アイ工務店

アイ工務店の評判・口コミってどう?価格を含む複数項目から確認!

ミト
ミト
みなさん、こんにちは。マイホームプランナーのミトです。

元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。

住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目からアイ工務店の評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。

 

こんな人におすすめ!
  • アイ工務店のリアルな評判を知りたい
  • アイ工務店の営業マンが言っていることは本当?と不安な方
  • 他社とアイ工務店の評判・口コミを比較したい
  • ざっと、アイ工務店に関する情報を一通り知っておきたい

 

 

アイ工務店ってどんな会社?

山本家奥様
山本家奥様
あのね、この前友達がアイ工務店って言うハウスメーカーで家を建てたんだって!写真を見せてもらったんだけど、すごくお洒落だったよ!
山本家ご主人
山本家ご主人
そうなんだ!アイ工務店か…お洒落な家を建ててくれる会社だったら、一度見学してみたいな。どんなハウスメーカーなんだろう?

家づくりを検討する中で、アイ工務店の名前を耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

アイ工務店は、木造住宅をローコスト価格で建築・販売している住宅会社で、業界の中では比較的新しいハウスメーカーですね。

新参者ではありますが、実は「2010年度から2019年度の10年間でハウスメーカー売上高成長率第1位」を記録するなど、現在も爆発的に成長を続けております(親建ハウジングHP参照:「アイ工務店、10年間で住宅会社の売上高成長率1位に-東京商工リサーチ調査」)。

山本家ご主人
山本家ご主人
すごいですね!

一方で、歴史の浅いアイ工務店に集まる評判や口コミの量は、まだまだ他のハウスメーカーと比較した場合には少ないのが現状です。

ミト
ミト
管理人も住宅営業マン時代に、直接アイ工務店と競合した経験も多数ありますが、評判・口コミはもちろん、どんな家を建てているのかの情報すら入手するのに苦労しました。

そこで今回は、私の住宅営業時代の体験談も踏まえながら、アイ工務店の会社概要や家の特徴、当サイトに寄せられたリアルな評判・口コミを元に、アイ工務店に関する信憑性高い情報をお伝えさせていただきます。

山本家奥様
山本家奥様
ミトさん、アイ工務店ってどんなハウスメーカーなんですか?ますます知りたくなっちゃいました!
ミト
ミト
はい。それではまずは、アイ工務店の会社概要と評判・口コミの内容とを照らし合わせながら、アイ工務店がどんな会社なのかをざっとご紹介してまいります。

会社概要から考えられるアイ工務店の評判・口コミ

アイ工務店の会社概要をご紹介します。

まず、会社概要は以下の通りです。

会社名株式会社アイ工務店
設立平成10年7月13日
資本金2,000万円
代表取締役社長田中 亘
従業員数995名(2021年10月現在)※2019年7月1日時点では519名でした。
売上高390億円(2019年6月期)※2016年度は125億円でした。
本社〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋1-9-17 エトワール心斎橋9F
扱う住宅構造木造住宅
販売エリア熊本県、佐賀県、福岡県、佐賀県、山口県、広島県、岡山県、愛媛県、香川県、兵庫県、大阪府、和歌山県、奈良県、滋賀県、京都府、東京都、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、石川県、岐阜県、愛知県、静岡県、三重県
住宅販売戸数約2,600棟 ※2018年度は約1,300棟でした。
理念家族に愛を、住まいにアイを。

 

以上がアイ工務店の「会社概要」になります。

山本家奥様
山本家奥様
なるほど。アイ工務店って確かに新しい住宅会社ですね!平成10年に設立か…。歴史の浅さから考えるに、少しだけ建築実績に不安を感じる…。
ミト
ミト
先ほどもお伝えした通り、アイ工務店は急激に売り上げを伸ばしている企業で、建築棟数の実績に関しても3年間で2倍も増加しております。
山本家奥様
山本家奥様
そうなんですか?すごい!

