元住宅営業マンで、現在は「どのハウスメーカーにも属さない立場」から、お家づくりに必要不可欠なお役立ち情報を提供しております。
当サイトにお越しいただいた方々には、ぜひ「マイホーム計画に活かせる知識」をお持ち帰りいただきたいと思っております。
今回は、「失敗しない家づくり」をテーマにした情報をお届けさせていただきます。
「家づくりの失敗例」や「しまった!と後悔する家づくりの体験談」のような情報を過去に見てきた方は、是非この記事の内容を参考に、効率よく確実に失敗しない家づくりに役立ててください。
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一生に一度の家づくり、各社の間取りと価格をできるだけ比較しておく事が、後悔しない家づくりの秘訣です。
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Contents
失敗しない家づくりのために必要不可欠な6つのポイント
「マイホーム計画を考え始めたけど、失敗してしまいそうで怖い…」
「できれば失敗しない家づくりの方法を先に知ってから計画を実行したい…」
家づくりを考えられた方々であれば、一度は「失敗しない家づくり」の方法や極意について考えたことがあるのではないでしょうか?
私も住宅営業マンの仕事を10年間ほど続けてきた経験がありますので、10年間ひたすら、
「どうすれば全ての人が失敗しない家づくりを行うことができるのだろうか?」
という内容のことを考え続けておりました。
家づくりは一生に一度の大きな買い物ですものね…それはもう、何が何でも「成功した!」と心から喜んでいただけるような家づくりをしてほしいものです!
私が住宅営業をしてきた経験の中と、「雑誌やインターネット」等の情報を照らし合わせていく中で、「家づくりを後悔してしまった!!」と感じてしまうポイントは「大きく分けて6つのポイント」に集約されることに気がつきました。
ハウスメーカー選びで失敗しない方法につきましてはこちらの記事にてご紹介しておりますので、気になられる方はぜひ合わせてお読みください。
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全ての「家づくりの失敗ポイント」はこの6つに集約される
それでは、家づくりで失敗しないように対策を打つためにも、まずは「家づくりで失敗した!」と後悔しやすいポイントをご紹介させていただきます。
私の経験上、家づくりで後悔してしまうポイントは、大きく分けて以下の6つに集約されます。
●家づくりで失敗した!と後悔しがちな6つのポイント〜その①●
・思っていた「外観・間取り」を実現できなかった
例)↓
- 家事動線をもう少し考えていればよかったと後悔…。
- 一階に洋服を収納できるスペースを設けておけばよかった…。
- 展示場を見て契約を決めたけど、実際の家は普通の外観になってしまった…。
- 寝室が思っていた以上に広すぎた…逆に子供部屋をもう少し大きくしてあげればよかった…。
- キッチンの匂いがリビングまで筒抜けに…何か対策をしておけばよかった…。
- 一階に寝室を持ってきたのだが、リビングのテレビの音が気になって寝づらい…。
- etc
●家づくりで失敗した!と後悔しがちな6つのポイント〜その②●
・予想していた「内装・設備」と現実に大きなギャップを感じてしまった
例)↓
- 打ち合わせ時にインテリアコーディネーターの提案に後押しされて選んだ壁紙が、実際に住んでみると全く自分たちの趣味とあっておらず、恥ずかしい…。
- 金額を落とせる部分が設備関係の減額幅しかなかったのでお風呂のグレードを一段下げたが、イメージしていた内容よりも床が固く、冷たい…。
- 照明器具には特に関心がなかったが、調光機能をつけておけばよかったと後々後悔…。
- etc
●家づくりで失敗した!と後悔しがちな6つのポイント〜その③●
・展示場で確信した「家の快適性」が思っていたよりも高くなかった
例)↓
- 夏場は二階で寝ることができない…二階中に熱がこもり切ってしまう…。
