元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目から日本ハウスHDの評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- 日本ハウスHDのリアルな評判を知りたい
- 日本ハウスHDの営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社と日本ハウスHDの評判を比較したい
- 日本ハウスHDに関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度
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日本ハウスの気になる評判
「日本ハウスの家ってどんな口コミがあるんだろう?」
「アフターサポートや保証、あと家の品質について気になるな〜!」
「実際のところ、日本ハウスの評判ってどんな感じなのだろうか?」
このように、当サイトに足を運んでいただいている方々の中には、日本ハウスについて気になられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本ハウスは、2015年に改名するまでは「東日本ハウス」という名前で住宅販売を行なっていたハウスメーカーでございます。
東日本ハウスから日本ハウスホールディングスへ社名が変更された当時、管理人自身住宅営業マンとして東日本ハウスの支店がある総合住宅展示場で勤務しておりましたが、「なぜ社名変更を行ったんだろう…?」と気になったのがきっかけで、色々情報を調べたり、直接家族で日本ハウスの展示場へ足を運んだ経験もあります。
家の特徴は変わったのか?保証内容やアフターサポートの内容に変更はあったのか?その実態は…?
現在のインターネットの情報の中には、「これ本当?」と疑ってしまうような信頼性の薄い情報があるのも事実です。
だからこそ、今回は、日本ハウスHDの評判・口コミを取り上げながら、「会社概要」や「ハウスメーカーの特徴」、「当サイトに寄せられたリアルな口コミ」や、「管理人が住宅営業時代に、日本ハウスと比較検討された体験談」などの、多角的な観点から日本ハウスの情報をお伝えしていきたいと思っております。
「会社概要」から考察する日本ハウスの評判
それでは、日本ハウスの会社概要をご紹介させていただきます。
まず、日本ハウスの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社日本ハウスホールディングス(旧東日本ハウス) |
---|---|
設立 | 昭和44年年2月13日 |
資本金 | 38億7,337万円 |
代表取締役社長 | 成田 和幸 |
従業員数 | 1,401名(2016年10月31日現在) |
売上高 | 389億3,500円(2016年10月期) |
本社 | 東京都千代田区飯田橋4丁目3-8日本HD飯田橋ビル |
扱う住宅構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 全国各地 |
住宅販売戸数 | 年間約1,500棟 |
顧客満足度 | 東北・北海道エリアの顧客満足度が高い(オリコン顧客満足度ランキング参照) |
理念 | 日本の家・檜の家 |
以上が日本ハウスの「会社概要」になります。
2015年5月「東日本ハウス」→「日本ハウスホールディングス」へ社名変更
「日本ハウスって聞いたことないけど、どんな会社なんだろう?」
「東日本ハウスから社名変更を行った?今はやりの企業買収の類いなのかな?」
日本ハウスの評判や口コミを見ていると、上記のような「社名変更」に関する不安な声も多少ながらに確認できました。
日本ハウスは2015年5月に「東日本ハウス」から社名変更を行っております。
もともと東日本ハウスは
- 東北地方
- 北海道地方
を中心に住宅販売を行なってきたハウスメーカーであり、「岩手県盛岡市」で事業を発足させております。
しかし、日本ハウスの他の事業には、
- ホテル事業
- 不動産管理事業
- リフォーム事業
- 賃貸事業
などがあり、今後「西日本のエリア」に事業展開を行っていく方針を打ち出したため、社名変更を行いました。
これが、東日本ハウスから日本ハウスへ社名を変更した理由なのですね。
なので、現在西日本も含めた各地で日本ハウスの家を建築することが可能になっているため、マイホーム計画を考えられている方の中で「檜の家」や「メーターモジュールを採用した木造住宅」を希望されている方は、候補の1つとして考えられてもいいでしょう。(詳しくは次章『「ハウスメーカーの特徴」から考察する日本ハウスの評判』でご紹介します。)