急成長を続けるアイ工務店と、周囲からの評判

アイ工務店の設立は平成10年7月13日です。

さらに細かく確認すると、アイ工務店の第一号となる展示場を兵庫県姫路市に出店したのが2011年になります。

その軌跡の中で、アイ工務店の売り上げの伸びについて見てみますと、

●アイ工務店の成長(売り上げ)●

  • 2011年から2014年までの3年間で約3,717%の利益増を達成(この時の売上高は約75億円)
  • さらに3年後の売り上げを125億円まで急激に伸ばす
  • 2018年には180億円を達成 
  • 2021年には624億円を達成

というように大きく増加しており、現在もその流れは継続中です。

また、別の観点から、年間販売棟数に関しても、

●アイ工務店の成長(販売棟数)●

  • 2011年から2017年のわずか6年間で、戸建て販売数を年間1,000棟ベースまで引き上げた
  • 2018年から2021年で年間販売棟数を倍の2.300棟に伸ばす

など、地元の工務店やFC加盟店をあっという間に抜き去ってるほどに成長を続けているハウスメーカーと言えますね。

ミト
ミト
補足ですが、シンプルに展示場の数が順調に増えていっているので、管理人個人的にもアイ工務店が世間からも注目を集め求められているハウスメーカーだと感じますね。

●アイ工務店の成長(販売規模)●

  • 関西で始まった戸建て事業を、たった6年間で九州・関東・中国地方へと急速に拡大させた
  • 2011年度展示場数1棟→2018年の春には43棟まで展開
  • 2021年には124箇所に拠点を構えるまでに増加
山本家奥様
山本家奥様
確かにとてつもない勢いで成長していますし、今後も継続して伸びそうな勢いが感じられますね!

近年の日本の住宅業界全体が、

  • 少子高齢化・消費税増税などで、右肩下りで販売戸数が減少
  • 大手ハウスメーカーでも、販売数が減少している会社がほとんど
  • 大手ハウスメーカーでも、企業買収・合併が頻発
  • 地場の工務店やビルダーの倒産が相次ぐ

というような厳しい局面に突入している中で、その逆風をもろともしないアイ工務店の急成長ぶりは、凄まじい快進撃だと言えるでしょう。

その理由に関して、下記のような評判・口コミを見てみると、

「アイ工務店の営業マンはと知識と経験がとても豊富だったので、私たちの要望もすぐに察知していただけた。もう一社迷っていた会社があったが、この営業マンにお願いすれば間違いないと安心できたので、アイ工務店で建てた。」

「展示場が素敵だったので冷やかし半分で見学したら、意外にも思っていたより高くなくて驚いた。金額は良心的な会社だと思います。」

など、特に「安い・お洒落・安心」と言うキーワードで世間の信頼を得ているように感じます。

この点に関しては、後ほど家の性能やデザイン面の特徴をご紹介する際に、改めて解説させていただきます。

アイ工務店の人材に対する価値観

アイ工務店の会社概要でもう一点だけ触れておきたいのが、アイ工務店の営業マンに関することです。

住宅営業マン時代に私自身が調べた内容ですが、アイ工務店は、

  • 住宅業界で営業経験を積んでいる人材の引き抜き
  • 成績によって評価されやすい風土づくりの徹底
  • 営業マンの質にこだわった経営方針

に力を入れていることが分かりました。

私が住宅営業として働いていた際にも体験しましたが、自社のハウスメーカーからアイ工務店へ一気に営業マンが転職をした時期もあり(自社にとっては事件のような出来事だったのですが…)、それも若手や新人というよりかは、どちらかといえば「結果を残しているベテラン営業マン」や「店長・課長クラスの営業マン」が、多くアイ工務店に流れていったことを覚えております。