- 冬場は床の底冷えが激しすぎて冷え性になってしまった…。
- 床暖房を入れたはいいけど、熱が循環しないため暑さがこもり、頭が痛くなってしまう…。
- 廊下に出ると温度差が激しく、同居する両親の健康面(ヒートショック)が心配だ…。
- etc
●家づくりで失敗した!と後悔しがちな6つのポイント〜その④●
・営業マンから説明を受けた「アフターサポート」が乱雑
例)↓
- 50年間点検サポートがつくと聞いていたが、メンテナンスの日時を伝えてくれず、気がついたら忘れられていたことが…。
- アフターメンテナンスは一定期間がすぎると有料になるので特にこちらから手配しなかったのだが、築年数を重ねるごとに見えない部分に不具合が…。
- アフターサポートの担当の方が靴下で汚れを吹いていた…契約前には確認しようがないけど、なんだか悔しい…。
- 家を建てた後間も無く会社が潰れてしまい、当初聞いていたアフターメンテナンスは受けられないことに…。
- etc
●家づくりで失敗した!と後悔しがちな6つのポイント〜その⑤●
・契約当時は気がつかなかった「立地」の問題
例)↓
- 契約した時は知らなかったが、思った以上に車通りが激しく、子供の外出時はいつも心配になる…。
- 夏場に土地と建物を契約したが、隣の家の階高が高いため、冬場になるとすっぽり日陰になってしまい、日当たりが悪い…。
- 考えていた庭のスペースよりも狭かったため、実質建物部分から余ったスペースのような土地が出てしまった…。
- 地域の組合に加入しなければならず、その組合の納付金が高かった…。
- etc
●家づくりで失敗した!と後悔しがちな6つのポイント〜その⑥●
・契約後に高騰する「見積もり金額」
例)↓
- 契約前の住宅ローン返済額と、契約後の住宅ローン返済額に1万円もの差が…理由は大幅な間取り変更…。
- 思っていたよりも光熱費がかかってしまい、賃貸暮らしの時の2倍ほどの引き落としに…これなら契約後の見積もりをもう少し抑えておくべきだった…。設
- 計事務所に依頼をしたのだが、ハウスメーカーにはない設計料の金額が非常に大きかった…ハウスメーカーでも間取りの提案を受けておくべきだったと後悔…。
- etc
まとめますと、
- 「外観・間取り」などのデザイン
- 「内装・設備」などの仕様
- 「快適性・空調システム」などの性能
- 「保証・アフターサポート」などの会社のサポート体制
- 「立地・暮らし」に関係する土地の内容
- 「光熱費・ローン返済」などの金額
という内容に「家づくりに失敗した!」と感じる原因が分類されております。
どのサイトや雑誌に掲載されている「家づくりで失敗した!」と後悔する内容も、大きく分類してこの6つのパターンに分けることができないでしょうか?
山本さまのように、
「なぜ失敗しない家づくりを考えているにも関わらず、このような項目で「後悔した…!」と感じるの?」
と思われた方も多いのではないかと思います。
その原因は、
「家の契約は、『まだ形のないもの』を『イメージしながら納得』して契約する請負契約だから」
なのです。
もっと砕いてお伝えすると、
「家づくりは、間取りや快適性などについて「実際のところどうなのか」を確認することが非常に困難」
であるからこそ、建てる前と建てた後に少なからずギャップが生じ、失敗したと感じる家づくりになってしまっているということです。
失敗しない家づくりに欠かせないのは「不確かな憶測で話を進めたいこと」
だからこそ、失敗しない家づくりに関しては、特に上記の6つのポイントに関して、
「まあ大丈夫だろう。」
「きっとこんな雰囲気の空間になっているわ〜」
「展示場がかっこよすぎるから、自分たちの家もかっこよく仕上がるに決まっている!」
というような、「展示場の印象」や「営業マンの話」でイメージを膨らまさないことが必要不可欠です。
建売住宅の場合は別ですが、注文住宅の場合では「まだ商品を見ていない段階」で契約をしなければいけません。
人生で一番大きな買い物であるにも関わらず、人生で一度も確認したことのない商品を買うことになるのです。
入居者見学会は「失敗しない家づくり」に大きく貢献!