また、私自身、日本ハウスの社名変更を調べていく中で、印象的な内容を見つけましたのでご紹介させていただきます。
寒冷の地域で建築をした方々の満足度が高い傾向に
日本ハウスで建築をされた方々の顧客満足度は、総合的に見てもかなり高い傾向があります。
オリコン顧客満足ランキングの「ハウスメーカー・注文住宅の比較」部門において、数あるハウスメーカー・工務店・設計事務所の中で「総合顧客満足度」第17位を獲得しております。(2018年度)
また、さらに深く調べてみると、地域別の顧客満足度において、「北海道・東北地域」でのランキングが第8位となっております。
●ハウスメーカー・注文住宅「北海道・東北 満足度ランキング」●
第1位…積水ハウス (総合値…78,91点)
第2位…セキスイハイム (総合値…77,77点)
第3位…住友林業 (総合値…77,71点)
〜
第8位…日本ハウスホールディングス (総合値…73,77点)
先ほどご紹介させていただいたように、「岩手県に本拠地を構え、東北・北海道エリアでの住宅販売を行なってきた」実績から、その活動に対する評価を非常に高く受けていることが確認できますね。
現に、当サイトに寄せられた「東北・北海道」の建築者様からの口コミを確認してみると、
「東日本ハウス(日本ハウス)の営業担当の方は、非常に親身になって対応をしていただいた。」
「家の断熱性や耐久性に惹かれて契約をした。」
というような評判が非常に多く目立ちました。
また、日本ハウスの顧客満足度の中で最も高い項目内容が、「住居の性能」になります。
寒冷エリアでの顧客満足度が高いこと、そして住宅の性能に対する満足度が高いことなどを考えれば、
- 日本ハウスは断熱性・気密性に優れている
- 日本ハウスは耐久性に優れている
- 日本ハウスは耐震性にこだわりを持った構造を採用している
- 日本ハウスのアフターサポートは充実している
という予測をすることができます。
詳しくは次の『「ハウスメーカーの特徴」から考察する日本ハウスの評判』でご紹介していきますが、
「会社の姿勢として、一組一組の顧客に向き合うスタンスを強く感じられた。」
「使用する部材に、日本ハウスのこだわりが感じられた。」
というような評判・口コミが多かったのも、おそらくこれらの事象に起因しているのでしょう。
補足)日本ハウスと比較検討されやすいハウスメーカー
補足にはなりますが、私が住宅営業マンとして展示場に勤務していた頃、日本ハウス(旧東日本ハウス)と競合する機会も多々ありました。
その時に出会ったお客様の方々が「日本ハウス以外で比較検討しているハウスメーカー」として割合多かった建築会社をご紹介させていただきます。
●日本ハウスと比較検討されやすいハウスメーカー●
・一条工務店
・積水ハウス
・桧家住宅
・地場の工務店
・etc…
以上になります。
特に、「断熱性・気密性」の性能に関して比較されたい方が一条工務店を見ていたり、「メーターモジュール」で家の設計を考えられている方が積水ハウスを比較して見てみたり、といった傾向が多くみられました。
共通していることは
- 木造住宅であること
- 木造住宅の利点を生かした「耐久性」や「快適性」に関する特徴がある建築会社
- 各部材へのこだわり
を比較されている方々が多いため、日本ハウスに関しても同様の特徴があると考えられます。
現在日本ハウスを検討されている方々であれば、上記のハウスメーカーに話を聞きに行ってみると、参考になる情報が得られるかもしれませんね。
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「ハウスメーカーの特徴」から考察する日本ハウスの評判
それでは、「日本ハウスの住宅・会社の特徴」から評判を考察していきます。
以下は、日本ハウスに関する特徴を「会社の規模感・信頼度」「家の性能」「間取り・外観等のデザイン」「坪単価(お求めやすさの度合い)」「保証・アフターサポート」「住宅営業マンの対応力」といったような多角的な項目内容別にまとめた評判のサマリーデータです。
日本ハウスの総合評価 | |
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
上記項目の内容に沿いながら、日本ハウスの評判を考えていきます。
会社の規模感・信頼度
まず、日本ハウスの会社の規模感ですが、
- 東日本から西日本への事業拡大計画遂行中
- リフォームや賃貸、マンション事業など、戸建て販売以外の柱が確立されている
- 1,000人を超える企業規模
という側面を見てみると、比較的会社の規模感に対する信頼度は高いのではないかなと感じます。
ただし、管理人個人的には
- 年間戸建て販売数約1,500棟(2017年度)
- 年間戸建て販売数約2,000棟(2008年度)
