住宅性能」「③.デザイン」「④.価格」「⑤.保証・アフターサポート」「⑥.住宅営業マンの対応力」の6項目に分類し、多角的にまとめたデータになります。
木下工務店の総合評価 | |
▼木下工務店の特徴▼ 完全自由設計のデザイン住宅を販売する歴史深きハウスメーカー。他のメーカーと同価格でこだわりを持たせた間取り・外観が実現でき、自分たちらしさを追求したマイホーム計画を立てられる会社と言えます。土地探しから建築後のリフォームまで同グループに依頼できるのも魅力の一つ。 | |
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
それでは、総合評価の各項目の内容に沿って、木下工務店の評判・口コミを解説してまいります。
会社の規模感・信頼度
木下工務店の会社規模ですが、
- 従業員数100名前後
- 年間販売棟数700戸程度
- 建築対応エリアは関東エリアの一部のみ
などの情報を見ると、大手ハウスメーカーや中規模のビルダー会社、またフランチャイズ住宅メーカーと比べて規模感が小さいと言わざるを得ないしょう。
少数ですが、当サイトに寄せられた評判で、
「木下工務店という会社から電話がかかってきましたが、名前の知らない会社だったのでその後は無視しました。後日わかったのですが、旦那が展示場の見学に行ったみたいで、そこで記入したアンケートから電話してきたみたいです。」
「以前、総合住宅展示場へ足を運んだことがあり、各展示用かなり賑わっていたのですが、木下工務店の展示場は閑古鳥が鳴いていました。」
などの口コミから考えるに、世間の認知度が低いために高評価を受けていない印象を感じました。
木下工務店は、総合生活企業として様々な領域で事業展開を行う木下グループの傘下に属するハウスメーカーです。
同グループ内の企業数は30社を超え、住まいの事業領域だけでも6社が共同してサービス提供を行っております。
戸建て住宅販売を行なっているだけの住宅会社や、単体で事業を進めているハウスメーカーと比べると、会社の規模は小さいが大きなグループ企業に属する木下工務店の方が安心できる側面も存在すると考えられます。
とは言え、木下工務店の規模感では、自分たちのマイホームを任せられる会社か判断することが難しいと考えられる方の方が大多数でしょう。
これからご紹介する「木下工務店の家の特徴」や「保証・アフターサポート」の内容を確認し、総合的に検討した上で判断することとお勧めします。
木下工務店の住宅性能の評価
次に、木下工務店の耐震性や断熱性などの、家の性能面に関する情報を、評判・口コミと絡めながら確認していきましょう。
結論からお伝えすると、木下工務店の性能に関する評判としては、
「耐震対策にはかなりのこだわりが感じられたので、木造思考の私でも最終的には安心して家づくりを任せられた。10社以上の会社の耐震対策の話を営業から聞いたが、木下工務店の場合は地震保証もセットで付けているので、耐震性への自信が表れていると思った。」
「以前に住んでいたアパートでは一番上の階だったので、夏場は本当に暑くて寝られなかったです。でも、木下工務店の家は、屋根までしっかり断熱しているので、夏場も熱くなりすぎることはなくて、快適に過ごせるようになりました。」
など、割とポジティブな口コミが確認でき、高評価が寄せられておりますね。
木下工務店の住宅構造
木下工務店の家の構造は、木造軸組工法とツーバイフォー工法の2種類あります。
木造軸組工法とツーバイフォー工法の解説は、以前下記の記事で詳細に行っておりますのでここでは割愛しますが、もし両者の広報の違いが分からないと言う方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご覧になって下さい。
木造住宅の基本的な特徴を全てまとめて解説しております。
どちらかと言うと、木造軸組工法の方が間取り・外観の自由度が高く、デザインに関する評判が良いですが、耐震性や耐久性に関してはツーバイフォー工法の方が評判が良いですね。
木下工務店では、ご家族様の希望に応じて構造を選択して家づくりを進めることが可能です。
特筆すべき点としては、木下工務店では木造軸組工法(およびツーバイフォー工法に関しても)に対して、独自の耐震対策が施されております。
DUOフレーム工法で制震の技術を搭載
木下工務店の家は、構造体の中に制震ダンパーを搭載しています。
