元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目からオープンハウスの評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
- オープンハウスのリアルな評判を知りたい
- オープンハウスの営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社とオープンハウススの評判・口コミを比較したい
- ざっと、オープンハウスに関する情報を一通り知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度
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オープンハウスってどんな会社?
皆様の中には、都心部で家を建てたいとご希望の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的には、金額面や交通の便も考えると、都心でマイホーム購入を検討する際に候補として上がってくるのがマンションの購入でしょう。
一方で、家族構成や部屋数の都合などの理由から、なんとかして都心に戸建住宅を購入することができないか検討されている方も、もちろんたくさんいらっしゃいます。
もう既にご存知の方も多いでしょうが、オープンハウスは、
「まさか東京で家が建てられるなんて思ってもいなかったですが、夢を叶えることができました。オープンハウスさんに出会えて本当に良かったと思っています。」
「車を2台持っているので、駐車場代がかかるマンションではなく戸建住宅を希望していたのですが、ステキなマイホームを構えることができて大満足です!土地探しから親身になって付き合ってもらえましたので、これから家探しされる方にはおすすめです。」
というように、都心部でマイホームを購入された方の評判・口コミが、特に良い傾向にござました。
テレビCMなども積極的に行なっているハウスメーカーなので、知名度はかなり高い会社なのですが、一方で、住宅の性能面や保証・アフターサービス内容など、細かい情報まで知っている方はそこまで多くないかと思います。
この記事では、オープンハウスの評判や口コミを含め、上記のような内容や営業マンの評判、デザインに関する内容など、様々な観点からオープンハウスの情報をご紹介して参ります。
それではまずは、オープンハウスの会社概要を確認してざっとご紹介いたします。
合わせてオープンハウスに寄せられた評判や口コミもご紹介して参りますね。
会社概要から考えられるオープンハウスの評判・口コミ
オープンハウスの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社 オープンハウス |
---|---|
設立 | 1997年9月 |
資本金 | 199億3,124万円(2021年11月時点) |
代表取締役社長 | 荒井正昭 |
従業員数 | 3,879名(2021年3月末時点)※2019年9月末時点では2,642名でした。(いずれもグループ連結の数字です。) |
売上高 | 5,759億円(2020年9月期)※2019年9月期では5,403億円でした。(いずれもグループ連結の数字です。) |
本社 | 千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング12F |
扱う住宅の構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、福岡(グループにより異なる) |
住宅販売戸数 | オープンハウス・ディベロップメント: 5,449棟 ※2018年9月期は4,683棟でした。オープンハウス・アーキテクト: 4,158棟※ 2019年3月期)は3,339棟でした。 |
理念 | 夢は、都心に一戸建て。 |
オープンハウスは、特に都心部で評判が高い
会社概要を見ても分かる通り、オープンハウスは東京や名古屋、福岡といった都市部中心の住まいづくりを展開している会社です。
「住める街に住む」のではなく、「住みたい街に住む」という夢を実現させることをコンセプトとしている会社なので、このような販売エリアになっているのですね。
また、個人的に特筆してお伝えしておきたいのが、オープンハウスの売り上げです。
売り上げ金額だけ見ても、かなり大規模な住宅会社であることが分かりますが、売り上げの推移も年々右肩上がりに上昇しております。
年々売り上げを伸ばしているハウスメーカーなので、都市部におけるオープンハウスの知名度はかなり高いですね。
「オープンハウスと出会わなければ、家づくりをすること自体諦めてしまっていたと思います。」
「私たちの世帯年収でも東京で家が建てられたので、オープンハウスに出会えて本当に良かった。」
