元住宅営業マンで、現在は「どのハウスメーカーにも属さない立場」から、お家づくりに必要不可欠なお役立ち情報を提供しております。
当サイトにお越しいただいた方々には、ぜひ「マイホーム計画に活かせる知識」をお持ち帰りいただきたいと思っております。
今回は、いざハウスメーカーの展示場を見学しようとした時に「どうやって見学するのがいいかな?」という疑問にお答えできるような内容の記事をお届けします。
マイホーム計画の依頼先を決めていない方は、ぜひ参考にして見てください。
元住宅営業マンも納得の満足度

- 作成した間取りの数は、契約プランの「こだわりとアイデアの量」に比例する!
- 見比べた見積書の数は、値引き交渉の「知恵と材料の多さ」に比例する!
無料で間取り・見積書を取り寄せられるwebサービスを上手く活用し、理想のマイホームを必ず実現させましょう。
※まずは無料請求の手順と資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。
Contents
ハウスメーカーの展示場を見学することは、マイホーム計画において必須内容
ハウスメーカーの展示場へ足を運ぶ前の心境って、なんだか少し不安な気持ちがありませんか?
私が住宅営業マンとしてハウスメーカーの展示場に勤務していた時、少なからずお客様は何らかの「緊張感」を持って来場されていたことを覚えております。
- 営業マンはどんな人だろう…?
- 家を建てたい気持ちはあるけど、実際は建てられるのか不安…。
- 急かされて契約を迫られるのは嫌だな…。
様々な理由があるとは思いますが、最初にハウスメーカーの展示場へ足を運ぶ時、誰しもが不安や緊張感を感じることは間違い無いと思います。
一方で、マイホーム計画を考えられている方々の多くは、「ハウスメーカーで建てるのか工務店で建てるのか、はたまた設計事務所に依頼をするのか」を抜きにしても、一度は住宅展示場を訪れていることがデータでも表れております。
●参考資料●

国土交通省の住宅市場調査のデータによれば、「住宅展示場」にて情報収拾を行なった経験がある人の割合は、他の項目よりも2倍以上も多く記録されております。
なので、ハウスメーカーの展示場を見学せずにマイホーム計画の依頼先を決定することは、少し難しいかもしれませんね。
しかしながら、ハウスメーカーの展示場見学の方法を間違ってしまった場合、
- 自分たちの知りたい情報を聞けなかった…。
- 成果が得られなかったため、再度展示場へ行くことになってしまった…。
- 関係のない営業マンからの訪問・電話が鬱陶しい…。
- なんのための休日だったんだ…。
というように、後悔しか残らない可能性だってあります。
私の住宅営業マンとしてハウスメーカーの展示場で勤務した経験から考えるに、「ハウスメーカーの展示場」の見学方法には手順があると考えております。
「この手順を踏まなければマイホーム計画は失敗してしまう!」とまでは言いませんが、せっかく重い腰を上げて家族で見学しに行くわけですから、「展示場を見学しに行ってよかったね!」と感じて帰っていただきたいです。
この記事では、私の住宅営業マン時代の経験から感じている「展示場の見学方法」をご紹介させていただきながら、その内容について詳しくご紹介していきたいと思います。
▼合わせて読みたい記事▼

ハウスメーカーの展示場を見学する手順
ハウスメーカーの展示場を見学する「おすすめの手順」は以下の通りです。
●ハウスメーカーの展示場の見学ステップ●
ステップ1…準備編 (50%)
⑴ハウスメーカーに足を運ぶ前に、
- 自分たちのマイホーム計画と照らし合わせながら、見学したいハウスメーカーをピックアップしておく。
- 自分たちのマイホーム計画と照らし合わせながら、仕入れたい情報をピックアップしておく。
この2点について確実に準備をしておく。
⑵自分たちの見学したいハウスメーカーの展示場がある場所を絞る。
ステップ2…ハウスメーカーの展示場を見学する(40%)
- 営業マンのトークに流されず、時間配分を確実に行う。
- ゆっくり見たい場合は午前10時、もしくは18時ごろを狙う。
- 自分たちの聞きたい情報は確実に仕入れるように意識する。
ステップ3…話を進めたいハウスメーカーと話を進めたくないハウスメーカーの分別をしっかり行う(10%)