その構造の名称を「DUOフレーム工法」と名付けております。
DUOフレーム工法では、下記の写真のように、備え付けられた制震ダンパーが「揺れエネルギー→熱エネルギー」に変えることで地震の揺れを抑制し、家へのダメージを軽減させることを可能にした工法でございます。
特に木造住宅に関しては、地震で倒壊した主な原因として、柱や梁が真ん中からバキッと折れて家が倒れるケースはほとんどなく、「柱と梁の接合部分が外れることで家が倒れる」ケースが大多数を占めております。
木下工務店のDUOフレーム工法では、揺れエネルギー自体を根本から軽減させることができるため、結果的に地震への耐久性を高め、耐震性を向上させることができているのです。
耐震性向上に関しては実際に数値としても表れており、DUOフレーム工法を採用していない建物と比較実験を行ったところ、DUOフレーム工法によって建物の変形率を最大70%も軽減することが可能と証明されております。
この数値・結果からも、大きな地震への耐力や、繰り返す余震への耐久性が高いと言えます。
私が住宅営業マンとして働いていた時も、木下工務店に限らずこのような制震装置を搭載した家を建てているハウスメーカーは存在しておりましたが、いづれも大手ハウスメーカーで、またオプション扱いにしている会社が半数近くございました。
その点、木下工務店はDUOフレーム工法を標準仕様(全邸搭載可能)として採用しているため、コストを余分にかける事なく耐震性にこだわれる点が、管理人個人的には木下工務店の優位点だなと思いますね。
地震保証20年間は、高い耐震性能の証明
冒頭の口コミでもありましたが、木下工務店では、通常の建物保証とは別に、地震保証が備えられております。
期間としては引き渡し後20年間であり、保証内容としてはとても充実していると感じます。
木下工務店の耐震性は、阪神・淡路大震災規模の地震でも6回連続で耐えられる耐久力を自社実験で証明しており、耐震性に自信があるからこそ、このような地震保証を設定できると考えられます。
口コミや評判が良いことにも頷けます。
木下工務店の断熱性
ここまで木下工務店の耐震性に関して解説して参りましたが、断熱性は如何でしょうか。
断熱材は発砲ウレタン断熱
木下工務店で仕様される断熱材は、発砲ウレタンでございます。
発砲ウレタンは、現地で断熱材を構造体の内側から吹き付けて施工します。
断熱材を発砲させることで、窓やコンセントの凹凸の隙間にも断熱材が入り込み、断熱性だけでなく気密性も高めることができる断熱材です。
一般的によく使用されるグラスウールと比較すると、木下工務店の断熱材の方が、
- 断熱性能が長持ちする
- 結露が生じにくい
- 気密性に優れている
- 光熱費削減に繋がる
等のメリットがあり、デメリットとしては施工が難しい点があるのですが、木下工務店では発砲ウレタンの施工担当がキノシタマイスタークラブ内にいるため、デメリットと捉えずにすみそうです。
ちなみに、当サイト内では断熱・気密に関してさらに詳細に別記事で解説しておりますので、お時間があれば合わせてご確認くださいませ。
別の観点から考えると、木下工務店の施工エリアは関東エリアに限定されておりますので、外張り断熱やダブル断熱のような北海道・東北エリア仕様の断熱工法は不要のため、その環境下において発砲ウレタンを使用する事は、私個人的にはベストな選択だと考えております。
なので、断熱性に関しても、耐震性と同様に口コミ・評判内容が良いことにも納得できますね。
木下工務店の間取り・外観のデザインに関する評判
次に、木下工務店のデザイン面に関する評判・口コミを確認していきます。
先に木下工務店の間取りや外観に関する評判をご紹介すると、
「木下工務店で家を建てました。家にかけられる予算も少なく、しかも土地から探す必要があったので、ハウスメーカー選びに難航していましたが、木下工務店であれば少し特殊な形をした土地でも、その形状に合わせて家が建てられたので、変形地の低価格なメリットを生かし、その分建物に予算を使うことができたので、素敵な家で暮らすことができています。」
「友人に自慢できるような一風変わった家を建てたいと依頼しまくり、こっちの期待に答えてもらえたのが木下工務店でした。北欧風の印象を残しつつモダンな形状の外観を気に入り、パース画のまんまの家を建ててもらえました。大満足です!」
