元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目からウェルネストホームの評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- ウェルネストホームのリアルな評判を知りたい
- ウェルネストホームの営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社とウェルネストホームの評判を比較したい
- ウェルネストホームに関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度
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ウェルネストホームってどんな会社?
この記事を読まれている方々の中には、ウェルネストホームで家づくりを検討中の方や、ウェルネストホームの口コミを知りたい方、実際のところウェルネストホームの評判はどんな感じなのか気になっている方が多いのではないでしょうか。
ウェルネストホームは、2012年に設立された、住宅業界の中では比較的新しいハウスメーカーで、名古屋に本拠地を構え、現在では全国で家づくりを行なっております。
新規参入したハウスメーカーにも関わらず、設立からわずか5年で販売戸建棟数500棟を達成するなど、急激に実績を伸ばし初めている注目のハウスメーカーと言えるでしょう。
私が住宅営業マンをしていた頃、ある程度の実績をあげているハウスメーカー以外で、設立間も無くして500棟の建築実績を作るハウスメーカーは聞いたことがないので、個人的に注目していた会社です。
特に、ウェルネストホームで家を建てた方の満足度がとても高いことも特徴的なハウスメーカーなので、その理由は一体どこにあるのか、ウェルネストホームの実際の評判・口コミもご紹介しつつ、詳しく解説していきたいと思います。
会社概要から考えられるウェルネストホームの評判・口コミ
ウェルネストホームの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社 WELLNEST HOME |
---|---|
設立 | 平成24年8月1日 |
資本金 | 9,990万円 |
代表取締役社長 | 芝山 さゆり |
従業員数 | 34名 |
売上高 | 不明 |
本社 | 愛知県⻑久手市作田2-1101 |
扱う住宅の構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 秋田県、宮城県、千葉県、東京都、愛知県、石川県、三重県、大阪府、香川県、福岡県を中心とするエリア |
住宅販売戸数 | 累計526棟(2017年時点) |
理念 | よい家には理由がある |
他社とはここが違う、ウェルネストホームの家づくりの姿勢
先にウェルネスホームの口コミを少しだけご紹介させていただくと、
「ウェルネストホームのモデルルームに初めて行ったとき、既に2〜3組みくらいの家族が別々に打ち合わせをしていたのですが、どの家族も楽しそうに打ち合わせしていたことが印象的でした。事例集を見せてもらったのですが、素敵な家ばかりで憧れてしまいました。こだわりが強そうな方が多い気がしました。」
「30社以上の建築会社を比較検討して家を建てたのですが、木造住宅で家を建てるならウェルネストホームさんしかないと感じ、契約しました。特に、圧倒的な気密性能は他社では実現不可な数値を誇ります。住み心地は段違いです。」
「とってもいい家を提案してもらったのですが、最終的には別の工務店で契約しました。金額が高すぎてどうしようもなかったのですが、予算が許せばもちろんウェルネストホームの家に住みたかった・・・。」
など、デザインや家の性能に関して、とても高い評判であることが確認できました(合わせて、金額面でのネガティブな口コミも多く見られましたが、そちらも追ってご紹介させていただきます)。