など、評判が高いことを裏付ける口コミが多く見られました。
オープンハウス・ディベロップメントとオープンハウス・アーキテクトの違い
オープンハウスはグループカンパニーとして住まいに関するトータルサポートをしている会社です。
特に主要なカンパニーは、
- オープンハウス
- オープンハウス・ディベロップメント
- オープンハウス・アーキテクト
の3つでしょう。
オープンハウスでは主に不動産売買事業、つまり土地の売買事業をメインにやっており、オープンハウス・ディベロップメントでは建売住宅やマンション販売等の事業をメインに行ってやっています。
そして、オープンハウス・アーキテクトでは注文住宅の設計、施工販売事業を行なっておりますね。
私の住宅営業経験からもお伝えできるのですが、都市部で家を構える場合は特に、住む場所の立地が重要なポイントとなってくると思われます。
オープンハウスでは、ご家族様それぞれのご希望に合わせて合っている住居スタイルの家を提案してもらうことができると考えられますね。
オープンハウスと比較検討されやすいハウスメーカー
私が住宅営業マンとして働いていた経験の中で、オープンハウスと競合した経験も何度かございます。
その際にお客様が合わせて見ていたハウスメーカーや、当サイトに寄せられた評判・口コミから分析した「オープンハウスと比較検討されやすい」ハウスメーカーは以下の通りです。
オープンハウスと
比較検討されやすいハウスメーカー
- タマホーム
- レオハウス
- アイダ設計
- 一条工務店
- ミサワホーム
- etc…
比較検討メーカーの特徴としては、ローコストの木造住宅と言ったところでしょうか。
都心で家を建てる場合に障壁となるのが土地代金の高さなので、上物である建物の価格を少しでも抑えたいと考えられている方が多いようですね。
オープンハウスの総合評価と項目ごとの評判・口コミ
この章では、オープンハウスの総合評価をご紹介し、その後で各項目ごとの評価内容に沿って評判・口コミを見ていきたいと思います。
総合評価は、オープンハウスの特徴を「①.会社の規模感」「②.住宅性能」「③.デザイン」「④.価格」「⑤.保証・アフターサポート」「⑥.住宅営業マンの対応力」の6項目に分類し、多角的にまとめたデータになります。
オープンハウスの総合評価 | |
▼オープンハウスの特徴▼ 都市部の戸建住宅販売においてはトップクラスの評判と知名度を誇る勢いに乗るハウスメーカー。建物だけではなく土地の売買も行っているため、土地と建物をセットでオープンハウスに依頼することもできます。 | |
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
それでは次に、総合評価の各項目の内容に沿って、オープンハウスの評判・口コミを解説してまいります。
会社の規模感・信頼度
まずは、オープンハウスの会社規模と、そこから得られる信頼感に関する評判を見ていきましょう。
先ほどもご紹介した通り、オープンハウスはここ数年継続的に右肩上がりに売上を伸ばしている優良ハウスメーカーです。
その結果、数ある大手ディベロッパー企業の中でも、売り上げ第8位に位置に付けております。
このような事実からも、管理人個人的にもオープンハウスは今後も持続的に成長する期待が持てると言えますので、マイホームづくりを任せる際にも一定の信頼感を寄せてもいいのではないかと考えます。
オープンハウスの従業員数は2301人ですが、従業員数が2000人を超える住宅会社は実は少ないです。
大手や有名ハウスメーカーであればオープンハウス以上の従業員数を誇る企業もございますが、工務店や設計事務所ではまずあり得ない大企業ですね。
会社規模は業界内でも最大級のため、簡単に倒産してしまう可能性は少ないでしょう。
また、オープンハウス・ディベロップメントやオープンハウス・アーキテクトなど、複数の領域において住まいサポート事業を展開していることも、オープンハウスにマイホームを依頼する際の安心材料となるでしょう。
「名もなき工務店に相談するよりも、まずはオープンハウスに話を聞きに行こう!って家族会議で決まりました。」
「社内にベテランの社員が多く、外注先からも建築士が打ち合わせに参加するなど、他の会社ではできないサポートをお願いできる点が大手企業だなと感じます。」
といった口コミからも、オープンハウスの会社規模に寄せられた評判はポジティブな内容が多いですね。
オープンハウスの住宅性能の評価
次に、オープンハウスの耐震性や耐久性、断熱性等の住宅性能を見ていくことにしましょう。
家の性能に関して、オープンハウス・ディベロップメントとオープンハウス・アーキテクトで若干特徴が異なりますので、ここではそれぞれ項目を別けて評判や口コミを確認していきたいと思います。
オープンハウス・ディベロップメントの性能に関する評判って?
