元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目からテクノストラクチャーの評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- テクノストラクチャーのリアルな評判を知りたい
- テクノストラクチャーの営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社とテクノストラクチャーの評判を比較したい
- テクノストラクチャーに関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度

- 作成した間取りの数は、契約前プランのこだわりとアイデアの量に比例する!
- 見比べた見積書の数は、契約前の値引き交渉の知恵と材料の多さに比例する!
無料で間取り・見積書を取り寄せられるwebサービスを上手く活用し、理想のマイホームを必ず実現させましょう。
※まずは無料請求の手順と資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。
テクノストラクチャーの気になる評判・口コミ
テクノストラクチャーの評判や口コミを知りたい方々の中には、このような疑問を抱かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
テクノストラクチャーは、パナソニック電工が手がける「木造住宅」のお家になります。
日本の住宅ではおそらく唯一の「木造住宅に鉄骨部材を融合させた」家でしょう。
だからこそ、本来の木造住宅の良さに加え、鉄骨部材の強度を兼ね備えることができている家なんですね。
ただし、テクノストラクチャーの販売に関してはパナソニックが直接行っているわけではなく、各地域のビルダー会社が行っているという特性があります。
なので、まとまった会社情報・性能情報にたどり着くことが難しく、「テクノストラクチャーの家ってどうなんだろう?」と疑問を持たれている方々が多いようにも感じております。
そこで今回は、私の住宅営業時代の体験談も踏まえながら、当サイトに寄せられたリアルな評判や口コミを元に、テクノストラクチャーに関する信憑性の高い情報をお伝えしていこうと思います。
テクノストラクチャーの評判や口コミをまとめた総合評価!
テクノストラクチャーの総合評価はこのような結果になりました。
テクノストラクチャーの総合評価 | |
![]() | |
▼テクノストラクチャーの特徴▼ 「木と鉄の複合梁」であるテクノビームを採用したテクノストラクチャー工法の家!大元はパナソニック電工ですが、販売を行うのは各ビルダー会社です。 | |
会社規模/信頼度 | 各ビルダーによる |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | 各ビルダーによる |
営業マンの対応力 | 各ビルダーによる |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
テクノストラクチャーの家で特徴的なのは、やはり「テクノストラクチャー工法」と呼ばれる独自の構造内容でしょう。
従来より木造住宅の欠点でもあった「横揺れに対する弱さ」を、テクノビームと呼ばれる「木と鉄の複合梁」を採用することで解消することができております。
なので、木造住宅を購入したいけど「耐震性」に関して不安がある…と悩まれている方々にとっては、その悩みを解決させられる性能を兼ね備えた家かもしれません。
しかし一方で、「耐震等級3」が保証されていないという点が懸念材料になりますね。
これは、テクノストラクチャーの家が「各エリアに存在するビルダー会社」によって設計・施工されることが原因で、要はその依頼先企業の施工スキルや設計スキルによって性能や品質にばらつきが出る可能性があるのです。
また、建てた後の保証・アフターサービスに関しても、大本のパナソニック電光が請け負っているわけではなく、全て各ビルダー会社委任しております。
なので、ビルダー会社によって保証・アフターサービスの対応力が異なる点も知っておく必要があります。
引き渡し後のサポートを重視されたい方は、より注意深く「依頼先のビルダー会社」を調べる必要があると考えられますね。
●テクノストラクチャーでの建築が向いている人●
・木造の住宅であっても「大空間・大開口」の間取りを実現させたい方
・工務店にはない「一定基準をクリアした性能・保証の安心感」を得たい方
・地域の工務店で信頼のおけるビルダーがテクノストラクチャーを扱っている場合
それでは次に、各項目ごとに寄せられたテクノストラクチャーの評判・口コミの内容を見ていきましょう!
▼PC・スマホで一括請求▼
テクノストラクチャーを含む複数のハウスメーカーから間取り・見積もりを直接自宅へ無料請求できます!
※まずは無料請求の手順と資料サンプルを確認したい方はこちらの記事でご紹介しております。
テクノストラクチャーの「性能」に関する評判・口コミ
テクノストラクチャーの性能に関する評判・口コミを掲載させていただきます。
性能の評価…
性能の評価…
性能の評価…
テクノストラクチャーの「間取り、外観などのデザイン」に関する評判・口コミ
テクノストラクチャーのデザインに関する評判・口コミを掲載させていただきます。
デザインの評価…
デザインの評価…
デザインの評価…
テクノストラクチャーの「価格」に関する評判・口コミ
テクノストラクチャーの価格に関する評判・口コミを掲載させていただきます。
価格の評価…
価格の評価…
価格の評価…
テクノストラクチャーの「保証・アフターサービス」に関する評判・口コミ
テクノストラクチャーの保証・アフターサポートに関する評判・口コミを掲載させていただきます。
保証の評価…
保証の評価…
保証の評価…
テクノストラクチャーの「営業マン」に関する評判・口コミ
テクノストラクチャーの営業マンに関する評判・口コミを掲載させていただきます。
「照明の金額は入っていますよね?」
「エアコンの金額は抜いてください。今使っているものをそのまま使用します」
「外構計画はまだお話ししていませんが、予算どりをしてもらっていますか?」
などの質問に対してもその場で答えることはできず、一回一回事務所に帰って確認をしていました。しかも、大概の金額は含まれておらず、予算どりすらされていなかったため、申し訳ないですが信頼感は薄かったです。
営業マンの評価…
営業マンの評価…
営業マンの評価…
テクノストラクチャーと他社を比べてみることの重要性
私が住宅営業マンとしてハウスメーカーに勤め、多くのお客様のマイホーム計画に寄り添ってきた経験の中で、家を建てられた多くの方々の中には「もう一度家づくりをやり直したい…」と後悔をする方が想像以上に多いことに驚きました。
建築会社の『間取りや見積もり』等の提案内容を、できる限り幅広く比較した上で契約に踏み切っているご家族様が、予想以上に少ないからです。
だからこそ、空いている時間にでも構わないので、まずは複数の建築会社の間取りや見積もりを見ておかれることをおすすめします。
できる限り手広く建築会社の情報を集めることができれば、理想のマイホームを実現できる建築会社を一社に絞っていく精度も高まるはず!とは言っても、時間にも体力にも限界がありますよね…。