ウェルネストホームの社名の由来は、健康的で良い巣作りを応援したいという想いであり、「WELL(良い)」「NEST(巣)」「WELNESS(健康であり続ける)」を掛け合わせて作られております。
また、ウェルネストホームの創業者でもある早田宏徳さんの言葉の中で、
- 「世界で一番の家を目指し、日本で一番の家を作る」
- 「標準仕様で業界最高峰の性能を兼ね備えた住宅を作る」
という言葉も残されており、ウェルネストホームでは「本質的に良質な住まい作りに向き合う姿勢」を家づくりの軸にしていることが感じられます。
管理人個人的に、大量生産・大量販売を主たる目的とする大手ハウスメーカーとは違い、一邸一邸の住宅品質を最大限に高めながらこだわりを持った家づくりを行なっている点にウェルネストホームならではの特徴であると感じており、急激に実績を伸ばしている要因の一つだと考えております。
ウェルネストホームの多様な住まいサービス
ウェルネストホームでは、戸建て住宅の建築の他に、
- 省エネリノベーション(断熱改修)
- マンションリノベーション
- 省エネ賃貸住宅設計・施工
- エコ土地診断サービス
のサービス提供も実施されております。
「省エネ」と「リノベーション」に関連する提案を得意としていることが確認でき、ウェルネストホームで家を建てる際にも、エコな住まいの提案や、築年数50年後、60年後も住みよい家の提案を期待できます。
管理人個人的には、戸建て住宅以外にも事業の柱を持っている建築会社の方が、建てた後の相談などを考える上で安心感が持てると考えておりますので、ウェルネストホームの多角的サービス展開についても、同様に好感が持てますね。
ウェルネストホームと比較検討されやすいハウスメーカー
私が住宅営業マンとして働いていた経験の中で、ウェルネストホームと競合した経験はございません。
なので、今回は当サイトに寄せられた評判・口コミの結果から考察した「ウェルネストホームと比較検討されやすい」ハウスメーカーをご紹介させていただきます。
▼ウェルネストホームと比較検討されやすいハウスメーカー▼
三井ホーム
スウェーデンハウス
一条工務店
住友林業
地元の工務店
etc…
ウェルネストホームと比較検討されているハウスメーカーの特徴は、
- 高気密・高断熱が魅力的
- デザインと性能を両立できる商品モデルが用意されている
- 木造の家がメインの商品
と言えますので、ウェルネストホームにも同じような優位性があることが予想できますね。
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ウェルネストホームの総合評価と項目ごとの評判・口コミ
この章では、初めにウェルネストホームの総合評価をご紹介し、その後で各項目ごとの内容に沿って評判・口コミを見ていきたいと思います。
総合評価は、ウェルネストホームの特徴を「①.会社の規模感」「②.住宅性能」「③.デザイン」「④.価格」「⑤.保証・アフターサポート」「⑥.住宅営業マンの対応力」の6項目に分類し、多角的にまとめたデータになります。
ウェルネストホームの総合評価 | |
▼ウェルネストホームの特徴▼ 旧「低炭素住宅」から組織変更を行い、現在は「WELLNEST HOME」として全国各地で家づくりを行う新参メーカー。低炭素時代のノウハウを生かし、高気密・高断熱なエコ住宅に定評があります。2020年にはウェルネストエンジニアリングを発足し、住宅品質の向上に余念がありません。 | |
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
それでは、総合評価の各項目の内容に沿って、ウェルネストホームの評判・口コミを解説してまいります。
会社の規模感・信頼度
まずは、ウェルネストホームの会社規模の観点から、家づくりを任せる際の安心感、信頼度に関して見ていきましょう。
先ほどもご紹介した通り、ウェルネストホームは、
- 設立後、僅か5年で累計販売棟数500棟を達成
- 設立後10年足らずで東北から九州まで幅広いエリアで戸建販売サービスを展開
- 戸建て住宅販売に限らず、リフォーム・リノベーションや不動産事業など、多角的に住まい事業を展開している