まずは、オープンハウス・ディベロップメントの家について見ていきましょう。
オープンハウス・ディベロップメントに関しては、断熱性や快適性よりも耐震性・耐久性に関する評判が高かったですね。
オープンハウス・ディベロップメントの耐震性
オープンハウス・ディベロップメントでは、建売住宅を買うか注文住宅を設計依頼するか、大きく分けると2パターン住まいづくりの流れがありますが、どちらの家も耐震性や耐久性に対する工法や工夫は変わらないです。
まず、住宅構造としては木造軸組工法を採用しておりますね。
木造軸組工法は日本古来の建築方法であり、今でも工務店や木造建築メーカーで多く取り入れられている工法でございます。
ただし、オープンハウス・ディベロップメントの家では、
- 耐力面材の装備…2×4の考えで家を面で支える
- 制震装置の装備…建物の揺れを軽減する
- ベタ基礎の施工…点ではなく面で住宅を支える
など、随所で耐震性・耐久力を向上させる対策が追加で施されていることが確認できました。
特にベタ基礎に関しては、
「冬場は足元から冷え込むことを懸念してましたが、オープンハウスの家はベタ基礎なので、そこまで寒くないことが分かりすごく嬉しい!実家とは大違いです。」
「オープンハウスの良いところは床下も収納スペースとして空間利用できるということ。ベタ基礎で換気システムが入ってるため、湿度が高くならないらしい。」
といったようなポジティブな評判・口コミが寄せられており、床下空間に関して温度と湿度のコントロールが可能になるメリットも実証されておりますので、耐震性の向上と合わせて環境面での口コミ内容が良かった項目でございますね。
耐震性を重要視した住まいづくりをご検討の方は契約前に一度、大手ハウスメーカーの住宅性能も比較検討することをおすすめいたします。
オープンハウスは耐震等級の保証もないので、1邸ごとの強度にばらつきが出るのも不安要素の一つです。
とはいえ、オープンハウス・ディベロップメントの家には、少なくとも基礎や構造体に耐震性向上の工夫が多数施されておりますので、特段気にする必要もないかもしれませんね。
断熱性に関してはやや不安な評判が…
オープンハウス・ディベロップメントの断熱性に関しては、
「冬場は特に寒くなく、冷え性の私でも快適に感じています!」
というような良い評判も見られましたが、中には
「2階の部屋は夏場ものすごく暑いです。寝室が2階にあるので、子供が寝付くのに苦労しています。」
「比較していたハウスメーカーでは、断熱性の等級は最高ランクを保証していましたが、オープンハウス・ディベロップメントの家では保証できないと言われた。」
など、ネガティブな評判・口コミが多く見られます。
口コミにもありますが、オープンハウス・ディベロップメントの家は、断熱等級は最高等級4を取得可能ですが、全邸取得可能という訳では無いみたいです。
均一な断熱性・気密性が担保できていないため、その点からも断熱性に関してやや不安な印象を抱いてしまいますね。
断熱対策も特筆すべきものがないため、オープンハウス・ディベロップメントの強みとは言えないでしょう。
冒頭よりお伝えしておりますが、オープンハウスの家は都心部中心にて販売されております。
つまり、寒さの厳しい北海道や東北地方、また暑さが厳しい九州エリアで建てる訳では無いので、厳しい環境基準で考える必要がそもそもそこまでございません。
都心部で耐えられる断熱性さえあれば一先ずは安心して大丈夫かと感じますので、その辺りはオープンハウス・ディベロップメントの営業さんに直々に確認するようにしましょう。
オープンハウス・アーキテクトの家の評判や口コミは?
次に、オープンハウス・アーキテクトの住宅性能を確認してみましょう。
当サイトに集まった評判と口コミから察するに、オープンハウス・アーキテクトの耐震性は、先ほどのオープンハウス・ディベロップメントの耐震性と同等の性能か或いはやや高い耐震性を兼ね備えていると考えられます。
オープンハウス・アーキテクトの耐震性
オープンハウス・アーキテクトの家とオープンハウス・ディベロップメントの家の決定的な違いはプラン二ングの自由度でございますので、
- 木造軸組工法
- 耐力面材を使用したパネル工法
- ベタ基礎
など、オープンハウス・ディベロップメントの耐震技術とほぼ変わらない内容であることが確認できます。
ただ、付け加えると
「オープンハウス・アーキテクトの家は、ディベロップメントと比べると耐震性や品質に安心感がある!」
というような口コミが寄せられているように、オープンハウス・アーキテクトにしかない特徴もございます。
オープンハウス・ディベロップメントの家はガチガチに商品規格が決まっていたり、そもそも建売だったりします。
オープンハウス・アーキテクトの場合、土地の形状や間取りの希望に沿って一からプランを作るため、その際に耐震性の計算を行いながら設計していきます。
結果的に耐震等級を最高ランクの3で担保することが可能となり、この点からオープンハウス・アーキテクトの耐震性能に関する評判がやや高い傾向にあるのだと思われますね。
断熱性も安心できる内容?