自宅に「希望の間取り」と「見積もり金額」を各社から取り寄せられる無料請求のサービスを使えば、時間もお金もかからず営業マンと話をすることなく、とりあえず資料だけ取り寄せられるため、使いやすいです!
元住宅営業マンが解説!テクノストラクチャーの特徴と評判・口コミの内容
これまでは、当サイトに寄せられたテクノストラクチャーの評判・口コミの内容を総合的に列挙する形式で、みなさまにお役立ち情報をお届けさせていただきました。
ここからは、住宅業界で長年働いてきた管理人が『元住宅営業マン』の目線から、テクノストラクチャーの会社情報や家の特徴を解説していきたいと思います。
実際に管理人がテクノストラクチャーと競合した時に感じた印象や、その際に出会ったお客様から聞いたリアルな評判・口コミの内容も織り交ぜてお伝えしていきますので、「もっとテクノストラクチャーの情報について詳しく知りたい!」という方は読み進めてくださいね!
「他のハウスメーカー情報を確認したい!」という方は、「ハウスメーカーの評判・口コミ一覧」から、気になるハウスメーカーの評判・口コミ情報を確認してください。
「会社概要」から考察するテクノストラクチャーの評判
まずは、テクノストラクチャーの会社概要をご紹介させていただきます。
テクノストラクチャーの会社概要は以下の通りです。
会社名 | パナソニックESテクノストラクチャー株式会社 |
---|---|
設立 | 1996年12月5日 |
資本金 | 43億1,014万円(平成29年10月現在) |
代表取締役社長 | 松本 雄太郎 |
従業員数 | 120名(2017年10月1日現在) |
売上高 | 不明 |
本社 | 〒571-8686 大阪府門真市大字門真1048 |
扱う住宅構造 | 木造住宅(木造部材の一部に鉄骨を使用) |
販売エリア | 全国(沖縄県を除く) |
累計住宅販売戸数 | 約50,000戸(2015年時点)※年間販売数は不明 |
理念 | LONG&SMART |
以上がテクノストラクチャーの「会社概要」になります。
テクノストラクチャーの属する組織って何?
テクノストラクチャーを手がけている会社は「パナソニックESテクノストラクチャー株式会社」という「パナソニックグループ」の会社になります。
パナソニックESテクノストラクチャー株式会社に関しては、1996年に「パナソニック株式会社 エコソリューションズ社」のハウジングシステム事業の中の「住宅製造部門」として設立をされた会社になるんですね。