- 西日本エリアでの評価は未知数
というような内容も見落とし難い情報であるなと感じています。
現在では、日本の新築戸建て販売数は年々右肩下がりに減少を続けており、大手ハウスメーカーであっても年間販売数を減少させてしまっています。
日本ハウスに関しても、同じように2008年から2017年度にかけて販売数を下落させています。
今後もこれ以上実績が減るのであれば、戸建て事業自体を撤退させる判断が降る可能性も大いにあり得ますし、そうなった時の、過去の建築者様の家のアフターサポートに関しては不安が残ります。
また、西日本エリアに関する顧客満足度は今後高めていかなければいけないため、大手ハウスメーカーの中に割り込んでいくということになると、日本ハウスにとって「展示場出店投資>売り上げ金額」というような非常に厳しい時期が続くのではないかと感じています。
現状は比較的安心感を寄せられると考えられますが、今後の展開が不透明なため、全幅の信頼を寄せるには至らない、というのが管理人個人的な感想です。
家の性能
次に、日本ハウスの家の性能について見ていくことにしましょう。
日本ハウスの商品には、大きく分けて
- やまとシリーズ(檜の家)
- Jステージ・シリーズ
の2種類の商品タイプが存在します。(他にも、「都市型狭小住宅」や「グランジェス」、「快放空間」などがございますが、後にご紹介します。)
商品の違いによって扱っている構造も異なりますので、1つずつご紹介します。
檜の家「やまと」シリーズでは「グッドストロング工法」を採用
まず、やまとシリーズでは、
- 檜を柱と土台に使用している
- 木造軸組構造
という特徴があります。
檜に関しては、木材の中では最も「耐久性・耐候性」に優れた高級素材であり、木造住宅ならではの味わいや感覚・匂いも演出してくれる優れた材料です。
なので、当然金額も高価格に設定されており、他のハウスメーカーで檜を土台や柱に採用することは、金額的に考えると困難です。
そんな中で、日本ハウスのやまとシリーズで比較的安価に檜を採用できているのは、
- 従来より日本ハウスが檜を使用した住宅を手がけてきた実績
- 仕入れ先にこだわって関係を強めてきた企業努力
の功績が実ったからであり、他のハウスメーカーでは実現できない価格で檜を採用することができる、というわけですね。
また、檜の使用以外にも、
●ストロング床組●
剛床の考え方で、木造住宅が弱みを持つ「横揺れ」に対する耐震性を向上させる。
●高倍率耐力壁パネル●
国土交通大臣の認定を受けた強固な壁面パネルを使用することで、より耐震性に強みを増す。
●制震パネル●
「揺れに耐える」強さとは逆に、「揺れを吸収して抑える」対策も行なっている。
などを使用しており、各所にこだわりを持った「グッドストロング工法」が採用されているのですね。
耐震実験にて「グッドストロング工法」の耐震性を実証済み
また、グッドストロング工法を採用した住宅での耐震実験を行なっており、
写真のように、阪神・淡路大震災の揺れ(818gal)の2倍の揺れであっても損傷なく耐えられることが実証されております。
かつて、木造の住宅であれば「地震の揺れに対する耐久力は弱い」と言われ続けておりましたが、日本ハウスのグッドストロング工法であれば、大きな地震にも耐えられる強さを保持していると考えても問題ないでしょう。
各項目においても別途実験を行なっているため、安心感が高まります。
●ストロング床組●
●高倍率耐力壁パネル●
●制震パネル●
日本ハウスのやまとシリーズに関しては、
「Jステージの商品と比較すると金額は高くなったけど、その分耐震性の安心感や、間取りの自由度の高さが魅力的だった」
「比較的金額を抑えながらも、制震装置や檜の耐久性を兼ね備えた家を手に入れられたので満足です。」
というような評判・口コミが多く、金額は他の商品タイプと比較すれば高くなりがちですが、性能・品質に対する安心感が契約の決め手になっている可能性が高いですね。
Jシリーズの構造には「モノコック工法」を採用
やまとのシリーズとは別に、日本ハウスには「Jシリーズ」という商品タイプが存在しております。
Jシリーズの構造には
- 檜の構造用集成材
- 木造軸組パネル工法(モノコック工法)
が使用されており、比較的コストを抑えた建築が可能です。
また、
写真のように、「ボルト金物を使用しない」接合方法によって、各部材の耐久性・接合部分の損傷の軽減を実現できる「ノンボルト金物工法」も同時採用することによって、「J・エポック工法」と呼ばれる独自の工法をJシリーズでは採用していることが確認できました。
ただ、各部材の強度や間取りの自由度は、集成材やモノコック工法にすることでやや落ちますので、多少の我慢は必要だと思っていた方がいいでしょう。
Jシリーズでは