などの特徴からも、今後益々実績を伸ばし続け、業績・会社規模の拡大が期待される住宅メーカーだと言えます。
特に、2020年にはウェルネストエンジニアリングを発足し、高い施工技術を認められた質の高い施工業社のネットワークをさらに拡大しております。
ウェルネストホームの口コミの中には、
「大手ハウスメーカーと比べると、まだまだ実績が少ないので、建てた後に不具合が出てこないか不安です。」
「従業員数が50名以下で、地方の工務店と同じ規模の会社」
といったような点を不安視する評判の内容も見られましたが、管理人個人的には、ウェルネストホームの家の品質や住まいづくりに取り組む姿勢、独自の理念を見る限り、大手ハウスメーカーに負けない企業努力が感じられるためそこまで不安視する必要はないと考えております。
もちろん、少子高齢化や空き家問題などにより、住宅業界内で企業合併や倒産も珍しくない時代なので、全幅の信頼を寄せることはできませんが、当面の間は安心して家を任せられる会社だと感じます。
ウェルネストホームの住宅性能の評価
次に、ウェルネストホームの家の性能に関する評判・口コミを見ていきましょう。
先にお伝えしますと、ウェルネストホームの住宅性能に関する評判はポジティブな内容が多く、
「ウェルネストホームの家で住み始めて先ず驚いたのが光熱費です。インターネットで見た一軒家の光熱費の相場はだいたい月額平均2万円らしいですが、私たちの家では月の平均は6千円前後です。エアコンや床暖房を使わなくても快適に暮らせているので、断熱性は間違いなくいいです。」
「建築予定地の環境が「夏はものすごく暑くて冬はものすごく寒い」環境だったので、なるべく無駄なエネルギーを使わない(けど快適な)住宅を探したところ、低燃費住宅さん(ウェルネストホームさん)に出会うことができました。頑丈で長持ちする点で木造住宅ですが耐久性に関しても安心することができました。」
など、特に断熱性や気密性などの「室内の快適性」に関するポジティブな口コミが多く見られました。
ウェルネストホームは高気密・高断熱なエコ住宅が魅力
ウェルネストホームの家を一言で表すならば、「少ないエネルギーで快適に暮らせる省エネ性に長けた住宅」と、管理人個人的には考えております。
建築の見本市「建築メッセバウ」で、日本で唯一、国際的な高性能住宅の事例としてポスターに掲載されたハウスメーカーが、なんとウェルネストホームなのです。
日本の住宅のトップクラスの性能基準は、実はドイツの住宅の建築基準以下であると言われている中、ドイツの名誉あるカンファレンスで高性能住宅として取り上げられた実績が、ウェルネストホームの高い住宅性能を裏付けておりますし、だからこそ、寄せられた評判や口コミの内容が良い点にも納得がいきます。
私が住宅営業マンとして働いていた頃にも、数多くのハウスメーカーの住宅性能を数値化して見てきた経験がありますが、大手メーカーと比較した場合でも、特にウェルネストホームの気密性に関してはかなり高い水準であると言えます。
もう少し具体的にご紹介していきます。
ウェルネストホームの気密性
ウェルネストホームの気密性は、標準仕様でC値=平均0.2㎠/㎡であることが確認できました。
簡単にご紹介すると、国が定める気密性の最低基準(C値=5.0㎠/㎡)では、一般的な大きさの住宅の中にA4用紙ほどの隙間が空いていることを表しております。
C値=0.5〜1.0㎠/㎡では、A4用紙サイズから名刺サイズまで隙間の面積が小さくなり、より効果的な断熱・換気計画を建てることができます。
私が住宅営業マンとして働いていた頃も、大手ハウスメーカー含め様々な会社の気密性を調査しましたが、C値=0.2㎠/㎡はトップクラスに気密性が高い性能値と言えます。
一点だけ、管理人個人的に少し気になっているのは、気密性0.2㎠/㎡はあくまでも平均値ということなので、ウェルネストホームで建てられた家全てがC値=0.2㎠/㎡になるとは限らない点です。
ただし、少なくとも、国が定めている最低気密基準(C値=5.0㎠/㎡)を下回るようなことは間違いなくなさそうなので、上記の懸念点を踏まえても、ウェルネストホームでは高気密住宅でマイホームを建ててもらうことができるでしょう。