この図のように、「パナソニック株式会社 エコソリューションズ社」のハウジングシステム事業の中には、主に4つの事業が存在します。
●パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 ハウジングシステム事業 製造会社●
①パナソニック住宅設備(株)
→システムキッチン、トイレ、UB、洗面化粧台などの什器設備やテクノストラクチャーを製造
②パナソニック内装建材(株)
→インテリア部材や収納部材、木質床材、造作部材などの「テクノストラクチャー」も含めた住宅の内装部材を製造
③パナソニックESテクノストラクチャー(株)
→テクノストラクチャーの躯体部材の製造・設計、販売や、それに付随する業務活動を行う
④ケイミュー(株)
→サイディング等の外壁材の製造を行う
直営のパナホーム株式会社(2018年4月より「パナソニックホームズ株式会社に社名変更)の商品とは別で、
- ビルダーを通した低価格な住宅提供
- 独自のテクノストラクチャー工法に特化した住宅供給
- エコな住まい作りを実現させるノウハウ・部材の提供
を行っているのが「パナソニックESテクノストラクチャー株式会社」になるのですね。
管理人が個人的に重要だな〜、と感じるポイントが、
- あくまでパナソニックESテクノストラクチャー株式会社が行うのは「住宅部材の供給」
- 設計から施工を実際に行うのは、テクノストラクチャーを採用したビルダー会社
という内容です。
このポイントは結果的に、
- 家の保証やアフターサポート内容
- 施工の品質・工期
- 値引額、決済フローなどの金額面
などの内容に大きな違いが現れてきますので、お客様にとっては必ず知っておかなければならない内容です。
テクノストラクチャーの累計販売数は約50,000棟
日本各地のビルダー会社によってテクノストラクチャーの住宅販売が行われて20年以上経過したわけですが、
という口コミが多数見られるように、その販売実績を確かめたいという方も多いのではないでしょうか?
上記の会社概要でもご紹介しておりますが、テクノストラクチャーの家は
「1996年から2015年の約20年間で50,000棟の建築実績がある」
ことが確認できました。
同類系列のパナホームに関しては「年間約6,000等弱」の販売実績を継続しておりますので、やはり大手ハウスメーカーと比べると実績ははるかに劣ります。
それでも、管理人の考えでは「ヤマダ・エスバイエル」や「クレバリーホーム」などのフランチャイズ販売を行っているハウスメーカーの有名企業と比較すると、同等の販売実績と考えることができますので、決して無実績な商品ではないとも考えています。
テクノストラクチャーを見ている人は、このハウスメーカーも比較している
テクノストラクチャーの家を検討している方々の中で、他のハウスメーカーを合わせて比較検討をされている方々も多くいらっしゃいます。
特に比較して検討されやすいハウスメーカーを掲載しておきたいと思います。
●テクノストラクチャーと比較されやすいハウスメーカー●
・セキスイハイム
・セキスイツーユーホーム
・設計事務所
・地元の工務店
・etc…
家の性能を比較検討されたい方が「セキスイハイム」や「セキスイツーユーホーム」を合わせて見られている印象があります。
また、金額やデザインの比較をされたい方々が「地元の工務店」や「設計事務所」で打ち合わせを並行して進められていることが確認できますね。
テクノストラクチャーでのマイホーム計画を考えられている方は、上記のハウスメーカーの間取りや見積もりも合わせて見比べて見られると参考になると思います!
▼管理人おすすめ!▼
希望の建築エリアにはどんな住宅会社があるのだろう?→こちらのサイトで各エリアの住宅会社の資料、間取り・見積もりを一括で取り寄せることができます。
「ハウスメーカーの特徴」から考察するテクノストラクチャーの評判
それでは、「テクノストラクチャーの住宅・会社の特徴」から評判を考察していきます。
念のため、テクノストラクチャーに関する特徴を「会社の規模感・信頼度」「家の性能」「間取り・外観等のデザイン」「坪単価(価格の安さ)」「保証・アフターサポート」「住宅営業マンの対応力」別にまとめたサマリーデータを再掲しておきます。
●参考データ●