当時、その方々に話を聞いてみたところ、

元先輩
元先輩
「アイ工務店の成長力は、今後の自分の居場所として安心ができる内容だった」
元上司
元上司
「結果を出せばインセンティブが今以上!」
元先輩
元先輩
「単純に給料がいい」
トップセラー
トップセラー
「家のデザインや販売方法の自由度が高いため、自分の営業スタイルに向いている。」

というようなことを言っていました。

なので、アイ工務店は営業マンに対する支援が手厚く、その分、優秀な営業マンが多く集まる傾向にあると考えられますし、急成長を実現させた一つの要因であると個人的には感じています。

山本家奥様
山本家奥様
なるほどな〜!アイ工務店がどんな会社なのか、なんとなく分かってきたかも!
ミト
ミト
それでは、次にアイ工務店の家の特徴や、保証・アフターサービスの内容など、こちらも評判や口コミを絡めながらご紹介してまいります。
山本家ご主人
山本家ご主人
お願いいたします!

補足)アイ工務店と比較検討されやすいハウスメーカー

私が住宅営業をしていた際、アイ工務店を検討されているお客様に「他にはどのような建築会社をご覧になられているのですか?」という質問をして返ってきた回答内容から、「アイ工務店を検討している人が他に比較検討しやすいハウスメーカー」をご紹介しておきます。

アイ工務店と

比較検討されやすいハウスメーカー

  • 一条工務店
  • 住友不動産
  • ミサワホーム
  • セキスイハイム
  • タマホーム
  • etc…

こう見ると、アイ工務店を検討される方の多くは「大手ハウスメーカー」も比較検討されることが多いことが分かりますね。

また、木造メーカーが多く検討されていることから、木造の住宅思考で金額を安くしたとしても「一定ライン以上の性能・保証」を手に入れたいという方が、アイ工務店をチェックされている方の傾向として見られます。

アイ工務店をご検討の方は、上記の建築会社に目を向けてみるのもいいかもしれません。

 

▼PC・スマホで一括請求▼


アイ工務店を含む複数のハウスメーカーから間取り・見積もりを直接自宅へ無料請求できます!

一括請求の公式サイトはこちら▶︎▶︎

※まずは無料請求の手順資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。

 

 

アイ工務店の総合評価と項目ごとの評判・口コミ

それでは、「アイ工務店の住宅・会社の特徴」から評判を考察していきます。

以下は、アイ工務店に関する特徴を「会社の規模感・信頼度」「家の性能」「間取り・外観等のデザイン」「坪単価(お求めやすさの度合い)」「保証・アフターサポート」「住宅営業マンの対応力」といったような多角的な項目内容別にまとめた評判のサマリーデータです。

アイ工務店の総合評価

▼アイ工務店の特徴▼

現在、破竹の勢いで会社規模と売り上げを拡大する新規住宅会社です。低価格でお洒落な住まいを実現したい方にぴったりのハウスメーカーで、洋風やモダン、南欧風など、様々な希望に合わせて自由に家づくりを進められます。工務店以上の住宅品質にも一定数の定評がございます。

会社規模/信頼度
住宅性能
デザイン
価格(坪単価)
保証/アフターサービス
営業マンの対応力

※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。

 

上記項目の内容に沿いながら、アイ工務店の評判を考えていきます。

会社の規模感・信頼度

まず、アイ工務店の会社の規模感・信頼度に関してですが、

  • 日経ホームビルダー誌に「3年連続売上成長率全国1位」として掲載される実績
  • 設立当初から販売数を急激に伸ばしている
  • 関西から始まり、関東・九州・中国地方の124拠点へ拠点を拡大させている

などの要素を見る限り、現段階では割と大きな安心感を寄せられるのではないかと思います。

ただ、管理人個人的には、

  • 年間販売数2,600棟は、大手ハウスメーカーと比較すればまだまだ劣勢
  • 急成長と裏腹に、会社の実績や家の経年劣化の具合は未知数
  • 営業マン主導のマイホーム計画にならないか心配

