元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
あなたが当サイトにお越しいただいたのも何かの「ご縁」だと思いますので、ぜひ「マイホーム計画に活かせる知識」を持って帰ってくださいね。
今回は、住友林業の保証やアフターサービスの内容について、ご紹介していきたいと思います。
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- 住友林業で契約しようか迷っている
- 家づくりにおいては「保証・アフターサービス」が心配だ
- 家を建てた後のサポート体制を重視して、ハウスメーカー選びをしたい
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Contents
住友林業の保証内容
家作りを考えるにあたり、建築前に欠かさず押さえておく必要があるのが、保証の内容でございます。
なぜなら、家作りの目標は家を立てることで終わるのではなく、実際に建てた後、長年快適に安心して生活していくこと、だからですね。
保証内容が充実しているかそうでないかによって、万が一の時のサポート内容が大きく異なります。
だからこそ、この記事を読んでいる方の中には、ハウスメーカーの保証内容に関して重視されている方も多いのではないでしょうか?
住友林業の保証は30年間の充実内容
結論からいきますが、住友林業の保証期間は、初期保証としては10年間のみであり、最長で考えた場合が30年間、でございます。2021年以降、引き渡し後30年間まで完全無料で保証期間が備えられております。
※2018年時点では、住友林業の初期保証期間は10年間で、有料の延長保証期間が30年間でしたが、2021年現在では、初期保証期間が引き渡し後30年間に拡充されております。
ただ、住友林業が現在の保証期間を昔から継続して実施してきた、というわけではなく、実は年々形を変えて今の形ができました。
例えば、2018年の時点では、住友林業の保証期間は、
このように、引き渡し後10年目以降は5年ごとに有料点検。有料修繕を実施することで、最長30年目まで延長するという内容だったのですね。
この内容では、住友林業の保証内容は他の大手ハウスメーカーと比較した際に、少々手薄に感じてしまう内容でございました。
さらに、2019年になると、
上記のように、2018年まではHPの写真下部に記載があった「※引き渡し後10年目以降は5年ごとに延長保証」の文言が2019年時点では省略されてしまっており、初期保証が10年間のみという内容がわかりづらくなり、誤解をされた方々も多かったかと思われます。
過去の記事では、山本様も、
とがっかりされていたのですが、2020年になり、ついに、正真正銘の引き渡し後30年間まで完全保証が実現されたのです。
まとめると、住友林業で建築された住宅の保証内容は、下記の通りです。
- 基礎や屋根、柱など、構造上主要な箇所に対しては引き渡しから30年間の初期保証が設けられている
- 雨水の侵入などを防止する箇所に対して、引き渡しから30年間の初期保証が設けられる
※以上、瑕疵担保責任保険と同等の内容 - もし、30年目以降も定期的に住友林業のメンテナンス工事を実施した場合、最長60年目まで上記保証期間が延長可能。
私が住宅営業マンとして働いていた頃、他の大手ハウスメーカーの中には、
- 初期保証20年間の無料長期保証
- 30年目まで延長保証可能
というような手厚い保証を備え付けている会社もございましたが、住友林業の保証は、今ではそれらの上を行きますので、工務店や設計事務所のように国が定める瑕疵担保責任保険のみの会社と比べるた場合はもちろん、大手ハウスメーカー群と比較しても、さらに安心できる内容だと感じますね。
また、住友林業の家は、そもそも耐久性の優れた素材を多く使用された家でございますので、保証期間とは別に、長期的な家の寿命に関しては安心できるとも考えられます。
例1)30年間耐久性部材
- コロニアルグラッサ(瓦材)
- セルフクリーニング仕様サイディング(外壁材)
例2)60年間耐久性部材
- LS ルーフィング(屋根材)
- タイル仕上げ(外壁材)
●住友林業の保証内容●
初期保証で30年間の無料保証
- 構造耐力上主要な部分の保証…初期保証30年
- 雨水侵入防止部分の保証…初期保証30年
- 「維持保全計画書」に基づき住友林業でメンテナンス工事を行なった場合、保証期間は最長60年間延長される。
- 他社と比較して知る住友林業の保証
他社と比較して知る住友林業の保証
●有名ハウスメーカーの保証内容●
会社名 | 初期保証 | 延長保証 |
---|---|---|
積水ハウス | 30年間 | 有料点検・補修によって10年毎に可能 |
ヘーベルハウス | 20年間 | 無し |
ダイワハウス | 30年間 | 有料補修の実施にて10年毎に延長可能 |
セキスイハイム | 20年間 | ー |
一条工務店 | 10年間 | 30年目まで可能だが、10年毎に金額発生 |
三井ホーム | 10年間 | 10年毎の有料補修の実施にて30年目まで延長可能 |
アイ工務店 | 10年間 | 瑕疵担保保険の内容です |
ミサワホーム | 30年間 | 有料補修にて10年毎に延長可能 |
パナホーム | 35年間 | 10年毎の有料補修にて60年目まで延長可能 |
トヨタホーム | 30年間 | 10年毎の有料補修にて60年目まで延長可能 |
住友不動産 | 30年間 | 10年毎の有料補修の実施にて30年目まで延長可能 |
タマホーム | 10年間 | 最長60年(長期優良住宅の施工邸のみで、その他は最高30年) |
アイフルホーム | 10年間 | 瑕疵担保保険の内容です |
クレバリーホーム | 10年間 | FC経営のため、その後の対応は各ビルダーによって変動 |
住友林業 | 30年間 | 10年毎の有料補修の実施にて60年目まで延長可能 |
住友林業のアフターサービス内容
保証の内容と合わせて気にしておく必要があるのが、アフターサービスですね。
住友林業のアフターサービスの内容に関して、気になられている方々も多いのではないでしょうか?
