元住宅営業マンで、現在は「どのハウスメーカーにも属さない立場」から、お家づくりに必要不可欠なお役立ち情報を提供しております。
当サイトにお越しいただいた方々には、ぜひ「マイホーム計画に活かせる知識」をお持ち帰りいただきたいと思っております。
今回は、住宅を支える根幹である「基礎」についての内容で、「布基礎」と「ベタ基礎」の特徴を解説しながら「結局どっちがいいんだろう?」のご質問にお答えできる内容を発信したいと思っております。
マイホーム計画を考えられている方はぜひ、参考にしてみてください。
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Contents
住宅の性能を気にするなら、まずは「基礎」を確認しよう
「住宅の決め手って、やっぱり家の性能だよね!」
「どんな耐震技術を使っているのかは、欠かさずチェックしないといけないな!」
マイホーム計画を考えられている方々の中には、このように考えられている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
今後の住まいを支え続ける「住宅の耐震性」は、家づくりにおいては欠かすことができない重要な項目ですよね!
耐震性を考えていく上で大事になってくる項目としては、
- そのハウスメーカーが扱っている商品の構造タイプ
- 商品に使われている柱などの部材品質
- 揺れの衝撃に耐える「耐震装置」の有無と特徴
- 揺れの衝撃を最小限に抑える「制震装置」の有無と特徴
- 家の耐震性を証言する「耐震実験」結果
- etc…
などなど、様々な考察ポイントが存在していることは皆さんもなんとなく頭の中で予測できるかと思います。
一方で、耐震性に関してものすごく重要な内容であるにも関わらず、なぜか忘れられがちなのが
住宅を支える基礎
です。
私が住宅営業マンとして働いていた時、
というように、耐震性に関して詳しく話を聞きたい方であっても、基礎に対する関心があまりない方々の方が多かったように感じます。
この「住宅の基礎」の内容に関してですが、今後住んでいく住まいの「耐震性」を考えていく上で重要なだけでなく、
- 家の耐久性
- 冬場の住環境の快適性
- シロアリの対策関連の内容
- 台風などの自然災害への対策
- etc…
などなど、耐震性から派生してあらゆる家の性能に大きく関わってくることが考えられるので、ハウスメーカーを見て回る際には必ず確認しておきたい重要ポイントだと言えるのです。
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住宅を支える基礎には「布基礎」と「ベタ基礎」の2種類ある
まず、基礎は住宅を支える最も重要な部材の一つです。

写真のように、建物の下側にある「コンクリート面全部」が基礎と呼ばれております。
そして、この基礎なんですが、外から見てもわからないのですが、実は大きく分けて2種類のタイプが存在しているのです。
それが、
- 布基礎
- ベタ基礎
と呼ばれる基礎の種類ですね。

この名称は、
「〇〇のハウスメーカーが使っている呼び方」
「専門的な呼称」
ではなく、どのハウスメーカー・建築会社でも使われている「共通の住宅用語」になりますので、ハウスメーカーを回られる際には、
「ここの会社はベタ基礎ですか?」
「この商品であれば布基礎が採用されるのですね。ベタ基礎はオプションですか?」
といったように言っていただければ伝わります。
ちなみに、独立基礎や深基礎などと呼ばれる基礎もありますが、これらは地盤の強度や形状、マイホーム計画・外構計画の内容によって適宜採用される「RPGで例えるなら装備」的な基礎の種類ですので、住宅の基礎の選択を考える際には無視していただいて結構です。
それでは、布基礎とベタ基礎の概要について解説していきたいと思います。
布基礎の特徴
まずは、布基礎について解説していきたいと思います。


写真を見て分かるように、「アルファベットのTを逆さにした形状の足」で家全体を支えていく基礎になります。
ざっと概要を掲載させていただきますね。
●布基礎概要●
【布基礎】特徴 | 逆T字型の基礎。線で住宅の全荷重を支える。 |