「先月に、木下工務店から引き渡しを受けました。契約後に金額が上がることはないと言われたので概算見積もりで契約したのですが、結果的に200万円も追加費用が発生しました。流石に200万円もの費用を負担することはできず、私たちの希望した間取りを崩して予算内に収めることになりました。自由設計でも予算内で建てられないなら価値がありませんし、木下工務店の方からそのことを踏まえた提案をして欲しかったです。」
など、ポジティブな口コミの内容が多く目立ちました。
木下工務店の家では、完全なる自由設計で家づくりが可能です。
ハウスメーカーの中には、「私たちと一緒に自由設計の家を建てましょう!」と宣伝をする住宅会社が数多く存在しますが、私が住宅営業をしていた頃に、木下工務店のような完全自由設計で家を建てられる会社はそこまで多くありませんでした。
自由設計を謳うハウスメーカーの中には、
- ハウスメーカーが決めた規格内であれば、自由に間取りを変更可能
- 商品タイプの中で坪単価90万円〜の最高級グレードを選べば自由設計可能
- プレハブ住宅のため、間取り・外観は自由にできないが、内装なプロと自由にこだわれる
など、本当の意味で自由設計が可能な会社は少なく、「お金をかければ自由な家づくりができる」という落とし穴が待っているなんてことも散々目の当たりにしてきました。
一方で、木下工務店の場合、
このような拘りの詰まったデザイン住宅を、ゼロから設計士と一緒に作り上げることができるので、
- 友達に自慢できるようなおしゃれな家を建てたい!
- 家事動線に徹底的にこだわったオリジナルの間取りにしたい
- 住宅専門雑誌で気に入った家があったので、真似して家が建てたい
というような方々の想いに応えられる高いデザイン性があると考えて良いでしょう。
だからこそ、基本的には木下工務店に寄せられるデザイン面の評判・口コミ内容はポジティブなものが多いですが、中には「予算をオーバーした提案をされた」といようなネガティブな声も寄せられておりますので、施主側で予算管理を行わなければ青天井で予算を超えた提案をしてくる可能性がございます。
コストの面に注意をしながら、理想の間取りと外観を提案してもらいましょう。
木下工務店の商品モデル
木下工務店では、家の特徴に応じて商品モデルが用意されておりますので、ざっとご紹介だけしておきます。
URBAN GRANSIS
都市型デザイン住宅
耐震性や断熱性などの高性能な側面は残しつつ、屋上バルコニーや吹き抜け、3階建プランなど、都市部で家づくりを行う方のための商品モデル。
Graci・yas
木下工務店60周年記念モデル
暮らしやすさにこだわった商品モデル。住み心地はもちろん、光熱費やLCCにも配慮した「快適さ×自由」がコンセプトの商品です。
Ku・ra・su家
生活シーン提案型住宅
ご家族様のライフスタイルや希望の暮らし方から間取り・動線を作り上げる商品モデル。特に庭(を含む外構)と室内のつながりを持たせたい方にはおすすめの商品です。
シャルール
2×4の注文住宅
自由度を抑え耐震性に長所を置いた商品モデルです。
リベルテ
木造軸組工法の注文住宅
収納のアイデアを詰め込んだ商品モデル。蔵やロフトなど、多層階の隙間に生じるデッドスペースを収納スペースとして活用することが可能です。
レガートⅢ
2×4の3階建て住宅
2×4で3階建を建てたい方は、レガートⅢがおすすめです。2×4と言えどデザインの自由度は高く、内装や多層階のアイデアも詰め込むことが可能です。
価格(坪単価)/お買い求めやすさ
木下工務店の家の価格は、「安い」と感じている方々の方が多いように感じます。
具体的な坪単価で言えば、「45万円〜70万円/坪」が最多価格帯でございます。
先ほどもご紹介した通り、木下工務店は完全に自由設計で家づくりを行っておりますので、家の規模感や設えによって材料の量が変動するため、結果的に坪単価の価格幅が広くなっていると考えられます。
それは、規格型住宅のように「商品ごとに坪単価」が設定されている訳ではなく、木下工務店では最終的に、建築に必要な材料の量によって値段が決まるので、逆を言えば予算から逆算し、少しずつ値段を調整しながらデザインを検討することができるからです。
このことが、木下工務店に多く寄せられていた価格に関する高い評判に繋がっていると感じますね。
保証とアフターサポートの評判
木下工務店の保証とアフターサービスの内容を確認していきます。
木下工務店の保証システム「サポートワイド50」とは
木下工務店では、「サポートワイド50」という保証システムを導入しております。