※「マイホームプランナー宛にいただいた口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって確認した事実情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自で作成した参考データになります。
この項目の内容に沿いながら、テクノストラクチャーの評判を考えていきます。
会社の規模感・信頼度
テクノストラクチャーの家を建てることを考えたとき、まず気になるのは、
「会社の規模感は大丈夫かな〜…」
「この建築会社で信頼しても大丈夫なのかな〜…」
という内容ではないでしょうか?
この点に関して考える際には、「パナソニックESテクノストラクチャー株式会社」の規模感や信頼度を考えるのと同時に、
「建築を請け負う各ビルダー会社の経営状態」
を確認しなければいけません。
なぜなら、パナソニックESテクノストラクチャー株式会社が行っている事業は
- テクノストラクチャーの製造に関わる部材提供
であり、その後の建築からアフターサービスを行うのはビルダー会社だからです。

なので、まずは「最寄りのテクノストラクチャーの住宅を販売するビルダー」を調べてみることをお勧めします。
ビルダーグループの検索はこちら↓
https://panasonic.co.jp/es/pestst/search/
ただ、テクノストラクチャーの
- 設立20年ほどで50,000棟の販売実績
- パナソニックグループの建材、内装材を使用できる
- パナソニックESテクノストラクチャーが培ってきたノウハウを生かした建築が可能
という側面を考慮すると、全く会社の信頼度がない訳じゃないと考えられますね。
あとは、やはり「建築を請け負うビルダーの会社規模や販売実績」を確認することが先決です。
なので、テクノストラクチャーの会社の規模感や信頼度に関する評判は、
というように、各ビルダーの信頼度によってまちまちである特徴が挙げられます。
家の性能
性能
テクノストラクチャーの家の性能について見てみることにしましょう。
テクノストラクチャー工法
パナソニックテクノストラクチャーの住宅の構造を確認して見たところ、
「木造軸組構法×テクノビーム」
という、「在来木造軸組」の構造に「木と鉄の複合梁」である「テクノビーム」を採用することで実現される、独自の「テクノストラクチャー工法」を採用していることが確認できました。


テクノビームは上記の図のような、
「木造の梁+軽量鉄骨H型綱」

を、オリジナルの接合金具でつなぎとめて形成されている強固な構造部材です。
従来木造住宅の弱点でもあった「横からの力に対する耐久力の弱さ」をテクノビームが解消し、

上の写真のような大空間の間取りや

上の写真のような「オーバーハング」による空間利用を可能にする耐久性を得ております。
テクノストラクチャーの耐震実験
テクノストラクチャーでは

このように、「震度7相当の衝撃を5回連続」で与えたとしても、構造体には損傷がなかったことが証明されております。
「テクノストラクチャー家は、耐震性能に優れていると感じた」
という評判もあるように、一定の安心感を寄せるに値することが考えられますね。
しかし、管理人個人的な意見としては、
- 震度7の揺れを5回繰り返すだけの耐震実験で本当に安心できるのか
- 東日本大震災の規模の地震を想定した耐震性能を確保できているのかどうか
- 耐震等級ごとに金額が変わる可能性がある
というような不安材料があるため、テクノビームを採用した構造の割に、そこまで耐震性に信頼感が持てない…というのが正直なところです。
確かに、テクノストラクチャー工法によって、従来の木造住宅では成し遂げられなかった「大開口・大空間」の設計や「オーバーハングの空間利用」により選択肢の幅が広がった点については大きな利点だと感じますが、そもそもの耐震性能に関しては、