家づくににおいて、なぜそこまで気密性が重要視されているのかに関しては、下記の記事で詳細にまとめております。
マイホーム計画を進める中で気密性がなぜ大切なのか、知りたい方はぜひご覧ください。
ウェルネストホームの断熱性
ウェルネストホームの断熱工法は、充填断熱×外張断熱の「ダブル断熱」でございます。
また、使用されている断熱材は、以下の内容であることが確認できました。
▼ウェルネストホームの断熱性▼
断熱箇所 | 断熱材 | 厚み |
屋根断熱 | セルロースファイバ | 300mm |
壁断熱 | セルロースファイバー ×ロックウール | 105mm×100mm |
過去に当サイトでも別記事でご紹介しましたが、充填断熱×グラスウールの断熱工法を採用しているハウスメーカーでは、
- 室内と室外の気温差が生じ、構造体内で結露が発生する
- 結露が水滴となりグラスウールに吸収される
- 水を吸収したグラスウールは重みを増してズレ落ち、断熱性能を著しく低下させる
- カビが発生し、腐朽菌が木材に移り、時間をかけて耐久性を低下させる
などの心配がありましたが、ウェルネストホームでは上記の心配ごとを解消する断熱工法(ダブル断熱)を採用しているので、断熱性はもちろん、目に見えない構造体の経年劣化に関してもしっかり対策ができていると感じます。
詳細は、下記の記事を参考にしてみてください。
グラスウールや外張断熱に関して情報収集されている方は、下記の記事で解説しておりますので、ぜひ参考にして見てください。
ただし、外張断熱と言っても、ウェルネストホームの標準仕様では天井・壁・基礎で断熱ラインを張っているようなので、小屋裏スペースも断熱する場合、オプションで天井断熱にする必要がございますので、その点だけ注意してください。
ウェルネストホームの快適性を向上させる「調湿効果」と「パッシブデザイン」
ウェルネストホームの高い断熱性と気密性に加え、調湿性と設計方法にも室内の快適性を高める要素がございますので、ご紹介だけさせていただきます。
ウェルネストホームの調湿性
ウェルネストホームでは、漆喰塗装が標準仕様で付いていることが確認できました。
主に使用されているのは「ホタテ漆喰」と呼ばれる材料で、この漆喰壁の効果もあり、室内の気温を年中23~24℃くらいで、湿度は50%台をキープするように調整することが可能になっております。
パッシブデザインで快適性を設計
さらに、ウェルネストホームではパッシブデザインを採用しております。
パッシブデザインとは、エアコンなどの機械をできるだけ頼ることなく、自然エネルギーを上手に活用することで室内の温度や湿度をコントロールする設計思想です。
設計の段階で、季節ごとに異なる日当たりや風通しを計算に入れてプランニングを行なってもらえる点も、ウェルネストホームで家づくりを行う大きなメリットと考えられます。
ウェルネストホームの耐震性
ウェルネストホームの耐震性に関してですが、評判を見てみると、
「私たちが家づくりで重視していたポイントは耐震性でした。ウェルネストホームはまだ建築実績が少ないので、どうしても安心を取るとやはり実績のある建築会社へ、と判断しました。」
「ウェルネストホームでは地震への対策もしっかり行なっているようです。営業さんから外部機関にて最高の等級を証明してもらっていると説明いただきました。」
などの口コミが確認できました。
ウェルネストホームの住宅構造は「木造軸組工法」で、耐震等級は最高等級である3を標準仕様としており、大手ハウスメーカーと同様の耐震等級を備えていることが分かります。
しかし、一方で、大手ハウスメーカーであれば等級3の取得は当たり前で、さらに独自の耐震・制震対策を実施している会社が多かったですが、ウェルネストホームでは特筆するような独自の対策は確認できませんでした。
地震大国の日本でマイホームを建てる以上、耐震性能は無視することができないポイントですので、もしウェルネストホームの耐震対策に不安を感じられる方は、その他の木造住宅メーカーを見学に行って情報収集をしてみるのも一つの手だと思います。