---|---|
【布基礎】立ち上がり幅 | 120mm以上(土台の部材が120mm以上になってくれば、150mmの立ち上がり幅にする必要があります。) |
【布基礎】立ち上がり高 | GL+400mm以上(寒冷の気候であれば地面が凍結してしまうため、さらに深度を深くする必要があります。) |
【布基礎】地耐力強度 | 50kN/㎡以上 |
【布基礎】価格 | ベタ基礎と比べて安い |
布基礎のメリット①布基礎はベタ基礎に比べて価格が安い
布基礎のメリットでもありますが、線で住宅を支えていく基礎になりますので、後にご説明させていただく「面で住宅を支えるベタ基礎」と比べると
- コンクリートの量が少ない
- 鉄骨の量が少ない
というような「材料費のカット」が可能なため、コストがベタ基礎と比較すると安いです。
布基礎のメリット②ポイント加重に対する強さはベタ基礎以上
冒頭の布基礎の概要の中で「布基礎の立ち上がり高さは400mm以上」とお伝えさせていただきました。
立ち上がり幅は、GL(地面)を基準した高さであるため、「私たちが確認することができる基礎の高さ」になります。
一方で、目に見えない「地面に埋まっている基礎の長さ」を「根入れ」と呼びますが(このあたりの名称は打ち合わせなどではまずでてきませんので覚える必要はありません。あくまで考え方を覚えておいてください。)その根入れの長さは240〜250mmのハウスメーカーが多いです。
なので、トータルの「布基礎の足の長さ」は650mmほどであることが確認できますね。
ベタ基礎の長さは450mm程度ですので、布基礎の方が足の部分の基礎は長く、基礎が長い方が「そのポイントに関しては耐震性が高い」ことが言えます。
コンクリートの量や、中の鉄筋の量が増えますからね。
鉄骨住宅の場合は特に、「各構造局部にかかる荷重が強い」ため、その部分にかかる強度が高められる「布基礎」の基礎形状が適していると考えられます。
なので、鉄骨住宅を扱っている会社では、「布基礎×計算された安全な強度・長さ・幅」を工夫して設計する基礎を採用しているハウスメーカーが多く見られますね。
布基礎のデメリット①布基礎はベタ基礎に比べて不同沈下の可能性が高い
布基礎のデメリットとしては、
「不同沈下の可能性がベタ基礎と比べても高い」
ことが挙げられます。
不同沈下は、「家の荷重によって建物全体が地面へ沈下(沈んでいく)現象」のことを指しております。
例えばベタ基礎であれば、

写真のように「面で住宅の荷重を分散」できているため、地盤にかかる荷重は一定で、かつ緩和することができるのです。
一方布基礎の場合は

図のように「足で住宅を支える」ため、各基礎部分にかかる荷重が大きくなるのは避けられません。
なので、「そのポイントの地盤が緩い」場合、荷重が局地集中した箇所から地面に沈み込んで家が傾いてしまったり、また均等な地盤強度であったとしても、各ポイントに荷重が集中してかかりすぎることによって「不同沈下が起きてしまう」可能性が高いことがデメリットとして挙げられます。
布基礎のデメリット②布基礎は各ポイントの強度を高め、しっかりした対策を取らなければ「耐震性はベタ基礎以下」
先ほどの「スキー・スノーボード」の例えから派生して考えられるのですが、耐震性に関しても
「面で荷重を支えられない分、各基礎局部の強度を高められなければ耐震性はベタ基礎に劣る」
ことがデメリットとして考えられますので、気をつけてください。
また、耐震性の他にも、「防湿面」や「シロアリ対策」といった「耐久性」に関する対策をしっかり行う必要があります。
住宅は買って終わりではなく、その後の「長年にわたる生活への影響」が最も考えなければならないポイントです。
だからこそ、
「建てた当時は強度がしっかりしていたが、家を建てた後の「湿度の問題」でコンクリートにヒビが入った」
「シロアリが地面に住み着き、地盤の強度・コンクリートの耐久性を劣化させた」
というようなことがあれば大問題です。
耐震性能の長期持続・性能維持を考えた時に、布基礎の場合は対策を打たなければならない項目がたくさんあることを覚えておいてください。
布基礎のデメリット③床下の環境はコントロールしづらい
布基礎の特徴として、