というように、品格法の「最高耐震等級等級3」を保証されていないということが、どうも納得できませんね。
とは言っても、テクノビームによって構造体の耐久性を上昇させられていることは事実ですので、まずまずの安心感を持ってもいいと考えられます。
テクノストラクチャーの断熱構造は「外張り断熱」
テクノストラクチャーの断熱構造は2種類存在しておりまして、
- サーモロックシステム
- くるみ〜な
の2種類になります。
サーモロックシステム
サーモロックシステムは、いわゆる「外張り断熱×充填断熱」のダブル断熱を採用しております。
性能 | 数値 | 注意点 |
---|---|---|
断熱性 | UA値=0,33 | モデルプランによる数値であり、実際のプランによって異なる |
気密性 | C値=1.0以下 | モデルプランによる数値であり、実際のプランによって異なる |
性能数値に関しては上記のような内容で、大手ハウスメーカーと肩を並べられる断熱性であることが確認できますね。
管理人が個人的に気になる点があるとすれば、
「モデルプランによる数値であり、実際のプランによって異なる」
ということでしょうか。
実際の住宅の平均値や最低保証値に関しては各ビルダーによって異なる可能性もありますので、ぜひ確認しておきたい内容ですね。
しかし、断熱構造自体は、
- サーモロック壁パネル
- ロックウール
の断熱素材を使ったダブル断熱によって、「北海道などの寒冷地域の断熱基準」である「UA値=0,46」をクリアしているため、建築時の断熱性は高いと考えていいでしょう。
くるみ〜な
「くるみ〜な」断熱では、
- くるみ〜な…高性能ポリスチレンボード断熱材による外張り断熱
- くるみ〜なW…高性能ポリスチレンボード断熱材による外張り断熱×ロックウールによる充填断熱のダブル断熱
の2種類存在しております。
性能数値に関しては
●くるみ〜な●
性能 | 数値 | 注意点 |
---|---|---|
断熱性 | UA値=0,70 | モデルプランによる数値であり、実際のプランによって異なる |
気密性 | 不明 | ー |
●くるみ〜なW●
性能 | 数値 | 保証 |
---|---|---|
断熱性 | UA値=0,52 | モデルプランによる数値であり、実際のプランによって異なる |
気密性 | 不明 | ー |
というような数値であり、第3~7地域まで対応している断熱仕様であることが確認できました。(第3地域は「くるみ〜なW」断熱のみ対応)