ウェルネストホームの間取り・外観のデザインに関する評判
次に、間取りや外観を含む、ウェルネストホームのデザイン面に関する評判・口コミを見ていきましょう。
ウェルネストホームで選択可能な商品は3タイプ
ウェルネストホームでは、以下の3つの商品タイプが用意されております。
- よはくの家
- むくの家
- えがく家
先にお伝えしておくと、③の「えがく家」は完全自由設計な家づくりが可能な商品モデルです。
逆に、①の「よはくの家」は、ウェルネストホームが用意した規格に沿って家づくりを行う「規格がた住宅」の商品タイプです。
②の「むくの家」は、その中間に当たる位置づけの商品モデルと言えるでしょう。
ウェルネストホームの家は自由設計でプランニング可能
ウェルネストホームのデザインに関する評判を見る中で、他の大手ハウスメーカーでよく取り入れられている「商品タイプ別の間取り・外観デザインの販売方式」のような商品規格に当てはめたデザイン設計ではなく、お客様それぞれの要望・ライフスタイルに合わせてゼロからプランニングとデザイン提案を行なっていることが分かりました。
なので、ウェルネストホームでは自由設計で家づくりができると考えられます。
具体的に、ウェルネストホームのデザインに関する評判をご紹介すると、
「モデルハウスを見学した際に、シンプルで洗練されたデザインをとても気に入りました。設計士さんが作ってくれる間取りも、私たちの家族構成に合わせた部屋に加え、パントリーや室内物干しスペースなどのプラスアルファの提案をしてもらえました。」
「住宅カタログで見た吹き抜けに憧れがありました。ウェルネストホームさんに相談したところ、リビングの南面に明かりがこぼれ落ちるような吹き抜けを作ってもらえました。夏場は直接太陽の光が入らないパッシブデザインもやってもらえ、一石二鳥です。」
など、ポジティブな口コミが多く見られました。
気密性や断熱性にスポットが当てられがちなウェルネストホームですが、実はデザインに関する評判や口コミも同様に高評価を得ていると言えますね。
ウェルネストホームのプランの制約
先ほどもお伝えした通り、ウェルネストホームの家の最大の魅力は高気密・高断熱、高耐久で高性能なエコ住宅ですので、ウェルネストホーム側が性能基準に満たないと判断した場合、プラン変更を余儀なくされるケースがございます。
実際に、口コミの中には、
「友人がウェルネストホームで建てたとのことで、家に遊びに言ったことがあるが、内装や設備のデザインは標準でかなりお洒落なものを入れてもらえたと言っていた(実際にお洒落だった)。ただ、外観は近所お家とそこまで変わらない感じで、デザイン住宅という感じではなかった。」
「ウェルネストホームさんで家をお願いしました。一番の自慢ポイントは使い勝手のいい間取りです。構造計算後に少しだけ修正が必要と言われましたが、ほぼ私たちの希望取りのマイホームを建ててもらえました。」
などの評判も確認ができましたので、最終的に自分たちの理想の間取りで家が建てられるかどうかは、口コミにあるように構造計算の結果次第とも言えるでしょう。
また、そもそも自由設計をコンセプトにした商品タイプは「えがく家」だけであり、「よはくの家」では、逆にウェルネストホーム側で設定された規格に合わせて家づくりを行うことになります。
いずれにしても、実際にプランを作成してもらうことで、自分たちの要望を叶えられるデザイン性があるかどうかは確認できますので、ウェルネストホームが気になっているご家族様は、現在比較検討しているハウスメーカーと合わせてウェルネストホームにもプラン作成依頼を出してみてることをおすすめします。
ウェルネストホームのデザイン実例
参考までに、ウェルネストホームの建築実例をいくつかご紹介させていただきます。
▼実例①▼
LDKの大きな吹き抜けが明るい空間を演出しております。
▼実例②▼
昔ながらの平家をモダンに仕上げた現在風な外観です。
小屋下のスペースに土間コンを施工してガレージにしている点もこだわりが感じられます。
▼実例③▼