失敗しない家づくりを実現させる最も効果的な行動内容は下記の通りです。
●失敗しない家づくりの方法●
入居者見学会(実邸見学会)に参加する
(ここでは入居者見学会≠完成見学会とする)
完成見学会というフレーズはみなさん聞かれたことが多いかもしれませんが、入居者見学会の内容についてはあまり知られていないかもしれませんので、詳細を掲載させていただきます。
●完成見学会●
・その建築会社が実際に手がけた実邸に「入居する前」に見学させてもらえるイベント
メリット
・展示場では知ることができない「実際の家の規模感」や空間を体感することができる
・施主様の「そのハウスメーカーの決定理由」を聞くことができる
●入居者見学会●
・そのその建築会社が実際に手がけた実邸に「入居した後」に見学させてもらえるイベント
メリット
・展示場では知ることができない「実際の家の規模感」や空間を体感することができる
・展示場では知ることができない「実際に住んだ温度感・空気感」を確認することができる
・展示場では知ることができない「実邸ベースの内装・設備」をリアルなスケール感・雰囲気で確認することができる
・契約前には知ることができない「外壁・内装」の経年変化を確認することができる
・契約前には知ることができない「土地の活用方法・立地の特性」を確認、または施主様に質問することができる
・施主様の「そのハウスメーカーの決定理由」を聞くことができる
・施主様に実際に住んだからこそわかる「オススメの間取り・失敗した間取り」を実邸ベースで教えてもらうことができる
・施主様に、気になる光熱費や金額について聞くことができる
・そのハウスメーカーが「自分たちの要望内容」で実現できる実邸を、リアルに見て確認することができる
・etc…
この「入居者見学会」のオススメポイントは、
『まだ存在しないマイホームのイメージを「展示場ベース」「営業マンベース」ではなく、「実邸ベース」「実際に住んでいる人の本音ベース」でイメージすることができる』
点にございます。
失敗しない家づくりのためには「6つのポイントに関して憶測で計画を進めていかないこと」という風にお伝えさせていただきましたが、入居者見学会に参加することで、そのほとんどの内容をクリアにすることができるのです。
なので、私は住宅営業マン時代に、
というお話をさせていただき、結果的に大好評いただいておりました。(私のことを信頼してくれる方が増えたのも、実際に役立つ情報が入居者見学会には存在していたからだと振り返ります。)
なので、このサイトに足を運んでいただいた方々にも、ぜひ失敗しない家づくりを行なっていくにあたって「入居者見学会」をされることをオススメしたいと思います。
経験者に聞く!失敗しない家づくりのコツ
ここでは、私が住宅営業マンとして働いていた時のご契約者様で、実際に入居者見学会に参加されたヤマダ様にインタビューさせていただいた内容を掲載させていただきます。
ヤマダ様のプロフィール
ヤマダ様のマイホーム計画の概要を軽く掲載させていただきます。
●ヤマダさんのプロフィール●
名前 | ヤマダ様(仮名)(39) |
---|---|
家族構成 | 4人家族 |
建築検討ハウスメーカー | 10社以上 |
建築検討期間 | 1年8ヶ月 |
マイホーム優先順位 | 快適性、耐震性、間取りのこだわり実現 |
ヤマダさんのマイホーム満足度指数はこのような感じです。
●ヤマダさんのマイホーム満足度指数●
ヤマダ様の体験談
ヤマダ様にインタビューさせていただいた内容を簡潔に記載します。
失敗しない家づくりのためにとった秘策は「行動量」!しかし…
「入居者見学会に参加し、失敗しない家づくりのスタートを切れた」
このように、失敗しない家づくりを実現させることに「入居者見学会」が役立ったと感じられている方がいるのは確かです。
また、その会社の信頼度や安心感を確認するためだけに参加してみるのもオススメです。
できることなら完成見学会もいいのですが、入居者見学会を有効活用して見てください!
まとめ…入居者見学会で失敗しない家づくりを実行しよう!
元住宅営業マンも納得の満足度
- 作成した間取りの数は、契約プランの「こだわりとアイデアの量」に比例する!
- 見比べた見積書の数は、値引き交渉の「知恵と材料の多さ」に比例する!
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※まずは無料請求の手順と資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。
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