- 太陽光発電のモデル
- 高級タイルのモデル
- 高断熱・高気密のモデル
の3パターンから大枠を選択し、その内容に即した住まい設計を行う必要があることも特徴ですね。
Jエポック工法においても耐震実験が行われており、
阪神・淡路大震災の1,5倍の衝撃にも耐えられた実験データが出ております。
グッドストロング工法と比べると耐震性・耐久性はやや劣りますが、それでも他の工務店などと比較すれば、檜の集成材を採用している点や、モノコック工法の耐震方法を採用している点などから、安心感は高く感じられます。
快適性に関しては各地域の基準をクリアしているが…
日本ハウスの家では、
図のように、「高性能グラスウール」を採用しております。
そして、各地域によって断熱材の密度や厚みを変更することで、北海道や東北地域での断熱基準もクリアしていることが考えられます。
ただし、気密性のデータが公表されていない点や、グラスウールを使用した断熱を行なっていることから考えられる「快適性」の維持に関する不安があることも、管理人個人的には懸念材料だと感じます。
(詳しくは「グラスウールは最高の断熱材?元住宅営業マンが伝えたい真実」の記事を参照してください。)
とはいえ、
「東北地方の寒い気候であっても冬場は快適です。」
「檜の家独特の木のぬくもりが感じられるため、快適に過ごせている感覚が強い!」
というような評判・口コミが多いことからも、しっかりと施工・対策がされていることが考えられますので、一定の安心感を寄せても問題ないでしょう。
間取り・外観等のデザイン
次に、日本ハウスの間取りや外観などのデザイン面に注目してみましょう。
日本ハウスのデザインに関しては、
「やまとの家と他の商品では間取りの自由度が大きく違った」
「メーターモジュールが標準なので、他社と比べて比較的広々とした空間を手に入れられた」
というような評判・口コミが見られます。
日本ハウスの家ではメーターモジュールを採用
日本ハウスの家は、全商品メーターモジュールを採用しております。
(詳しくはこちらの「坪単価の意外な落とし穴!元住宅営業マンが伝える坪単価の考え方」記事を参照)
メーターモジュールを採用することで、
- 通常の設計よりも広い空間演出が可能
- 高齢者の方々の住まい環境にも配慮可能
などのメリットがある反面、コストが割高になってしまうデメリットがあります。
日本ハウスでは、「全商品の企画をメーターモジュールで統一」することによって、大幅な価格高騰を防ぐことに成功しております。
自由設計の商品と規格型の商品がある
日本ハウスの商品の中には、
- 自分たちのライフスタイルから掘り下げて設計を行える自由設計の商品タイプ
である「やまとシリーズ」の家と、
- 商品のコンセプトに自分たちのライフスタイルを寄せていく規格型住宅の商品タイプ
である「Jステージシリーズ」や「都市型狭小住宅」などの2パターンがあります。
日本ハウスの商品タイプ
一応、日本ハウスの商品タイプをご紹介しておきます。
やまとシリーズ
檜の一本柱×自由設計の商品。構造には「グッドストロング工法」を採用し、耐震性・耐久性にも優れた性能が見られる。(コストはやや高い。)
●やまとシリーズ「館」●
檜4,5寸の超極太な柱を採用。
●やまとシリーズ「爽」●
檜4寸の強固な柱を採用。
●やまとシリーズ「彩」●
檜3,5寸の極太な柱を採用。
Jステージシリーズ
各スタイルごとに分類されて設計が行われるため、「やまと」と比較すると自由度は落ちる。
都市型狭小住宅
狭小地の土地であっても対応可能。太陽光発電×HEMSのモデルや2階建て・3階建てに応じて「セキュラ」や「ヴェール」などの商品を選択して設計を依頼する「規格型住宅」
グランジェス
50代・60代の方のセカンドライフの住まいに最適。「夫婦二人暮らし」のかたらいプランや、「二世帯住宅」のささえあいプランなどのコンセプトから設計を依頼。
快放空間
パターンA、B、Cの種類ごとに選択する規格型住宅。
自分たちのライフスタイルと要望に合わせた商品選択を
このように、日本ハウスの内部においても、様々なバリエーションのデザイン提案が受けられます。
が、しかし商品によっては既製品をパズルのように組み合わせて仕上げていく規格型のものもありますので、自分たちの希望する間取りや外観デザインに合わせた商品選択を行う必要があります。
詳しくは「注文住宅の注意点!失敗を経験した主婦にインタビューした話」の記事にてまとめておりますので、合わせて確認して見てください。
日本ハウスの間取りや外観のデザインに関しては、
- 商品によっては自由に設計を行うことができる
- 商品によっては制限が強いタイプのものもある
ため、提案を受ける商品によって大きな差があると考えてくださいね。
坪単価(お求めやすさの度合い)