2wayの玄関タイプです。
お客様用の導線はすっきりと見せることができ、家族用の導線はSCLを通る設計になっており、収納力も抜群ですね。
このように、吹き抜けや多層階の設計、好みの健在や設備の使用が可能な点を見ても、ウェルネストホームではユニット工法や工場生産を行うハウスメーカーと比べ、自由に間取りや外観を設計してもらえると考えられますので、気になる方は間取り作成の依頼をしてみることをおすすめします。
価格(坪単価)/お買い求めやすさ
次に、ウェルネストホームの坪単価に関する評判・口コミを見てみましょう。
先に、価格面に関する評判をご紹介すると、
「住宅雑誌の切り抜きやインターネット上で見つけた好みのデザインをデザイナーさんに見せて、要望を盛り込んでプランニングしてもらったら、そこらの大手メーカー以上の金額になったので、現実を見てごっそり要望を削除しました。坪単価にすると坪100万円近かったので、契約前に気がつけて良かったです…。」
「ウェルネストホームの家はモノが良い分、購入金額もかなり高いです。安かろう悪かろうの家では建てる意味がない派の意見を持つ私ですが、流石にウェルネストホームの家は手が出ませんでした。」
など、見積もりを見て「高い!」と驚かれた経験のある方からの口コミが多く見られました。
ウェルネストホームの家は「70万円〜95万円/坪」が平均的な価格帯です。
この価格帯は、言ってしまえば大手ハウスメーカーの主力商品モデルと同価格帯・坪単価である一方で、ウェルネストホームでは大手ハウスメーカーに比べるとそこまで住宅ブランドが確立されていない分、見積もり価格に対して割高に感じられる意見もが多くなっているのだと思われます。
ただし、管理人個人的には、購入時の金額ではなく建てた後のLCC(ライフサイクルコスト)でコストパフォーマンスを考えた場合、引き渡し後10年足らずでメンテナンスが必要になるローコスト住宅の家と比べると、メンテナンスを実施する頻度や規模を比較的抑えることができるのも事実だと考えております。
▼参考記事▼
住宅先進国ドイツの家で使用される建材に習い、ウェルネストホームでは高品質な部材や木材を使用して家づくりを行なっておりますので、LCCの面から長期間のコストで考えると、「ウェルネストホームは高い!」と一概に割高と言い切ることはできません。
保証とアフターサポートの評判
次に、ウェルネストホームの引き渡し後のサポート体制に関する評判・口コミとその内容を見ていきましょう。
ウェルネストホームの保証期間は30年間
まず、ウェルネストホームの保証期間ですが、引き渡し後30年間の長期保証が備えられてることが確認できました。
確かに、ウェルネストホームでは引き渡し後30年間の長期保証を備えられる可能性がありますが、それは、
- 引き渡し後10年後の有償メンテナンス工事
- 引き渡し後20年後の有償メンテナンス工事
のどちらも実施する必要がございます。
逆に言えば、引き渡し後10年目の段階でメンテナンス工事を実施しない場合、その家の保証期間は10年間で終了となります。
引き渡し後10年間の保証期間であれば、他の工務店やハウスメーカーで採用されている保証内容と同じ(もしくはそれ以下)だと言えますね。
私が住宅営業マンとして働いていた頃、毎月の住宅ローンの返済に加えメンテナンス費用を支払えるご家族様は決して多くはございませんでしたので、保証面をハウスメーカー選びの軸とされている方は、ぜひ延長保証に必要な条件や有償メンテナンス費用をある程度把握しておくようにしましょう。
その他、
- 20年間の地盤保証
- 最長30年間のシロアリ保証
も保証内容に組み込まれておりますので、合わせて確認しておきましょう。
ウェルネストホームのアフターサポートは10年間
ウェルネストホームが行うアフターサポートは、引き渡し後10年間の無料点検サポートと確認ができます。
これも、他のハウスメーカーと比べて一般的な内容ですが、私が住宅営業マンとして働いていた頃、大手ハウスメーカーでは、
- 引き渡し後20年間、無料点検サポートを全邸実施
- 引き渡し後60年間サポートを標準対応