というような懸念点も感じており、今後の成長を踏まえて信頼を寄せることになるかと思います。

「ローコストの木造メーカー」の土俵で戦っているハウスメーカーの代表株として「一条工務店」が挙げられますが、一条工務店のように積水ハウスに並ぶほどに販売数を拡大させた実績や評判を得ることができれば、アイ工務店にも一層信頼度が増してくるでしょう。

いい意味でも悪い意味でも、今後の成長曲線によってますます大きく化けるハウスメーカーだと感じますね。

アイ工務店の住宅性能の評価

次に、アイ工務店の家の特徴についてご紹介します。

アイ工務店は「木造軸組+パネル工法」のハイブリッド構造

アイ工務店の家の構造について調べたところ、

  • 柱や梁などの木材は「構造用集成材」を採用
  • 強固な線材をスクラムを組まして骨組みで支える構造体
  • 要所要所で「筋交い」ではなく「耐力壁」を採用し、面で家を支える構造をドッキング

していることが確認できました。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

基盤となる構造分類で考えれば、従来の木造建築で最もよく使われていた「木造軸組構法」と考えられますが、アイ工務店の場合はベニヤ板ではく、国土交通省で認定されている最高耐久ランク「壁倍率5」の耐力壁を採用しているので、骨組みだけではなく面で家を頑丈に支える構造体であると言えます。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

上の写真のような耐力面材を、要所要所の耐久性・壁倍率に合わせて組み合わせることが可能になりますので、

  • 通常は必要となる柱を抜いて、面で住宅の耐震性を確保できる
  • 壁倍率を調整することで、家の重心と剛心の距離を近づけることができる

などの「バランスのとれた耐震強度」を実現させることができるのですね。

山本家奥様
山本家奥様
なるほど!各部材・構造・面材の品質を保ちながら、バランスを考えて設計を行なっているっていうことなんだ!
ミト
ミト
そういうことです。なので、アイ工務店では、たとえ自由設計の間取りであったとしても、1邸1邸耐震計算を行っているんですね。
「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

基礎にはベタ基礎を採用し、床は「剛床構造」で耐震性アップ

アイ工務店では、耐力壁を使用した構造形成の他にも、面で建物を支えるベタ基礎を標準で採用しております。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

ミト
ミト
基礎には大きく分けて「布基礎」と「ベタ基礎」がございますが、詳しくは「元住宅営業マンが伝授!「布基礎とベタ基礎って、結局どっちがいいの?」の記事にて解説しておりますので、ここでは割愛させていただきます。

大手ハウスメーカーでも「布基礎」を標準としている会社がまだまだ多く、例えば積水ハウスでも「ベタ基礎は選択可能だけどあくまでもオプション扱い」という方針です。

そんな中、アイ工務店が「標準でベタ基礎を採用」することで耐震性・耐久性を高められるのは、コスパの面でポジティブな評判・口コミが多く見られる点も理解ができます。

ただし、管理人個人の意見として、「耐久性・耐震性」の向上は納得ですが、

  • ベタ基礎の内部の鉄筋のピッチがどれくらいなのか(詳しくは上記の基礎の記事を参照)
  • 床下のベタ基礎構造内部は自然換気だけど、湿気対策は万全なのか
  • 防蟻処理を二重に施しているが、その効果はどの程度継続するのか

に関して不透明なので、やや不安が残ります。

特に、床下に通気口を設けて外気を通す構造だと思いますので、基礎の構造内部の温度・湿度調節に関してはどうなっているのか不安ですね。

「鉄筋のピッチ」や「基礎内部の換気」、シロアリ対策については、契約前に注意して確認したほうがいいでしょう。

また、耐震等級の中には「床の強さを表す等級「床倍率」という項目が存在しており、床の強さが少なければ「横からかかってくる衝撃に耐えられずに家がねじれ、倒壊につながる確率が高まる」ことが考えられます。