- もおこれ以上話を進めたくないな、と感じるハウスメーカーには、個人情報は渡さない。
- 今後「間取り・見積もり」など、詳しく打ち合わせを進めたいハウスメーカーは、できるだけカタログをもらう。
以上になります。
初回のハウスメーカー展示場見学は、今後のマイホーム計画を本格始動させる大事な第一歩です。
しかし、そうはいっても一番大切なことは「楽しんで見学できること」だと個人的には思っておりますので、「実り多く、そして楽しいは展示場見学」になるように、上記の手順を参考にして見てください。
ハウスメーカーの展示場を見学するステップ①…見学に行く前の準備の必要性
私が思うに、ハウスメーカーの展示場を見学する「事前準備」の段階が、トータルして最も大切な内容であると考えます。
事前準備で当日の充実度は50%決まってしまう
ただ単にハウスメーカーに足を運び、展示場へふらっとはいってしまう人の特徴としては、
- 営業マンの話が2時間くらい続いて、いきたいハウスメーカーを見ることができなかった…。
- 同じ話を各メーカーで聞かされるので、疲れて展示場を回る気力がなくなってしまった…。
- ふらっとはいっただけなのに、翌日から住宅営業マンの訪問がひどく、うんざり…。
というような状態へ足を踏み込む可能性が比較的高くなると考えられます。
一方、マイホーム計画の事前準備編でお伝えさせていただいたような「マイホーム計画の軸」を家族で共有できており、かつ
- 自分たちのマイホーム計画と照らし合わせながら、見学したいハウスメーカーをピックアップしておく。
- 自分たちのマイホーム計画と照らし合わせながら、仕入れたい情報をピックアップしておく
という準備を行えているご家族様に関しては、
- 知りたい情報に焦点を絞って営業マンから話が聞けた
- 見切りをつけるべきハウスメーカーに関しては15分ほどで展示場を後にした
- 今後可能性のあるハウスメーカーにのみアンケートカードを記入したので、迷惑な訪問活動には合わずに済んだ
というように、当日にハウスメーカーの展示場見学の内容に関しても、とても有意義に実行されている方が多いのですね。
だからこそ、一見当日の見学内容に意識が行きがちではありますが、事前準備の内容である「行きたいハウスメーカーをピックアップしておく」ことや、「聞きたい情報をはっきりさせておく」ことを意識的に行うことで、大方ハウスメーカーの展示場での収穫内容は決まってきます。
中には、「掘り出し物だ!」と感じるハウスメーカーや、「知らなかった!」というようなマイホーム計画の進捗に大きく関わる展示場、営業マンとの出会いがある可能性はもちろんありますが、それは残りの50%の内容(つまり当日の内容)です。
「できることなら休日を無駄にしたくない!」
「何か収穫を得て帰ってきたい!」
と考えるのであれば、まずは事前の準備に力を入れてみましょう。
行きたいハウスメーカーをピックアップするのに楽な方法
例えば、住宅展示場へ足を運んだとしても、情報を収集したりカタログ・パンフレットをもらおうと思うと、
- 時間と手間がかかる
- 労力がかかる
- 営業マンの話を聞かなければいけない
などの、マイナス要因が存在しますよね。
また、インターネットのHPでは、具体的な情報がまとまっておらず、結局パンフレットをみてみないと比較できない!ということに間違いなくなると思います。
そんな時にとても便利なのが、複数の住宅会社の資料を無料で一括請求できてしまうサービスです。
このサービスを使えば、ハウスメーカーの展示場へ見学する前の事前準備は「資料を待って入ればいい」だけなので、時間もお金も労力もかかりません。
ぜひうまく活用してみてくださいね。
※まずは無料請求の手順と資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。
ハウスメーカーの展示場を見学するステップ②…展示場には情報がたくさん!だからこそ有利に足を運ぶコツ
ステップ①の準備が整ったら、いよいよハウスメーカーの展示場へ足を運びます。
ハウスメーカーの展示場に入ると、
- 営業マンが接客に出てくる
- 1階から各フロアを見学できる
- 2階にある構造コーナーの説明や、土地の相談もしてもらえる
このような流れからも分かるように、「ハウスメーカー1社ごとの見学時間は意外に長くなる」場合が多いです。