「逆T字型の基礎と基礎の間は地面」
になることが挙げられます。
今では多くのハウスメーカーで「防湿コンクリート」を基礎の足と足の間に仕込んで対策をしておりますが、この対策をしておかないと「地面からの湿気がこもりやすい空間」ができやすくなります。
湿気がこもりやすくなると、
- コンクリートの強度が低下
- 湿気を好むシロアリの格好の住処に
- 虫や小動物が繁殖しやすい
というようなデメリット的事象が発生しやすくなりますので、注意が必要です。
また、その湿気を逃がすために
「通気口を設けて換気を促す」
対策をされる建築会社も多く見られますが、そうすると
「冬場の冷たい空気が床下に広がってしまう」
ことが考えられるため、床下からに底冷えがひどくなってしまいます。
すると、言うまでもなく「快適性」や「健康面の被害」、また「光熱費」の問題も発生してしまいますので、あらゆる面でのデメリットが考えられてしまうのですね。
ベタ基礎の特徴
次に、ベタ基礎について解説していきたいと思います。


写真を見て分かるように、コンクリートで面を形成し、面全体で家を支えていく基礎になります。
ざっと概要を掲載させていただきますね。
●ベタ基礎概要●
【ベタ基礎】特徴 | 地面をコンクリートで覆う基礎。面で住宅の全荷重を支える。 |
---|---|
【ベタ基礎】立ち上がり幅 | 120mm以上(土台の部材が120mm以上になってくれば、150mmの立ち上がり幅にする必要があります。) |
【ベタ基礎】立ち上がり高 | GL+400mm以上(コンクリートの面から考えると350mm前後の立ち上がりになることが多いです。) |
【ベタ基礎】地耐力強度 | 20kN/㎡以上 |
【ベタ基礎】価格 | 布基礎と比べて高い |
以上がベタ基礎の概要になります。
ベタ基礎のメリット①ベタ基礎は布基礎と比べて耐震性・耐久性が高い
ベタ基礎の魅力の一つであり、最大の特徴と考えられるのが、
「布基礎と比べた時の耐震性・耐久性が高い」
という内容ですね。
理由は、「面全体で建物を支えることができる」基礎の構造のおかげです。
先ほどの「スキー・スノーボードの例」を再び思い出していただきたいのですが、「足で重さを支える」よりも「面全体で荷重を分散させる」方が、対象物から考えた時の「力の加わり方」は少なく済みましたよね。
これは、
「地震の衝撃によって荷重が「変則的に基礎にかかってくる」場合も、面全体で支える方が耐える力に秀でている」
というメリットがベタ基礎には備わっていることから考えられるポイントです。
また、布基礎のデメリットでもあった「不同沈下」の問題に関しては、
- 面で荷重を分散することが可能なので、不同沈下が起こりにくい
というように、「足で家を支えることで発生する荷重過多」を「面で家を支える」ことで克服できているため、その不安は軽減できます。
地盤のばらつきに関しては、建築前の地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験など)によってはっきりさせる必要があり、その強度に偏りがあるのであれば「必要なポイントに補強を入れる(柱状改良)」対策や「必要な土壌を固める(表層改良)」の対策を行う必要があります。
とはいうものの、やはり面で家を支えられることで「不同沈下」のリスクを減らすことができるのも事実ですので、ベタ基礎のメリットと考えることができますね。
ベタ基礎のメリット②ベタ基礎は布基礎と比べて地盤補強の金額が少ない
先ほどのメリットと関連してきますが、ベタ基礎では「地盤への荷重がかかりにくい」ことから、「地耐力の強度をむやみに上げなくて済む」メリットがあると考えられます。
例えば、布基礎であれば
「逆T字型の基礎部分に偏ってかかってくる荷重を支えられるだけの地耐力」
が必要になってきますが、ベタ基礎の場合、
「面全体で分散させて最小限化させた荷重を支えられるだけの地耐力」
があれば問題ないと考えられますよね。
つまり、
「地盤補強にかかる改良費用が低く済む」
という「コスト面でのメリット」を挙げることができるのです。
ベタ基礎のメリット③ベタ基礎は床下の環境をコントロールしやすい