その点に関して、アイ工務店の場合、「床と梁を一体化した「剛床」を採用」しているため、床倍率最高等級の「3」を獲得できております。

「営業さんの説明を聞いて、アイ工務店の家は他のハウスメーカーと遜色ない強さを持っていると実感しました。」

「他社の営業からローコストは安かろう悪かろうと言われましたが、アイ工務店さんは耐震性に関して特に何重にも対策を打っているため、地震の多いエリアで建築を考えるときの安心材料になりそうです。」

というようなポジティブな評判・口コミが目立って見られたのは、このような細やかな住宅へのこだわりが理由ではないでしょうか。

耐震等級や耐震実験には不安が残るか

ここまでご紹介したように、アイ工務店では様々な耐震・耐久に関する工夫・対策が施された住宅を販売していることが分かりました。

しかし、ここでも管理人個人的な意見をお伝えさせていただくならば、

  • 耐震実験の有無が確認できない
  • 耐震等級3が保証されているわけではない

という点に不安を感じました。

「耐震等級3をクリアできる!という表現で伝えられたのですが、私たちの家でも本当に実現できるのかな?」

「まだ実績が多くないため、大きな震災が来たときの耐震性が正直不安です。」

などのネガティブな評判・口コミが、どうしても目立っております。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

大手ハウスメーカーのように、耐震等級や耐久等級で最高ランクを余裕で実現させたい方にとっては、少し不安が残りますね。

ただ、あくまで「間取りやプランの内容によっては実現できない場合がある」可能性があるということなので、品格法の等級を気にされる方であれば、あらかじめ「耐震等級を最高ランクで実現できる内容のプランをお願いしたい」旨を伝えておけば、その基準はクリアできるかと思います。

山本家ご主人
山本家ご主人
あとは、そうなった時の「間取りの自由度」がどんなものかですね…。
ミト
ミト
おっしゃる通りですね。

こればっかりは、

  • アイ工務店の担当者に依頼して、実際に間取りを作成してもらう
  • もしくは「間取り・見積もりの一括資料請求サービス」に問い合わせて自宅に郵送してもらう

などで確認することをおすすめします。

▶︎管理人おすすめ無料資料請求サービスはこちら!

断熱性能・気密性能に関しては安心が持てるか

アイ工務店の建築者さんたちの評判や口コミで、

「引き渡し後の家では賃貸暮らしの時と比べてとても快適に感じられる!エアコンの熱が長時間キーオプされます。」

「夏場であっても、二階部分に熱がこもりにくい!」

というような、快適性に関する良い評判をちらほら見ることができました。

その要因として、まず断熱材に「グラスウール」ではなく、「発泡系ウレタン断熱」を使用していることが考えられます。

アイ工務店の断熱材は「発泡ウレタン断熱」が標準使用

グラスウールは最高の断熱材?元住宅営業マンが伝えたい真実」の記事でもご紹介しておりますが、グラスウールの場合、

グラスウール断熱の例

上の写真のように、構造体の内部に断熱材を敷き詰めて内側から断熱する構法になるのですが、施工ミスのリスクや、長年住んでいく中で、

  • 断熱材の詰められた構造内で壁内結露が発生してしまう
  • 断熱材が水分を含んでずれ落ち、断熱性能が損なわれる可能性がある
  • 腐朽菌が発生し、構造体を腐らせてしまう可能性がある

というような危険性を含んでおります。

一方、アイ工務店も採用している発泡ウレタンの場合、

発泡ウレタン断熱の例

このように、構造体の内部に吹き付けて、隙間なくぎゅうぎゅう詰に発泡させて固めてしまうことによって断熱を行いますので、

  • 長期的な断熱性能の維持が期待できる
  • コンセントや配線機器の隙間も埋められるので、気密性に優れている
  • 水分を含みにくいため、壁内結露の心配を軽減させられる