オープンハウス・アーキテクトの断熱方法は、ズバリ外張り断熱。
(商品タイプによっては充填断熱の家もございます。)
外張り断熱の特徴についてはこちらの「外張り断熱の4つの特徴」の記事でご紹介しましたが、結論を言えば充填断熱と比べるとかなり断熱性が良くなります。
そして、引き渡し後の経年劣化による断熱性の低下も軽減することが可能です。
※詳しくは上記の記事を参照
なので、オープンハウス・アーキテクトの断熱性に寄せられた評判は、
「大手ハウスメーカーでもやってもらえない外張り断熱をオープンハウスでは検討してもらえ、価格も低めに採用することができました!」
「屋根から断熱ラインを貼るので、小屋浦のスペースも夏場暑くなりにくい!」
「気密性も高く、換気システムも効率用運転しているので、部屋ごとの温度が均一!」
など、ポジティブな口コミが多く見られました。
断熱性に拘って住まいづくりをしたいご家族様は、オープンハウス・ディベロップメントよりもオープンハウス・アーキテクトで話を進めたほうが良いかもしれませんね。
でも、価格を落とした建築が都心でできることを考えた時、同じ土俵にある工務店などと比較するとオープンハウスの方が高い住宅性能を持っていると言えるでしょう。
ご家族様の住まいづくりの優先順位と突き合わせながら、住宅性能をどこまで拘るかを今一度振り返ってみることをお勧めいたします。
オープンハウスの間取り・外観のデザインに関する評判
次に、オープンハウスのデザイン面に関する評判や口コミを確認しながら、間取り・外観の詳細確認をしていきましょう。
オープンハウス・ディベロップメントとオープンハウス・アーキテクトではデザインが大きく異なる
先ほどもご紹介して参りましたが、オープンハウスの戸建住宅は、
- オープンハウス・ディベロップメント
- オープンハウス・アーキテクト
この2つの会社によって施工・販売が行われておりますが、両者の最も大きな違いとして挙げられるのが、間取り・外観の自由度でございます。
オープンハウス・ディベロップメントが主に建売住宅、企画型住宅を販売しているのに対し、オープンハウス・アーキテクトでは自由設計の住宅を販売しているため、そもそも家づくりのスタイル自体に違いがあるのが大きな理由です。
当サイトに寄せられた評判・口コミの中でも、
「オープンハウスで家づくりをしたい!と思い見学に行きましたが、建売住宅を勧められて、建売は嫌だったから断念しました。自由で家を建てられるメーカーを探したのですが、なかなか見つからず大変でした。」
「転勤の都合上直ぐに住まいを確保する必要があり、建築期間が掛かってしまう戸建は候補から外しました…。本当はマンションより戸建が欲しかった。」
などの内容も確認できましたので、オープンハウスのデザイン・施工に関してイメージのすれ違いを起こさないために、両者の家の特徴をしっかり把握しておきましょう。
オープンハウス・ディベロップメントのデザインに関する評判
オープンハウス・ディベロップメントで特に多くの建築実績を誇るのが建売・分譲住宅ですが、選択肢としては注文住宅の商品も用意されております。
ただし、こちらの商品はあくまで企画型の住宅であり、自由設計の家づくりを想像してプランニングを依頼すると、設計の規制の強さに愕然としてしまうかもしれません。
「オープンハウスにデザインを求めることはできないと思います。コストを安く建てる目的の家なので、デザイン性は自ずと低くなっていると感じました。大手がやっているプラン集100選から選んだ家の方がよっぽどオシャレです。」
このような評判・口コミの内容もありますが、一方で私個人的には、オープンハウスで家を建てたい方は、もちろんデザインにも拘りたいが、「それ以上に都心部に家を構えたい。」とお考えの方が割合多いと感じています。
完全な自由設計は不可能ですが、オープンハウス・ディベロップメントではお客様の希望に合わせて間取りの配置を組み替えることは可能です。
極端に言えば、自由設計の家なんて求められていないかもしれません。
そのような状況になった際に、オープンハウス・アーキテクトが登場します。
オープンハウス・アーキテクトのご紹介前に、オープンハウス・ディベロップメントの評判をピックアップして掲載しておきます。
「私たちの家族構成に合わせて子供部屋の数や寝室の広さを調整してもらえた。他社からはいただけなかった提案なので、安心感を覚えた。」
「予算にあった建売住宅を、一生懸命都心で見つけてくれました。夢のマイホームを購入することができ、家族全員大満足です。」
「商品のレパートリーがないのがイマイチだと感じました。もう少し外見のデザインにバリエーションが欲しかったです。特に、現代風のモダンスタイルのバリエーションが欲しいところです。」
