元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
あなたが当サイトにお越しいただいたのも何かの「ご縁」だと思いますので、ぜひ「マイホーム計画に活かせる知識」を持って帰ってくださいね。
今回は、ウィザースホームの保証やアフターサービスの内容について、ご紹介していきたいと思います。
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- ウィザースホームに家づくりを任せるか迷っている
- 家づくりにおいて、「保証・アフターサービス」に関心がある
- 家を建てた後のサポート体制を重視して、ハウスメーカー選びをしたい
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Contents
ウィザースホームの保証内容
ウィザースホームの名前を聞かれた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ウィザースホームは、株式会社新昭和が手がける直営のハウスメーカーであり、同社のフランチャイズメーカーとしてクレバリーホームが挙げられます。
なので、クレバリーホームとウィザースホームは外壁の仕様や価格条件などが類似しておりますね。
以前、クレバリーホームの保証やアフターサービスの内容につきましてご紹介しましたが、フランチャイズメーカーにしてはなかなか手厚いサポートを実施している事が分かっております。
家を引き渡しされてからの生活を考える上で、保証とアフターサービスの充実度はかなり重要な検討ポイントとなります。
タイル外壁でメンテナンスいらずのウィザースホームですが、低価格さも魅力の一つであるハウスメーカーです。
その保証内容、アフターサービスの内容はどのようなものなのでしょうか?
ウィザースホームの保証は半世紀も続くって、ほんと?
私が過去、住宅営業をしていた頃に、ウィザースホームを検討しているご家族様にもたくさんお会いした経験があります。
そのお客様からご意見が多かったのが、
- 「営業マンやスタッフの親密度が高く、会社のスタンスが地域密着で頼もしい!」
- 「価格が安い上にタイル外壁が標準で嬉しい!」
- 「保証期間が半世紀も付いていて安心!」
の3つです。
特に、私の中で気になったのが、3つ目の保証期間です。
大手のハウスメーカーであっても、半世紀(つまりは50年間)の保証体制を整えられている会社はございません。
あるとするならば、定期的な有償工事を行うことによる延長保証期間でしょうか。
ウィザースホームの半世紀保証について調べてみると、

このように、確かに50年間の保証・サポート体制が確認できます。
ただ、実際のところウィザースホームで延長保証が可能な期間場合30年間のみであり、30年目以降の20年間は適宜サポートを行う、というサポートのみでございます。
つまり、30年間保証(延長保証含む)+20年間のサポートを総称して50年間保証と謳っていた、というのが実態です。
また、当初備えられている保証期間の10年間ですが、延長するためには、
- 引き渡し後10年目に有料メンテナンスを実施
- 引き渡し後20年目に有料メンテナンスを実施
が条件です。
永年保証、という名称が耳に残りやすく、50年間が付いていると勘違いされるご家族様も多いかと思いますが、この点には注意して検討するようにしましょう。
一先ず、ウィザースホームの保証についてまとめておきます。
●ウィザースホームの保証内容●
初期保証10年間、延長保証で引き渡し後30年目まで対応可能
- 基礎や屋根、柱など、構造上主要な箇所に対しては引き渡しから10年間の初期保証が設けられる
- 雨水の侵入などを防止する箇所に対して、引き渡しから10年間の初期保証が設けられる
- 防蟻処理・住宅設備機器は10年間
※なお、引き渡し後10年目に有償工事を行った場合、最長で引き渡し後20年目まで延長保証可能。
※さらに、引き渡し後20年目に有償工事を行った場合、最長で引き渡し後30年目まで延長保証可能。
その後20年間は、不備や不具合を感じた際に適宜サポートを受けられる期間として20年間設けられております。
他社と比較して知るウィザースホームの保証
実際に、他のハウスメーカーと比較しながら、ウィザースホームの保証について確認してみましょう。
●有名ハウスメーカーの保証内容●
会社名 | 初期保証 | 延長保証 |
---|---|---|
積水ハウス | 30年間 | 有料点検・補修によって10年毎に可能 |
ヘーベルハウス | 20年間 | 無し |
セキスイハイム | 20年間 | ー |
一条工務店 | 10年間 | 30年目まで可能だが、10年毎に金額発生 |
アイ工務店 | 10年間 | 瑕疵担保保険の内容です |
パナホーム | 35年間 | 10年毎の有料補修にて60年目まで延長可能 |
トヨタホーム | 30年間 | 10年毎の有料補修にて60年目まで延長可能 |
住友不動産 | 30年間 | 10年毎の有料補修の実施にて30年目まで延長可能 |
タマホーム | 10年間 | 最長60年(長期優良住宅の施工邸のみで、その他は最高30年) |
アイフルホーム | 10年間 | 瑕疵担保保険の内容です |
ミサワホーム | 30年間 | 有料補修にて10年毎に延長可能 |
クレバリーホーム | 10年間 | 有償メンテナンス実施で最長30年 |
ダイワハウス(xevo、GranWood系) | 30年間 | 有料補修の実施にて15年毎に延長可能 |
ダイワハウス(xevo、GranWood系以外) | 20年間 | 有料補修の実施にて10年毎に延長可能 |
三井ホーム | 10年間 | 10年毎の有料補修の実施にて30年目まで延長可能 |
住友不動産 | 10年間 | 引き渡し後10年目・20年目に有料工事を行う事で、最大30年目まで延長可能 |
ウィザースホーム | 10年間 | 引き渡し後10年ごとに工事を実施し、最長30年目まで延長保証可能 |
ウィザースホームのアフターサービス内容