サーモロックシステムとは、使用している断熱材が異なっているため、やや性能は落ちております。
しかし、それでも充分な断熱性能を実現していることが考えられますね。
これが「充填断熱のみの断熱構造」であれば、完全にアウトです。
また、
①…サーモロックシステム
②-1…くるみ〜なW
②-2…くるみ〜な
の断熱構造によって坪単価にも大きな影響が出てくることが考えられますので、予算と比べながら断熱構造を選択するようにしましょう。
間取り・外観等のデザイン
デザイン
テクノストラクチャーの間取り・外観等のデザイン面に関してですが、
「金額を引き上げることができるのであれば、ある程度の自由度を兼ね備えている」
と考えることができます。
これは、実は私の体験談なのですが、当時担当させていただいていたお客様で、すでにパナソニックテクノストラクチャーから間取りの提案を受けていた方がおりました。
弊社の間取り提案後…
テクノストラクチャー再提案後…
結局このお客様は弊社で契約していただいたのですが、その時のテクノストラクチャーの金額のはね上がり方が異常でした。
原因を確認したところ、
- テクノビームの使用量によって金額が大きく異なる
- 断熱構造によって金額が大きく異なる
- 間取りの自由度を上げるほど、規格外になるため金額を上げる必要になる
ことが分かったのです。
なので、テクノストラクチャーのデザインの幅を質問されれば、
「金額を引き上げることができるのであれば、ある程度の自由度を兼ね備えている」
と回答できます。
逆に管理人が個人的に心配していることがありまして、
「営業マンが契約欲しさに、お客様の予算に合わせた内容の提案しかしてこない」
というような状況になってしまう可能性があるな〜…という点が注意すべきポイントだと思われます。
実際に私のお客様も、
- 予算に合わせた間取りを提案
- しかし、シンプルな間取りのため、あえて詳細図面を渡さず、イメージしにくい状態で契約を迫った
- 結果的にお客様の要望プランにすると、金額が一気に跳ね上がってしまった
という経験をしておりますからね。
まさに、「注文住宅の注意点!失敗を経験した主婦にインタビューした話」の記事で紹介した「自由設計と商品規格の落とし穴」の内容そのものです。
なので、テクノストラクチャーで契約を考える際は、
- 提案を受けている商品タイプの間取りの幅
- 提案を受けている商品タイプの坪単価
- 自分たちが建ててもいいかな、と思えるプランまで仕上がった提案内容かどうか
を必ず確認しておくことをオススメします。
坪単価(価格の安さ)
坪単価(価格の安さ)
テクノストラクチャーの価格は「坪単価35万円〜65万円」と、幅広い価格帯の建築費用が確認できました。
これは、
- 商品タイプや断熱性の違いによって大きな差がある
- 各ビルダーによって使用する材料が異なる
という大きく2つの理由によって変動があることが考えられます。
あくまでパナソニックESテクノストラクチャー株式会社が提供するのは「構造部材」の材料であり、
- 屋根材
- 集成材
- 設備や建具の仕様
- etc…
などに関しては、全てのストラクチャーで使用される材料の種類が一定ではないのです。
木材1つとっても種類が異なりますので、ビルダーによって価格差が大きいことが、坪単価の幅を広げている理由ですね。
とは言っても、他のハウスメーカーと比較すると見積もり価格は安いことが多いみたいですね。
保証・アフターサポート
テクノストラクチャーの保証やアフターサポートの評判・口コミに関しては、建てられたビルダーやハウスメーカーによってバラバラです。
なぜなら、冒頭でもお伝えさせていただいたように、
- あくまでパナソニックESテクノストラクチャー株式会社が行うのは「住宅部材の供給」
- 保証やアフターサポートを行うのは「テクノストラクチャーを採用したビルダー会社」
であるからです。
つまり、保証・アフターサポートに関して安心を求めたいとなった場合、テクノストラクチャーで調べるのではなく、テクノストラクチャーの家を提供している各ハウスビルダーの保証体制を確認する必要があるのですね。
住宅営業マンの対応力
テクノストラクチャーを扱う住宅営業マンの評判・口コミの内容に関しても、各ハウスビルダーの雰囲気や方針によって大きくばらつきがあることが確認できております。
ただし、一貫して
- テクノストラクチャーの構造力
- 木造住宅であるにも関わらず実現可能な「オーバーハング」や「変形地対応力」
- パナソニックグループがバックボーンに着く信頼性
に関しては、その営業マンであったとしても説明があるようです。
値引額や営業マンの契約後の対応などは、実際にそのハウスビルダーで契約をしてテクノストラクチャーの家を建てられた方々の実邸見学会に参加して、直接経験者に話を聞いてみることが確実な確認方法です。
私が競合した経験から伝授したいテクノストラクチャーの評判
私がテクノストラクチャーの商品提案とバッティングした経験の中で感じた、テクノストラクチャーのリアルな評判を掲載しておきます。
まとめ…テクノストラクチャーと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
今回は、私の住宅営業時代の体験談を含めながら、テクノストラクチャーの評判・口コミに関して、様々な観点からご紹介してまいりました。
- テクノストラクチャーで家づくりを検討している
- 別のハウスメーカーで契約しようか迷っている
- これからハウスメーカーの展示場を見学に行く
このような方々は、ぜひ、事前に「建築会社の間取り・見積もり」を一括請求しておきましょう。
今後、ハウスメーカーの営業マンから提示される間取りや見積もり価格に、「ちょっと待った!◯◯って何でこうなってるの?」と、おかしな点を指摘できるようになり、損をしない家づくりを行う役に立つはずです。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。