最後に、ベタ基礎の場合では「一面がコンクリート」で覆われていることから、
「床下の環境をコントロールしやすい」
というメリットが存在していると考えられます。
布基礎の場合でしたら、床下の空間は
- 外気温が通通で通り抜けているため、夏場であれば35~6度、冬場であれば0度の空気が投げれている
- 湿気がこもりやすいため、部材の劣化が起きやすい
- 湿気がこもりやすいことから「シロアリ」が住み着きやすい環境になってしまう
というようなデメリットが確認できましたが、ベタ基礎の場合、
- コンクリートが外気温をシャットアウト。また、地面の温度は年中「15℃〜19度で均一」なため、コンクリートが床下に伝える温度も年中均一
- コンクリートで囲まれた空間で「換気システム」を回し、常に湿度を調節できるため、劣化が少ない
- 地面がコンクリートで覆われているため、そもそも地面から床下にシロアリが入り込めない。また多湿環境ではないため、そもそもシロアリは住みにくい
というように、布基礎でにあったデメリットは感じにくい構造になっております。
ベタ基礎のデメリット…布基礎と比べてコストが大きくかかってしまう
注意点の前に、ベタ基礎のデメリットに関しても記載しておきます。
ベタ基礎の注意点は、ズバリ「コストの増加」です。
もともと布基礎と比べると、基礎にかかってくるコンクリートの量が多くなってしまうことが大きな原因ですが、さらには
- コンクリート内の鉄筋の量
も合わせて、コンクリート面積が増える分増加することが考えられますので、結果的に「基礎にかかってくるコスト」は大きくなります。
しかし、私の住宅営業をしていた時のお客様の反応には、
「耐震性にはこだわりたいから、「安かろう悪かろう」の基礎に比べると安心できる」
「家を支える大事な基盤だから、コストをかけてでもしっかりさせようとする会社の方が安心できる」
という声が多かったのも事実です。
無駄にコストをかけて住宅を販売する建築会社は存在しません。
コストをかけてでも得られる「耐震性・耐久性」のメリットがあるからこそ、この仕様の基礎が誕生したわけです。
例を挙げますと、積水ハウスでは「ベタ基礎はオプション扱い」にしていることからも、ベタ基礎は「住宅を支える基盤」として優れていることが裏付けられます。
ベタ基礎のデメリットとして「コスト面」の内容をあげさせていただきましたが、それはベタ基礎のメリットと「表裏一体であること」を忘れないでくださいね!
むしろ、コストカットを最優先して布基礎を採用しているハウスメーカーの方が、建ててからの安心を得づらいと考えてもいいでしょう。
ベタ基礎の注意点①コンクリートの中の鉄筋の詳細は確認すべし!
それでは、ベタ基礎を考える際の注意点ですが、この内容に関しては「ハウスメーカーの営業マン」自ら進んでお話しようとは思わない内容になっておりますので、是非参考にしてください。
まず一つ目の注意点は、
- ベタ基礎の内部に張り巡らされた鉄筋のピッチ
に関する質問は、必ずどこのハウスメーカーでもするようにして下さい。
先ほどの「ベタ基礎のデメリット」の項目でもお話させていただいたように、
- ・コストカットを最優先に考えているハウスメーカーは、残念ながらたくさん存在する
こととつながります。
通常、コンクリート内の鉄筋のピッチは「150mm~300mm」の間が多いです。

仮に、鉄筋のピッチ「150mm」と「300mm」で比較してみたとしましょう。
鉄筋の量が多いのは、細かく鉄筋が張り巡らされた150mmピッチのベタ基礎の方です。
当然鉄筋の量が多くなりますので、耐震性や耐久力に関しても150mmの方が安心できます。
一方でm300mmピッチのベタ基礎の方が「金額は低い」ことが考えられます。
このコストカットの概念が強すぎると、
- ・ベタ基礎のピッチ幅450mm~600mm
のベタ基礎を扱う会社も存在しております。
単に
と言う営業マンの言葉を鵜呑みにせず、
と言う質問はしておくようにしましょう。
あまりに間隔が広いベタ基礎である場合、しっかり対策をとっている布基礎の方が耐震性・耐久性に優れている可能性も出てきます。
ベタ基礎の注意点②防湿コンクリートを敷いているだけの基礎とベタ基礎を見極めて!
