元住宅営業マンで、現在はフリーの立場から、家づくりのお役立ち情報をお伝えしております。
住宅営業として、過去に1,000組以上の家づくりをサポートしてきた管理人の実体験、および当サイトに寄せられた口コミをもとに、間取りや価格、保証や性能などの複数項目からBESSの家の評判・口コミについてお伝えしていこうと思います。
▼この記事はこんな人にオススメ!▼
- BESSの家のリアルな評判を知りたい
- BESSの家の営業マンが言っていることは本当?と不安な方
- 他社とBESSの家の評判を比較したい
- BESSの家に関する一通りの情報を知っておきたい
元住宅営業マンも納得の満足度

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BESSってどんな会社が建ててるの?
この記事を読まれている方の中には、BESSの家でログハウスを建てたいご希望の方も多いのではないでしょうか。
ログハウスは、一般的なハウスメーカーでは叶えられないデザインが魅力的な丸太軸組の家で、「いつかはこんな家を建てたい…」と憧れを持っている方は決して少なくはないと思います。
まさにそんな希望を叶えられるログハウスが、BESSの家です。
当サイトに寄せられた評判では、
「昔から建てたかったログハウスをBESSで建ててもらいました。新居に住みだしてからは一層毎日が楽しくなりました。」
「一風変わった家が建てたかったので、BESSでドーム型のログハウスのを建築しました。友人に自慢できる素敵な家で生活ができています。」
など、
- ログハウスの家
- 木の雰囲気が感じられる住まい
- 人とは違った外観
といったようなデザイン面に関する口コミが好評でしたね。
詳しくは後ほど解説して参ります。
一方で、その他のBESSの口コミには、
「BESSで家を建てて後悔しています。メンテナンスにここまでお金がかかるなんて思ってもいませんでした…。」
「他社と比較して家の耐震性や断熱性には大きな拘りがされていないと感じ、最終的に建てるのをお断りしました。」
など、ネガティブな評判も一定数寄せられております。
構法やデザインなど、他のハウスメーカーとは違う独特な面があるからこそ、BESSならではのメリット・デメリットが存在していると予想できます。
そこで、まずはBESSの家を建てている会社の概要を確認しながら、会社に対する信用や評判、口コミをいくつかご紹介して参ります。
②会社概要から考えられるBESSの評判・口コミ
BESSの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社 アールシーコア |
---|---|
設立 | 1985年(昭和60年)8月 |
資本金 | 6億6,076万円 (2018年9月30日現在) |
代表取締役社長 | 二木 浩三 |
従業員数 | 204名(連結) 165名(単体)(2018年9月30日現在) |
売上高 | 134億79百万円(連結)※2018年3月期 |
本社 | 東京都渋谷区神泉町22-2 神泉風來ビル |
扱う住宅の構造 | 木造住宅 |
販売エリア | 沖縄や一部都道府県を除く日本全国(フランチャイズ店舗を含む) |
住宅販売戸数 | 約1,000棟/年(累計17,000棟 ※2017年度) |
理念 | 「住む」より「楽しむ」BESSの家 |
日本のログハウスに関してはBESSの実績が圧倒的!
BESSの家を建てているのは、株式会社アールシーコアという会社です。
アールシーコアの事業としては大きく2つあり、
- BESS事業
- フェザント事業
の2つです。
フェザント事業はいわゆる別荘地のサポート事業で、BESSの家のタイムシェア使用を目的とした別荘の供給を行なっております。
そして、一戸建てのログハウス住宅事業が、BESS事業ですね。
言わずもがなBESS事業ではBESSの家を販売しておりますが、ここで私が個人的にお伝えしておきたいのが、これまでのBESSの家が建築された実績です。
1985年より一貫してログハウスの施工・販売事業を行なっている会社なので、BESSの評判の中には、
とりあえずログハウスの特徴やメリット・デメリット、価格や愉しみ方について聞きに行ったけど、とても手厚い接客を受けられました。
という口コミもあるくらいなので、ログハウスに関しては他のハウスメーカーの営業マンに聞くよりも遥かに有力な情報を提供してもらえるでしょう。
BESSの販売方法は、直営店とFC店の2パターン
BESSの家は、大きく分けて
- 直営店からの販売ルート
- フランチャイズ店舗からの販売ルート
の大きく2つのパターンが存在しております。

直営店とフランチャイズ、2つの販売網が日本各地に広がってログハウス事業を行なっているということが分かります。
主に直営店の展示場運営や施工管理を行なっているのは、株式会社BESSパートナーズというアールシーコアの子会社であり、関東エリアを中心に輪を広げております。