- 引き渡し後30年間の無料点検に加え、有料メンテナンスの実施でプラス30年間の延長サポート付与
など、ウェルネストホーム以上に手厚いサポートを実施している会社もござますので、その点、ウェルネストホームのアフターサポートは少々手薄な印象を受けます。
ただし、ウェルネストホームのアフターサポートに関する口コミの中には、
「すでに家を建てた友達から、引き渡し後の1年間は細かな所で修繕作業が必要になると聞いていたので、ウェルネストホームさんの方でどの程度手直ししてくれるのか少し不安だったのですが、引き渡し後半年の点検の際に、スピーディかつ細やかに点検と相談対応をいただき、さすがウェルネストホームさん!と安心しました。」
などのポジティブな評判も確認できましたので、そこまで内容は悪くはない印象を受けております。
住宅営業マンの対応力とその口コミ
最後に、ウェルネストホームの営業マンに関する評判・口コミを見ていきましょう。
ウェルネストホームの営業マンに関しては、
「家づくりをする際に、何社か住宅会社を見学したが、ウェルネストホームという会社の営業が一番話やすかった印象がある。知識や経験が豊富なのだろうとは思うが、自社製品を売り込む感じがあまり感じられず、家づくりをする人に合わせた意見を言ってもらえて大変参考になった。」
「安い家はダメですから、という上からのスタンスが鼻につきました。ただ、それほどウェルネストホームさんが建てている家に自信を持っているのだろうと思います。自分がお客さんだったらウェルネストホーム以外考えられないのだそうです。」
など、基本的にはポジティブな評判が多く見られましたが、中には相性が合わなかったという口コミも見られます。
ウェルネストホームに限った話ではないですが、住宅営業マンの性格やキャリア、さらに言えば展示場や販売エリアごとで大きく特性が異なることは珍しくありませんので、最終的には実際に会って相性が合うかどうか確かめる必要があります。
下記の記事を参考にしながら、信頼できる営業マンかどうか直接確認してみることをおすすめします。
本当に信頼できる営業マン?そう迷った時に読んでほしい記事は下記です。
当サイトに寄せられたウェルネストホームの評判・口コミのご紹介
ウェルネストホームの評判、口コミをいくつか掲載させていただきます。
住宅営業マン時代の経験より、管理人が伝える「ウェルネストホームの評判・口コミ」
この記事の前半でお伝えした通り、私が住宅営業マンをしていた頃、ウェルネストホームと競合した経験は、残念ながらございません。
なので、今回は、当サイトに寄せられたウェルネストホームの評判・口コミや、実際にウェルネストホームで家を建てた方のご意見を参考に、ウェルネストホームの家づくりのポイントを私なりに纏めさせていただきます。
ウェルネストホームで家を建てるのに向いているのはこんな人
当サイトに寄せられたウェルネストホームの評判・口コミから考えられる「ウェルネストホームで家を建てるのに向いている人」はこのような方々でございます。
▼評判・口コミから考察!ウェルネストホームで建築が向いている方▼
- ウェルネストホームの建築エリアで土地を所有されている方(もしくは購入予定の方)
- ある程度余裕を持ってマイホームの資金計画が立てられる方
- エコ住宅に興味があり、高気密・高断熱な木造住宅で暮らしたい方
- そこそこデザインにもこだわりがあり、且つ多少の間取り・外観の制限であれば許容できる方
以上の内容に当てはまる方は、ウェルネストホームに間取りや見積もりの作成依頼をしてみるのもいいかもしれません。
最後に…ウェルネストホームと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事ではウェルネストホームの評判・口コミをご紹介して参りましたが、ウェルネストホームでマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
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