保証期間に関しては30年間という魅力的な内容だった住友林業ですが、アフターサービスに関してはどのような内容なのか、気になりますよね。
※管理人ミトは、アフターサービス(無料で点検を受けられるサポート期間)に関しては、マイホームの性能や間取りと同等に、ハウスメーカー選びを行う比較材料になると管理人は考えております。
詳しくは「アフターサービスは超重要!」の記事を参考にしてみてくださいね。
住友林業のアフターサービスは最長60年間のロングサポート
住友林業で実施されるアフターサービスは、最長60年間の点検サポートであることが確認できます。
実は、保証と同じく、住友林業のアフターサポートにつきましても、2018年度以降に徐々に内容をよくしていったとことが確認できています。
2018年時点では、住友林業のアフターサービスは、実は無料期間が20年間のみとなっておりました。
上記は2018年時点での住友林業のアフターサポート内容です。
図の表記では、無料保証期間は25年となっておりますが、実は「25年目まで保証期間を延長した方に限り、25年目の点検に関しては無料で実施を行う」ことになっておりましたので、実質保証期間を10年間で終了した場合は、無料アフターサービスは引き渡し後20年目までの、計7回となっております。
住友林業の無料アフターサービス
- お引き渡し後 3ヶ月
- お引き渡し後 1年前後
- お引き渡し後 2年前後
- お引き渡し後 5年前後
- お引き渡し後 10年目
- お引き渡し後 15年目
- お引き渡し後 20年目
- お引き渡し後 25年目※保証期間を25年目まで延長した場合
セキスイハイムでは、完全無料で60年間アフターサービスが全邸に備えられておりますが、他のハウスメーカーではよく「初期無料点検期間が20年で、有料で60年間サポート可能」としている会社が多くあり、住友林業もその内の一つでした。
ただ、2021年現在では、セキスイハイムと同様に、引き渡し後60年間完全無料のアフターサポートを実施可能となっておりますので、建築後の対応に、一層安心感が持てるようになりました。
●住友林業のアフターサービス内容●
- 引渡し後60年目まで完全無料の点検サポート
他社と比較して知る住友林業のアフターサービス
実際に、他のハウスメーカーと比較しながら、住友林業のアフターサービスについて確認してみましょう。
●有名ハウスメーカーのアフターサービス内容●
会社名 | 初期アフターサービス期間 | 延長期間などの特徴 |
---|---|---|
積水ハウス | 15年間 | 延長保証を行なった場合に、保証期間分の期間を継続 |
ヘーベルハウス | 30年間 | 30年目の大型メンテナンスでその後5年毎に60年目まで延長可能 |
ダイワハウス | 25年間 | 有料点検の実施にて50年目まで延長可能 |
セキスイハイム | 60年間 | 60年間完全無料かつ5年毎の無料点検を継続 |
一条工務店 | 10年間 | 30年目まで可能だが、10年毎に金額発生 |
三井ホーム | 30年間 | 有料点検の実施にて60年目まで延長可能 |
アイ工務店 | 10年間 | 最長築30年目までの有償アフターサービス有 |
ミサワホーム | 20年間 | 有料点検の実施にて10年毎に延長可能 |
パナホーム | 25年間 | 10年毎の有料点検にて60年目まで延長可能 |
トヨタホーム | 25年間 | 5年毎に有料・無料の交互の点検サポートを60年目まで可能 |
住友不動産 | ー | お客様センターへ問い合わせなければ点検は行われない |
タマホーム | 10年間 | 最長60年(保証期間に応じて変動) |
アイフルホーム | 25年間 | 有料点検の実施にて60年目まで延長可能 |
クレバリーホーム | 10年間 | FC経営のため、その後の対応は各ビルダーによって変動 |
住友林業 | 60年間 | 有料点検の実施にて60年目まで10年毎に実施可能 |
元住宅営業マンの、住友林業の保証やアフターサービス評価
上記の比較表でも分かる通り、住友林業の保証、それからアフターサポートに関しては、2018年の時点では他の大手ハウスメーカーと然程変わらない内容でしたが、2020年になってかなり手厚くなったと言えますね。
なので、地場の公務店や設計事務所と比べると、もちろん手厚いサポート体制が整っておりますし、かと言って、他の大手ハウスメーカー以上に充実した内容、というわけでもないです。
過去の住友林業に限らず、私の営業時代の経験からも、間違いなく住宅展示場で保証とアフターサポートの説明を受ける際には、
というように、初期保証ではなく最長期間で説明を受けるかと思います。
このサイトに来てくださった皆様には、
というように、正しい物差しで判断してくださいね。
住友林業の保証とアフターサービスは、正しい物差しで考えた際にも、他のメーカーより一歩進んだフォロー体制を確立していると言えます。
住友林業の保証・アフターサービスに関する評判・口コミ
住友林業の保証やアフターサービスに関連する評判・口コミを一部抜粋して掲載しておきます。(※保証・アフターサービスの内容が変わる以前の評判・口コミも混ざっております。)
→もっと詳しく住友林業の評判・口コミを見てみたい方はこちらの記事へ!
もう一度家づくりをやり直したい…。後悔しないためのヒント
現在日本の新設住宅着工戸数は年間で974,137戸、その内マイホームとして住宅を建築される家は年間で291,783戸にも登ります。(平成28年度)
私が住宅営業マンとしてハウスメーカーに勤め、多くのお客様のマイホーム計画に寄り添ってきた経験の中で、家を建てられた多くの方々の中には「もう一度家づくりをやり直したい…」と後悔をする方が予想以上に多いことに驚きました。
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