ウィザースホームの保証については、半世紀保証とは行かないまでも、有償工事を行うことで30年間延長保証可能という内容を確認しました。
一方で、引き渡し後の住まいを考えていく上で合わせて重要視すべきなのが、アフターサービスの内容です。
メーカーのメンテナンス担当より、定期的に点検を行ってもらうことが、家の不具合を早期発見・早期治療することに繋がります。
ウィザースホームのアフターサービス内容は、一体どのようなものなのでしょうか。
ウィザースホームのアフターサービスは保証期間と同様
ウィザースホームのアフターサービス期間としては、引き渡し後から10年目までが初期設定されたサポート期間であると確認できました。

つまり、保証と同様の期間でございますね。
保証の期間を延長するためには、引き渡し後10年目、20年目のタイミングで、それぞれ有償工事を実施する必要があります。
上記の対応をされた方は、アフターサービス期間も応じて延長可能です。
このあたりのサポート体制は、他のハウスメーカー同様に比較的充実していると考えられます。
ただし、懸念が一つございますので、念のためお伝えいたします。
それは、引き渡し後10年目までに実施される無料点検の頻度です。
通常であれば、引き渡し後半年や1年目、2年目のタイミングにおいても、アフターサービス点検は実施されます。
しかしウィザースホームでは、最初の点検作業は引き渡し後2年目になります。
そしてその後、引き渡し後5年目、10年目のタイミングで点検を行い、無料のアフターサービス期間が終了いたします。
つまり、アフターサービスは3回しか実施してもらえないというのが実情なのです。
この点においては、おそらくどのハウスメーカーよりも手薄な内容と言えます。
なので、ウィザースホームで家を建ててから「そんなの知らないんですけど!」とならないためにも、この点は特にしっかりとご家族様で確認しておく方が良いでしょう。
●ウィザースホームのアフターサービス●
初期の無料点検は10年間、最長で30年間の点検実施可能
引き渡し後 2年目
引き渡し後 5年目
引き渡し後 10年目
〜ここまで無料点検でアフターサポート実施〜
※引き渡し後10年目以降は、保証期間を延長した分だけアフターサービスも延長されます。
他社と比較して知るウィザースホームのアフターサービス
実際に、他のハウスメーカーと比較しながら、ウィザースホームのアフターサービスについて確認してみましょう。
●有名ハウスメーカーのアフターサービス内容●
会社名 | 初期アフターサービス期間 | 延長期間などの特徴 |
---|---|---|
積水ハウス | 15年間 | 延長保証を行なった場合に、保証期間分の期間を継続 |
ヘーベルハウス | 30年間 | 30年目の大型メンテナンスでその後5年毎に60年目まで延長可能 |
セキスイハイム | 60年間 | 60年間完全無料かつ5年毎の無料点検を継続 |
一条工務店 | 10年間 | 30年目まで可能だが、10年毎に金額発生 |
アイ工務店 | 10年間 | 最長築30年目までの有償アフターサービス有 |
パナホーム | 25年間 | 10年毎の有料点検にて60年目まで延長可能 |
トヨタホーム | 25年間 | 5年毎に有料・無料の交互の点検サポートを60年目まで可能 |
ミサワホーム | 20年間 | 有料点検の実施にて10年毎に延長可能 |
タマホーム | 10年間 | 最長60年(保証期間に応じて変動) |
アイフルホーム | 25年間 | 有料点検の実施にて60年目まで延長可能 |
住友林業 | 25年間 | 有料点検の実施にて60年目まで10年毎に実施可能 |
クレバリーホーム | 10年間 | FC経営のため、その後の対応は各ビルダーによって変動 |
ダイワハウス(xevo、GranWood系) | 25年間 | 有料点検の実施にて、保証期間内であれば15年毎に延長可能 |
ダイワハウス(xevo、GranWood系以外) | 15年間 | 有料点検の実施にて、保証期間内であれば10年毎に延長可能 |
三井ホーム | 30年間 | 有料点検の実施にて60年目まで延長可能 |
住友不動産 | 10年間 | 10年目・20年目に有償点検を行った場合、20年目・30年目まで延長可能 |
ウィザースホーム | 10年間 | 保証期間に応じて30年目まで延長可能 |
元住宅営業マンからの、ウィザースホームの保証やアフターサービス評価
株式会社新昭和のフランチャイズメーカーであるクレバリーホームの保証やアフターサービスの内容も手厚かったですが、直営のウィザースホームに関してもやはり手厚い内容でしたね。
確かに大手ハウスメーカーと比較した際には、
- 引き渡し後30年間無料で保証付与
- 引き渡し後60年間無料点検を実施
- 延長保証が永久に続く
など、よりよい保証を備えているハウスメーカーも多々ございます。
ただし、ウィザースホームの場合は建築コストが抑えられ、かつ30年間保証してもらえる期間がありますから、決して引け目を感じない内容だと思います。
タイル外壁の採用により、10年ごとのメンテナンス工事費を抑えられる点も、延長保証を実現しやすい点からメリットですよね。
総じて、引き渡し後の住まいを安心して任せられるメーカーだと考えております。
ウィザースホームの保証・アフターサービスに関する評判・口コミ
ウィザースホームの保証やアフターサービスに関連する評判・口コミを一部抜粋して掲載しておきます。
→もっと詳しくウィザースホームの評判・口コミを見てみたい方はこちらの記事へ!
もう一度家づくりをやり直したい…。後悔しないためのヒント
現在日本の新設住宅着工戸数は年間で974,137戸、その内マイホームとして住宅を建築される家は年間で291,783戸にも登ります。(平成28年度)
私が住宅営業マンとしてハウスメーカーに勤め、多くのお客様のマイホーム計画に寄り添ってきた経験の中で、家を建てられた多くの方々の中には「もう一度家づくりをやり直したい…」と後悔をする方が予想以上に多いことに驚きました。
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