なので、準備段階で用意してきた「知りたい情報」を聞くことができ、かつ「このハウスメーカーはあんまりだな…。」と感じた場合は、なんとか夫婦のシンパシーを感じ合って帰るようにしましょう。
営業マンとして働いていたので分かるのですが、お客様が展示場に入ればいるだけ、住宅営業マンは情報を提供しようと心がけます。
「接客時間」や「質問できた内容リスト」などがあるため、営業マンの方から話を終わらせることは考えにくいのです。
ピックアップしてきた「見学したいハウスメーカーの展示場」をくまなく回りきるためにも、「脈がなければきる!」という心構えも必要です。
展示場が比較的に空いているのは開店直後と閉店直前
また、どうしてもお客様が多い時間帯の見学は、
- 見たい部屋をゆっくり見ることができなかった
- 構造コーナーで人が密集して暑苦しかった
- 営業マンではなくハウジングアドバイザーの人が対応してきた
というように、万全の状態で展示場を見学できない可能性があります。
そのような混雑が予想されるのは
「11時〜12時」
「14時〜15時」
「16時〜17時」
のゴールデンタイムでしょう。
逆に
開店直後の「10時〜11時」
お昼時の「12時〜13時」
閉店間近の「17時〜18時」
は、どこのハウスメーカーも「打ち合わせ予約」をしているお客様がいるくらいで、さほど混んでいないことが予想されます。
特に見学したい展示場・ハウスメーカーに関しては、このあたりの時間を狙って足を運んで見ることも考えましょう。
(ちなみに、平日であればどの時間帯でも空いております。しかし、火・水曜日や月・火に展示場を閉めているハウスメーカーがほとんどですので、木曜・金曜あたりで平日に訪問できるのであれば、ゆっくり邪魔されずに見学ができてオススメです。)
ハウスメーカーの展示場を見学するステップ③…今後のことを考えた退場をしましょう
私が住宅営業をしていた時、お客様とこんな話をよくしておりました。
ハウスメーカーの展示場を見学し終わったら、営業マンの方から
と言われて、「名前・住所・電話番号」などの個人情報の他に、「年収」「建築予定時期」「希望する間取りの内容」「土地を持っているのかどうか」「予算はいくらなのか」「自己資金はいくらなのか」「今後受けたいサービスはどれか」などの、割と踏み込んだ内容を記入して欲しいと頼まれます。
ハウスメーカーの展示場を見学する最終ステップですが、
「特に今後関わりを持ちたいと思わないハウスメーカーに対しては、アンケートカードは記入しない」
ことを強くお勧めします。
別の記事でもお話させていただいておりますが、「住宅ノイローゼ」という言葉もあるくらい、「連日住宅営業マンから電話がかかってくる」ことになりかねません。
このタイミングで個人情報を記入してしまうと、必ず訪問や電話がかかってきてしまうので、注意しましょう。
このデメリットを避けられることからも、一括資料請求を事前に行っておくことはオススメです。
逆に、「間取りの提案」や「見積もり依頼」を後々してもらいたい!と感じるハウスメーカーに対しては、展示場から出る前に
- パンフレット
- 性能カタログ
- 実邸集
- 間取りサンプル
- 自社土地情報
- 本社案内
- 設備・ショールーム案内
- 入居者見学会・完成見学会情報
など、できるだけ多くの情報を手に入れておきましょう。
後から催促しにくいこともありますが、自宅に帰った時に
「このハウスメーカーってどうだったっけ?」
「別のハウスメーカーと比較してどうなんだろう?」
というように、何かと情報を得るのに役に立ちます。
以上のステップを踏むことで、有意義なハウスメーカーの展示場見学をすることができるでしょう。
まとめ…一歩全身できる展示場見学にするために
元住宅営業マンも納得の満足度

- 作成した間取りの数は、契約プランの「こだわりとアイデアの量」に比例する!
- 見比べた見積書の数は、値引き交渉の「知恵と材料の多さ」に比例する!
無料で間取り・見積書を取り寄せられるwebサービスを上手く活用し、理想のマイホームを必ず実現させましょう。
※まずは無料請求の手順と資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。
【PR】タウンライフ家づくり