というメリットが得られます。

なので、通常「グラスウール」の断熱材よりも金額が高いのですが、アイ工務店では「発泡ウレタン」を標準採用しているため、管理人個人的にも金額アップの心配がなく安心感が持てます。

山本家奥様
山本家奥様
なるほど、確かに発泡系の断熱材を使用していることは魅力的ね!
ミト
ミト
はい。そして、アイ工務店の場合はもう1つ、「発泡ウレタン断熱」をすることでメリットが生まれております。
断熱ラインは「屋根・壁・床」

通常、大手ハウスメーカーでも多いのが、断熱ラインを「天井・壁・床」で張っている断熱構造が一般的です。

しかし、アイ工務店の場合、「屋根・壁・床」で断熱ラインを張っていることが確認できます。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

こうすることで、

  • 夏場の天井裏にこもる熱が2階の居住部分に漏れてくる割合を激減させる

ことが可能ですので、

  • 2階LDKのプランを検討可能
  • 平家×勾配天井のデザイン設計を望める
  • 夏場の寝室の快適性を期待できる

といった、多岐にわたるメリットを得られるのですね。

先ほどにもあったように、「夏場であっても、二階部分に熱がこもりにくい!」という評判に関しては、おそらくこの「屋根断熱」が理由ではないかと思います。

アイ工務店の快適性に関しては、他のハウスメーカー同様に安心できる内容だと考えられますね。

アイ工務店の間取り・外観のデザインに関する評判

アイ工務店の間取り・外観等のデザインに関しては、各商品タイプによってデザインの幅が違っていることが考えられますので、提案を受ける商品タイプを必ず確認するようにしましょう。

山本家奥様
山本家奥様
そうなんですね…!

アイ工務店の商品タイプ

アイ工務店の商品タイプは下記の通りです。

Ees

→長期優良住宅×自由設計の「アイ工務店」看板モデル。ロフトやスキップフロア、吹き抜けにも対応。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

Wis

→長期優良住宅使用で、かつ①ナチュラルテイスト②シンプルモダンテイストのどちらかのタイプを選択し、塗壁やタイルなどの空間演出にこだわりを持って家づくりができる商品タイプ。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

AILITH

→都市型3階建てプラン。

Praie

→パッケージ住宅。間取りの幅・価格の低さ・工期の短さなど、あらゆる工程を短縮することで手軽にマイホームを実現させたい人にオススメ。3タイプ(全12プラン)の中から間取り・外観を選択する規格型住宅。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

 

アイ工務店の商品に潜む「自由設計」と「規格型住宅」の混同

詳しくは「注文住宅の注意点!失敗を経験した主婦にインタビューした話」でもご紹介させていただいておりますが、あくまで「自由設計」と「注文住宅」はイコール関係ではない場合が存在します。

それは「注文住宅=規格型住宅」の関係が成り立つ場合もあるからです。

アイ工務店で言うところの「Praie」がそれに当たりますね。

なので、契約前に必ず、

  • 自分たちが提案を受けている商品タイプはなんなのか
  • その商品タイプでは、どこまでのデザイン幅があるのか
  • 坪単価と間取りの関係性はどうか

を確認しておくようにしましょう。

(気になられる方は、一度上記の記事を読んでみることをオススメします。)

なので、アイ工務店のデザイン性に関しては、

  • 自由設計モデルの商品であれば、比較的自由な家づくりができる

と考えてくださいね。

家づくりで失敗しないために、間取りと見積もりを無料で手に入れよう!このページは、当サイトの記事の中でも特に「知っておいてよかった!」とたくさんの方々に好評いただいておりますので、みなさまのご家族様やご友...