また、
- 布基礎×防水コンクリート=ベタ基礎
と勘違いされる方が意外にも多くいらっしゃることに、現役時代気がついたときはびっくりしました。
確かに、防水コンクリートが布基礎の足の間に敷き詰められていると、見た目はベタ基礎にとてもよく似ております。
しかし、当然防水コンクリートは「防水を考えて敷き詰められているコンクリート」になりますので、ベタ基礎のように鉄筋が張り巡らせているわけではありません。
なので、布基礎をベタ基礎と間違えてしまうと、住宅の耐震性や耐久性、また家を支える構造の考え方が全く違ってきてしまいます。
ハウスメーカーの基礎の写真を見せてもらった時に、
と勘違いしないように注意して、しっかり営業マンに確認するようにしてくださいね。
営業マンから基礎の種類を伝えてこないことも考えられますので。
結局布基礎とベタ基礎、どっちがオススメ?
結局、「布基礎とベタ基礎」どちらがいいのか、と言う判断は
「そのハウスメーカーの構造タイプや基礎の対策によって異なるため、一概に言えない」
と言うのが正直なところです。
でも、単純に「基礎の造り」で判断するのであれば「ベタ基礎」の方が建ててからの安心感はありますね。
「やはり金額をあげてでもしっかりとした基礎がいいかな」と考えられるのであれば「ベタ基礎」を優先することをおすすめします。
また、
といった観点からハウスメーカー選びを行うのもいいと思います。
その会社の「お客様への住まい提供の姿勢」を確認するための、いい判断材料です。
そうはいっても、布基礎とベタ基礎どっちを信用したらいいのか確認したい人は…
どうしても「布基礎とベタ基礎、どっちがいいんだろう?」と迷われた際は、
- ハウスメーカーがその基礎を採用している理由を確認する
ということが一番効果的です。
ベタ基礎を採用しているハウスメーカーに対しては、
- 「ベタ基礎内の鉄筋のピッチ幅は?」
という内容を確認すれば、大方の信用は裏付けられるでしょう。
ベタ基礎を採用しているというだけでも、「基礎から耐震性・耐久性にこだわりを持ってやっている」という採用理由になりますからね。
一方、「布基礎」を率先して押してくるハウスメーカーの営業に対しては、
- 「なぜこのハウスメーカーは布基礎を使っているのですか?」
- 「ぶっちゃけ、ベタ基礎の方がお勧めですよね?」
- 「他社の布基礎とは違って対策を行なっていることはありますか?」
というような質問を投げかけてみてください。
コストカットのために布基礎を採用しているハウスメーカーであれば明確に答えることができないため、安心してマイホーム計画を任せることができないでしょう。
- ・「弊社の鉄骨住宅にはベタ基礎よりも布基礎を採用した方が利点があり…」
・「弊社の布基礎では他社よりも〇〇な対策をしているため、…」
・「布基礎でもこれだけの耐震性を確保できておりますので、ベタ基礎にする必然性はなく…」
というように、具体的に明確な回答を明示できるハウスメーカーであれば、布基礎であっても信頼感を寄せて大丈夫です!
まとめ…住宅営業マンの情報に流されない家づくりを…
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