ちなみに…オープンハウス・ディベロップメントの商品一覧
他のハウスメーカーで見られるような商品ラインナップは、オープンハウス・ディベロップメントに関してはございません。
あるとすれば、先ほどの注文住宅と、建売住宅の2パターンのみです。
そこまでデザインにこだわりが無く、都心に家を構えたい方はオープンハウス・ディベロップメントでの家づくりが向いているかもしれません。
オープンハウス・アーキテクトのデザイン
それでは次に、オープンハウス・アーキテクトのデザインに関して確認しましょう。
実はもともとオープンハウスの戸建住宅は、オープンハウス・アーキテクトが一貫して販売しておりました。
オープンハウス・アーキテクトでは、完全に自由設計の家を建てることが可能です。
なので、
「都心部に戸建住宅を建てたい!」
「そして、デザインにも拘りたい!」
という方は、オープンハウス・アーキテクトでの建築が向いているでしょう。
オープンハウス・アーキテクトの建築士は外注設計
オープンハウス・アーキテクトで間取り作成の依頼をする場合、図面を引くのは外部の建築家になります。
本来、自社の中で働く設計士に担当してもらうことで、家づくりを進める上での意思疎通を滞りなく(ミスなく)行うことができ、自由設計のトータル提案を受けることができます。
ただ、外部の建築家が図面を引く場合、
- 自分達が営業マンに伝えた家の要望が、建築士に伝わっていない
- 自分達が希望していないデザインを押し付けられる
- 予算外の提案をされる
- 提案のスピードが遅い
などのデメリットが生じる可能性が高いです。
特に、予算枠内でプランニングしてもらうことは、都心部で家を建てる方にとっては最重要項目となる場合が多く、この点に関して伝達ミスが起こると大問題に発展しかねません。
オープンハウス・アーキテクトのデザインに関する評判
オープンハウス・アーキテクトのデザインに関する評判を少しだけご紹介します。
「オープンハウスは他のハウスメーカー以上にヒアリングの密度が濃かった。他のハウスメーカーでは部屋数や簡単な希望だけ聞かれたけど、オープンハウスは今の住まいの不満やライフスタイル等も詳細にヒアリングされた。提案されるプランも私たちの希望通りだった。」
「都心で一風変わった戸建住宅をオープンハウスで建ててもらえた。しかもトリプル断熱なので快適です。」
「担当してもらった設計士さんから図面の提案を受けられるまで、2週間以上時間がかかった。他社はもう少し早めに提案してもらえたので、住宅ローン金利が安いうちに引き渡しを受けたかったこともあり、オープンハウスさんはお断りしました。」
良い評判もあればネガティブな口コミもありますが、総じて言えばオープンハウス・アーキテクトのデザインに関する評判は高かったですね。
オープンハウス・アーキテクトの商品ラインナップ
最後に、オープンハウス・アーキテクトの商品をご紹介しておきます。
リベネル
オープンハウス・アーキテクトの中では最も標準的なタイプの商品。
スマロン
オープンハウスのZEHモデルの商品です。
オペンエコ
ダブル断熱住宅なので、自由なデザインの魅力と合わせて快適性も非常い高いタイプの商品です。
価格(坪単価)/お買い求めやすさ
次に、オープンハウスの価格面に関する情報をご紹介します。
オープンハウスの坪単価は、坪40万円〜60万円がマジョリティ価格と確認が取れました。
オープンハウスの価格に関しては、
「土地代が高くついた分、建物の価格を落としたいと悩んでおりましたが、オープンハウスでは予算の中で住まい提案をしてもらえましたので、価格を抑えて建築ができました。」
というようなポジティブな評判が多く見られました。
しかし、一方で、
「オープンハウスで契約しましたが、実際の費用は思っていたよりも高かったです。ホームページでは坪単価30万円と見たのですが、全然そんなことはなかったですね。」
というようなネガティブな口コミもちょこっと見られましたね。
実際にホームページには、坪単価30万円代というような単価の表記も掲載されておりますが、
- インテリア代
- 外構工事費用
- 地盤改良工事費用
などなど、基準外本体価格工事費が坪単価の中に計上されておりません。
管理人個人的に、マイホーム計画においては建物の総費用ではなく実際に支払う住宅ローンの月々費用(建物+土地)こそ契約前に確認すべき費用だと考えておりますので、月々の支払い費用を坪単価から算出し、他社と比較することをお勧めします。
保証とアフターサポートの評判
次は、オープンハウスの保証・アフターサポートに関してご紹介いたします。