価格(坪単価)/お買い求めやすさ

アイ工務店の坪単価は45万円〜65万円がマジョリティ価格です。

これは、

  • 間取りや外観のデザイン仕様
  • 設備やインテリア、外構計画の仕様
  • 商品タイプによる坪単価の違い

によって、安ければ坪単価30万円での建築や、高ければ坪単価70万円での建築もあり得る、と言う幅も込みで算出しております。

デザインの自由度が高い

  • Ees
  • Wis

などは、坪単価50万円〜70万円ほどの価格でしょう。

しかし、大手ハウスメーカーの「完全フルオーダーメイド」住宅と比較をした場合、圧倒的に金額は低いと言えます。

フルオーダーメイド住宅の三井ホームやスウェーデンハウスでは「坪単価80万円〜」といった価格帯ですからね。

なので、アイ工務店の家は、ローコスト住宅をご希望の方にとっても、お買い求めやすいのではないでしょうか。

保証とアフターサポートに関する評判

アイ工務店の保証・アフターサポートに関しては、大手ハウスメーカーと比較すると、さほど優れている内容ではありませんね。

基本の保証は工務店同様10年

まずアイ工務店では、メーカー保証ではなく「瑕疵担保責任保険」を適応した引き渡し時から10年間のみの保証が備えられています。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

他のハウスメーカーであれば「初期保証10年×延長保証10年」といった内容や、「初期保証20年×延長保証10年」といった手厚い保証を担保しているハウスメーカーが多いです。

アイ工務店の場合、保証に関しては「地場の工務店」と同様の保証内容であると考えられます。

アフターサポートは30年間と謳っているが…

アイ工務店では保証の他に「引き渡し後の点検アフターサポート」を実施しております。

その期間は「30年間」ですので、一見他のハウスメーカーと同等のサポートを期待できます。

しかし、よくよく確認してみると、10年間の無料点検サービス終了後、希望者のみ有料にて点検可能ということでしたので、正しくは、無料点検アフターサポートは「10年間のみ」です。

「アイ工務店HPより:http://www.ai-koumuten.co.jp/」

こちらの内容に関しても、他のハウスメーカーと比較するとやや内容が薄いと感じられますね。

家づくりにおいて引き渡し後の点検サポートが如何に重要か、私が住宅営業マン時代に学んだ知識も含めて下記の記事で解説しております。

ハウスメーカーのアフターサービスは超重要!その本当の理由とは…?

 

住宅営業マンの対応力とその口コミ

アイ工務店の営業マンの対応力は、比較的手厚いサポートを期待できると考えられます。

それは、冒頭でもご紹介させていただいたような、

  • 住宅業界で実績を残している営業マンが集まっている
  • ベテラン社員、経験豊富な社員が多い

というような、アイ工務店の人材戦略に起因しております。

だから、当然

「アイ工務店の営業さんは「他社の情報」も交えながら家の建築について説明してくれたので、わかりやすかった。」

「私たち家族が土地の契約でもめた時も、営業さんがアドバイスをしてくださって切り抜けられた。」

というような良い評判や口コミが多く見られます。

しかし、管理人が個人的にうっすら感じているのは、

  • 経験豊富な営業マンほど、全力でお客様の住まいづくりに向き合わない可能性がある
  • 営業マンのトーク力で、他社と比較検討することなくアイ工務店で契約してしまう懸念がある

というような、営業マンが優秀だからといってお客様にメリットしかないという訳ではない側面があることです。

よくよく確認して見ると、

「アイ工務店の営業さんは、私たちの連絡に対して返答の速度が遅かった…」

「契約した途端、「忙しくて手が離せない」という対応が続き、対応の手厚さが弱まった気がして不安な気持ちになった。」

「とにかくアイ工務店の人は話が長かった…」

というようなネガティブ要素を感じられる評判も多々見かけられました。

あくまで、アイ工務店に「優秀な営業マンがいる」ことは安心材料にしつつ、一方では、当サイトでご紹介させていただいているような「住まいづくりの手順」の準備内容を怠らずに実行し、営業マン主導ではなく自分たちのマイホーム計画軸に沿った家づくりを意識しておきましょう。