内容としては、家の構造躯体および防水に関わる箇所に対して、引き渡し後50年間もの間、保証を付与するというものでございます。
私が住宅営業マンとして働いていた頃、引き渡し後50年間無料で保証を備えているハウスメーカーには出会ったことがありません。
どんなに大手のハウスメーカーでも引き渡し後35年間保証が最長・最高の保証内容です。
では、木下工務店の保証期間50年間はどういうことなのかというと、
このように、引き渡し後10年目、20年目、30年目、40年目の節目に、木下工務店が定めた有料メンテナンス工事を実施した方の家のみ、最長で50年間サポート可能という保証システムだったのです。
つまり、たとえ木下工務店の家を建てても、引き渡し後10年目に有料のメンテナンス工事を行わない場合、保証期間10年間のみ、ということもあり得ます。
全員対象ではないということを知っておいてください。
木下工務店のアフターサポート
木下工務店のアフターサポートは、保証と同じ期間に対して有効化されます。
なので、最短で10年間の方もいれば、最長50年間もの間、点検サービスを受けられる方もいらっしゃるということです。
ただし、木下工務店の場合、10年目を超えた点検は有料対応となります。
私個人的には、アフターサポートは無料期間の長さこそ大切と考えておりますので、木下工務店のアフターサポート内容はやや手薄に感じてしまいますね。
無料の点検に意味がある、その理由は下記で解説しております。
他のハウスメーカーの中には、
- 引き渡し後60年間無料点検サポートを実施
- 引き渡し後30年間無料アフターサービス、且つ有料工事の実施で30年間追加の点検実施
など、さらに手厚いサポート体制の企業も存在しますので、引き渡し後の対応にこだわりを持ってハウスメーカー選びがしたい方は、他の会社も合わせて確認してみてもいいかもしれません。
住宅営業マンの対応力とその口コミ
木下工務店の営業マンについては、
「契約するまでは、担当営業も同じエリアの支店長も親身になって対応してもらえましたが、契約した途端に電話に出ないし打ち合わせにも参加してくれなくなりました。」
「新築完成前に担当の営業が辞めたので、引き渡しの時や住み始めの手続きなど、全て自分たちで連絡しなければいけず、大変だった。」
など、あまりポジティブな評判・口コミを確認することができませんでした。
営業マンの評価に関しては、極論言えば人と人との相性なので、口コミの内容を鵜呑みにすることはオススメしません。
が、展示場やエリアごとに営業マンの対応姿勢が微妙に違ってくることも推察できますので、下記の記事を参考に、自分たちの担当営業は本当に信頼できるかどうか、契約前に確認するようにしていきましょう。
当サイトに寄せられた木下工務店の評判・口コミのご紹介
木下工務店の評判、口コミをいくつか掲載させていただきます。
住宅営業マン時代の経験より、管理人が伝える「木下工務店の評判・口コミ」
この記事の前半でもお伝えしましたが、私が住宅営業マンとしてハウスメーカーで勤務していた頃、木下工務店を検討されているお客様の接客をした経験が何度かございます。
その時に出会ったお客様から仕入れた情報や、実際に管理人が感じる木下工務店の印象について、当該メーカーの評判・口コミという形でお伝えいたします。
木下工務店で家を建てるのに向いているのはこんな人
当サイトに寄せられた木下工務店の評判・口コミから考えられる「木下工務店で家を建てるのに向いている人」はこのような方々でございます。
▼評判・口コミから考えられる、木下工務店での建築が向いている方▼
- 関東エリアで土地を持っている方(あるいは購入予定の方)
- デザインにこだわりを持って家づくりがしたい方
- 耐震性の高い木造住宅で暮らしたい方
- 会社の知名度にそこまでこだわりがない方
以上の内容に当てはまる方は、木下工務店に間取りや見積もりの作成依頼をしてみるのもいいかもしれません。
最後に…木下工務店と他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事では木下工務店の評判・口コミをご紹介して参りましたが、木下工務店でマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
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