結論からお伝えしますと、オープンハウスの保証、アフターサービスの評判はあまり良くないです。
保証期間 | 引き渡し後 10年間 |
---|---|
アフターサポート期間 | 引き渡し後 2年間 |
上記がオープンハウスの保証内容ですが、大手のハウスメーカーと比べてかなり手薄な内容です。
他の会社であれば、
- 引き渡し後20年間保証
- 最長で50年目まで延長保証
- 60年間無料点検サポート実施
などなど、引き渡し後のフォロー体制にかなりこだわりを持って取り組んでおります。
「オープンハウスの家を建てて約3年ほどになりますが、引き渡し後はクロスなら内装業者、トイレやキッチンは設備屋さんなど、オープンハウス内で対応せず丸投げでメンテナンスを依頼するよう伝えられました…。」
「アフターサポートが簡単な点検すぎてやばい。自分達でも確認できる所のフィードバックいらない。」
など、対応のスピードや頻度というよりも、具体的な内容や対応力の方にネガティブな評判・口コミが多く寄せられておりました。
どちらかといえば、オープンハウスではお洒落な家を建てるのではなく、早く大量に家を販売する思考が強いため、このように引き渡し後のサポート内容に表れる形となりましたね。
保証やアフターサービスに拘りをもちたいのであれば、他のハウスメーカーかマンション購入の方が良いかもしれません。
家づくりにおいて引き渡し後の点検サポートが如何に重要か、私が住宅営業マン時代に学んだ知識も含めて下記の記事で解説しております。
住宅営業マンの対応力とその口コミ
最後に、オープンハウスの営業マンの情報をご紹介します。
オープンハウスの営業マンに関する評判ですが、
「担当の営業マンはご年配の営業マンで少し心配でしたが、経験が豊富でいろいろなアドバイスをくれました。オープンハウスは土地案内もセットで依頼できると聞いて相談したのですが、営業マン自ら土地巡りをしていただき、リアルなアドバイスを聞けて参考になりました。」
「オープンハウスの営業マンはレスポンスが早く、質問に対してすぐに回答を得られました。真摯な対応をいただけたと思い、その点に関しては満足しております。」
というような良い評判もあれば、
「引き渡しした後はまったく連絡がとれず、オープンハウスで建てたことをちょっぴり後悔している。やっぱり引き渡し後にはなんだかんだとトラブルが付き物だと思うので、その際に対応いただける窓口として引き続き連絡が取れるようにして欲しかった。」
「オープンハウスの営業さんの良し悪しは各店舗によって差がありすぎる!私たちは担当を数回変えてもらいました。」
など、ネガティブな口コミも多々見られましたね。
大きな会社なので一概に営業マンの評価をすることはできませんが、口コミにもあるように店舗やエリアによって担当者のカラーが異なるため、相性が合わなければ別の店舗に足を運ぶのも1つの選択肢だと個人的には考えております。
私の住宅営業時代の体験談から、信頼できる営業マンの見分け方を下記の記事で解説しております。
当サイトに寄せられたオープンハウスの評判・口コミのご紹介
オープンハウスの評判、口コミをいくつか掲載させていただきます。
住宅営業マン時代の経験より、管理人が伝える「オープンハウスの評判・口コミ」
この記事の前半でもお伝えしましたが、私が住宅営業マンとしてハウスメーカーで勤務していた頃、オープンハウスを検討されているお客様の接客をした経験が何度かございます。
その時に出会ったお客様から仕入れた情報や、実際に管理人が感じるオープンハウスの印象について、当該メーカーの評判・口コミという形でお伝えいたします。
オープンハウスで家を建てるのに向いているのはこんな人
当サイトに寄せられたオープンハウスの評判・口コミから考えられる「オープンハウスで家を建てるのに向いている人」はこのような方々でございます。
評判・口コミから考えられる、
オープンハウスでの建築が向いている方
- 都心部で戸建住宅を建築したい方
- 車を所有しているご家族様(戸建は駐車場代が不要)
- 土地代が高いこともあり、ある程度価格を抑えて家づくりを行いたい方
- 評判がよく、売上も好調なディベロッパーに家づくりを依頼したい方
以上の内容に当てはまる方は、オープンハウスに間取りや見積もりの作成依頼をしてみるのもいいかもしれません。
最後に…オープンハウスと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事ではオープンハウスの評判・口コミをご紹介して参りましたが、オープンハウスでマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。