一生に一度の買い物ですので、他のハウスメーカーを比較検討することは必ず行うべきですからね。

私の住宅営業時代の体験談から、信頼できる営業マンの見分け方を下記の記事で解説しております。

元住宅営業マンが伝授!本当に「信頼できる住宅営業マン」を見極める方法

 

当サイトに寄せられたアイ工務店の評判・口コミをご紹介

アイ工務店の口コミを掲載しておきます

30歳 男性
30歳 男性
アイ工務店の展示場の外観に惹かれて見学にいったことがあります。他のハウスメーカーにはない独特のインテリアセンスと高級感を感じましたが、その割に金額が他のメーカーよりも安いということを聞かされてびっくりしました。自分たちの家は二世帯で考えていますので、両親と話し合って再び話を聞きに行きたいと思います。
33歳 女性
33歳 女性
アイ工務店で建築をした者です。希望していた建築エリアの土地の価格が高く、建物とセットで考えた時、とてもじゃないけど予算内に収まらない状況だったので、違うエリアで建築を検討したのですが、アイ工務店の営業さんに「建物価格を抑えた提案ができる」と教えていただき、結果的にギリギリ希望エリアで建築ができました。間取りは既製品から選ぶスタイルでしたが、金額的にも仕上がり的にも満足です。
33歳 男性
33歳 男性
アイ工務店の営業さんは話が長かった。他のハウスメーカーの情報をなぜか深くまで知っていたため、他社を悪く表現した感じの話を長時間聞かされた。あまりいい印象はないかな…。

住宅営業マン時代の経験より、管理人が伝える「アイ工務店の評判・口コミ」

私が住宅営業をしていた時に、アイ工務店とバッティングした経験もあります。

その際に直接アイ工務店に触れることで感じた印象を「私からの口コミ・評判」として記しておきます。

ミト
ミト
同じ住宅営業として、他社目線で見た時のアイ工務店の営業マンの印象は「まるで個人事業主のようだな。」でした。あまり営業マン同士やスタッフとの間で話をしているところを見かけたことがありません。年齢が高い営業マンが多かったこともあるかもしれませんが、売上至上主義な社風なのかなと感じましたね。
ミト
ミト
展示場のデザインはかなりカッコ良かったですね。ただ、実際の家になるとどうなんだろうか…と疑問に思い、アイ工務店の入居者見学に参加された方に聞いてみたら「至って普通だった。」とのこと。エリアによっては「完成見学会」を実施しているみたいですので、実際に建てられる平均価格帯の家はどのような仕上がりなのか、一度足を運んで見る方がいいでしょう。
ミト
ミト
自社の営業マンがアイ工務店に流れたいった経験から、転職していった営業マンは皆非常に優秀だったため、経験豊富なベテラン営業マンが多数揃っていることは間違いないでしょう。

アイ工務店で家を建てるのに向いているのはこんな人

これまでの口コミ・評判から考えられる「アイ工務店での建築が向いている人」はこのような方々です。

評判から考察!

「アイ工務店での建築が向いている人」

  • 優秀な営業マンに、住まいづくりに関して隅々までサポートしてもらいたい方
  • 工務店以上の「一定基準をクリアした性能・保証の安心感」を得たい方
  • ハウスメーカーでは難しい間取りや外観を比較的低価格で実現したい方
  • ローコストでお洒落な家を建てたい方
  • アイ工務店の建築エリアにて住まい作りを計画可能な方

このような方々は、一度アイ工務店で話を聞くことをおすすめします。

 

最後に…アイ工務店と他社を比べてみることの重要性

いかがでしたでしょうか?

この記事ではアイ工務店の評判・口コミをご紹介して参りましたが、アイ工務店でマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。

ミト
ミト
より効率的にハウスメーカー選びを行うために、無料で複数の建築会社から間取り・見積もりを自宅へ一括請求しておくのがおすすめです。

 

住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。

自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。

 

一括請求の公式サイトはこちら▶︎▶︎

 

※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。