日本ハウスの坪単価に関しては、坪単価50万円〜70万円がマジョリティ価格であることが確認できました。
ただし、
- やまとシリーズ「館」
に関しては、自由設計×高スペックな商品タイプになりますので、坪単価が70万円を超えることがザラです。
また、
- やまとシリーズ「華」
- やまとシリーズ「彩」
に関しても、坪単価60万円〜70万円ほどしてきますので、やまとシリーズは日本ハウスの中でも金額が大きいことがわかります。
一方で、Jシリーズの商品に関しては「坪単価50万円〜65万円」の価格帯が多いため、価格を抑えた提案を受けられたい方はJシリーズや他の商品を考えてみてもいいかもしれません。
総じて、お求めやすさに関しては「他のハウスメーカー」と比べると、やや優位性を感じられるかな?といった印象を受けますので、べらぼうに高い提案を受けることは少ないでしょう。
保証・アフターサポート
日本ハウスの保証・アフターサポートに関しては、他のハウスメーカーと同等の対応を受けられると考えられます。
保証は最大60年間!ただし…
日本ハウスでは、保証期間が最長60年間の「60年間保証システム」を採用しております。
この内容を見てみると、どのハウスメーカーよりも長期間の保証対応を行ってもらえると考えられますが、
「10年ごとの有料メンテナンスを行った場合のみ継続延長保証」
という条件があることを確認できたため、初期保証としては、なんと10年間です…。
人によっては10年間の保証期間で満了する方もいらっしゃいますので、家族の希望に合わせて保証期間を延長するようにしましょう。
60年間のアフターメンテナンスサポート
日本ハウスでは。引き渡し後から「3ヶ月、半年、1年、2年、5年、6〜9年の毎年一回、10年目からは10年ごとに一度アフターメンテナンスの訪問」を行っております。
このアフターメンテナンス期間は、セキスイハイムやヘーベルハウスと同等の長期アフターサポート体制ですので、かなり充実していると考えられます。
ただし、名前が「感謝訪問」なので、点検サポートにどこまで力を入れて訪問するのかは確認できませんでした。
契約まえにアフターサポート内容と感謝訪問内容の違いは、必ず確認しておくようにした方が良いでしょう。
住宅営業マンの対応力
最後に、日本ハウスの営業マンの対応力についてですが、
「東北・北海道エリアの営業マン」
に関しては好印象な評判・口コミが多くみられました。
「営業担当の方は、私たちが建築するかどうか分からないにも関わらず、2時間以上話しに付き合っていただき、紳士的だった」
「若手の女性営業でしたが、一生懸命サポートしてくれました。感謝しています。」
などの評判が例です。
一方で、西日本エリアの評判に関しては、
「契約前と比較して、契約後のプラン変更の対応がまるっきり違い、早く着工させようという魂胆がうかがえた…」
「契約する気がないとわかった途端、他社の悪口をものすごい勢いで伝えられて嫌な気分になった…」
「見積もりの金額を間違えられた。その金額に対して一切値引きをしてもらえなかった…」
というようなネガティブな口コミが目立っています。
地域によって営業マンの対応にばらつきがありそうですので、特に西日本エリアで建築を考えられている方々は、直接展示場へ足を運び、営業マンとの相性を確認したほうがいいでしょう。
口コミから知る日本ハウスの評判
日本ハウスに関する口コミを掲載しておきます。
私が競合した経験から伝授したい日本ハウスの評判
私が住宅営業マンとして働いていた際に、日本ハウス(旧東日本ハウス)とバッティングした経験が多々ございます。
その際にお客様から聞いた日本ハウスの評判や、私自身直接日本ハウスに触れることで抱いた印象を、私からの口コミとして掲載させていただきます。
日本ハウスで建築するのに向いている人はこんな人
これまでの口コミ・評判から考えられる「日本ハウスでの建築が向いている人」はこのような方々です。
●評判から考えられる「日本ハウスでの建築が向いている人」●
- 檜の採用された家を、価格を抑えて購入したい人
- 長期的な保証を約束されたハウスメーカーで建築を考えたい人
- ある程度価格を抑えながら、木造の住宅を建築したい人
このような考えをお持ちの方は、一度日本ハウスの展示場を見学しに行くと実りある収穫があるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ…日本ハウスホールディングスと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事では日本ハウスの評判・口コミをご紹介して参りましたが、日本ハウスでマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。