フランチャイズの店舗数が多いので、BESSの家にはこんな評判も集まっておりました。
「引き渡し後のアフターサービス内容が他のエリアとはバラバラ!友人に相談して発覚するまで気がつきませんでした。」
「詳しくは本店に確認してお答えします、のやりとりが多くて打ち合わせがなかなか前に進まずやきもきしました。私たちが相談した店舗は外れでした。」
FC住宅ならではの、店舗の違いによりスタッフの対応力、引き渡し後の保証・アフターサービス内容の差に対する口コミです。
BESSの評判の中でも蔑ろにはできない類の内容だと思いますので、フランチャイズで家を建てる際には、FC住宅メーカーのことについてもしっかり勉強しておくことを、個人的にお勧めさせていただきます。
当サイトでも、フランチャイズ住宅の豆知識をこちらの「FC住宅のメリット・デメリット」の記事でまとめておりますので、合わせてご覧になってくださいね。
BESSと比較検討されやすいハウスメーカー
私が住宅営業マンとして働いていた経験の中で、BESSと競合した経験も何度かございます。
その際にお客様が合わせて見ていたハウスメーカーや、当サイトに寄せられた評判・口コミから分析した「BESSと比較検討されやすい」ハウスメーカーは以下の通りです。
BESSと比較検討されやすいハウスメーカー
積水ハウス
セキスイツーユーホーム
住友林業
パナホーム
木下工務店
etc…
主に木造住宅を手がけるハウスメーカーが多く比較検討されているみたいですね。
一方、木下工務店などの自由設計が売りの建築会社も検討メーカーに混じってきておりますので、デザインに拘りを持っている方がBESSの家を検討しているケースが多いと確認できます。
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BESSの総合評価と項目ごとの評判・口コミ
この章では、BESSの総合評価をご紹介し、その後で各項目ごとの評価内容に沿って評判・口コミを見ていきたいと思います。
総合評価は、BESSの特徴を「①.会社の規模感」「②.住宅性能」「③.デザイン」「④.価格」「⑤.保証・アフターサポート」「⑥.住宅営業マンの対応力」の6項目に分類し、多角的にまとめたデータになります。
BESSの総合評価 | |
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▼BESSの特徴▼ ログハウスの建築実績は国内No,1の規模を誇るハウスメーカー!お手頃な価格も評判が良く、ログハウス希望者の夢を数多く叶えてきた実績が魅力。 | |
会社規模/信頼度 | |
住宅性能 | |
デザイン | |
価格(坪単価) | |
保証/アフターサービス | |
営業マンの対応力 |
※「マイホームプランナー宛にいただいた評判・口コミ情報」「管理人ミトが住宅営業として働いていた時に身をもって体感した事実的情報」「管理人ミトが対応したお客様・ご契約者さまの感想・口コミ」「住宅産業新聞のデータ」「オリコン顧客満足度調査のデータ」等を総合的に加味した上で独自に作成した参考データとなります。
会社の規模感・信頼度
まずは、BESSの会社規模および会社に対する信頼感についてお伝えいたします。
BESSの家は、
- 1985年から一貫してログハウス住宅を販売している
- 全国各地に販売エリアを拡大している
- 子会社として直販のBESS事業会社を構えている
などの要因から、一定のライン以上の信頼感を寄せることができるハウスメーカーと言えるでしょう。
特に、ログハウス住宅の建築を希望される方にとっては、
「BESSでは他のハウスメーカーからは教えてもらえなかった、ログハウス住宅の歴史や知識をかなり細かく教えてもらうことができました。」
などの口コミも見られるため、ログハウス住宅を建てることに関して別枠の安心感を感じられるでしょう。
ログハウス住宅の建築を語る際に、まず初めに名前を挙げられるのがBESSでございますが、実はそれは販売数の推移にも顕著に表れております。

この図の通り、少子高齢化に伴って日本全体の建築数が減っているが、BESSの家の販売数は継続的に右肩上がりに増加しております。
トヨタホームがミサワホームを吸収合併したように、人口減少によって住宅業界内で淘汰されるハウスメーカーが増えると予想できます。
ただ個人的には、BESSはログハウス専門で住宅事業を行うメーカーと言えますので、その路線に特化することで生き残ることができるのではないかと考えております。
評判自体はそこまで悪くないハウスメーカーですので、今後も販売数をキープすることができれば、会社規模の拡大による信頼感上昇に繋がると考えます。
BESSの住宅性能の評価
次に、BESSの家の耐震性・断熱性などの住宅性能に関する評判の内容を見ていきましょう。
BESSの住宅性能に関して、
「換気システムは24時間換気とファンだけで夏場とても暑い…」
「全てがログハウスの丸太軸組工法で作られていないため、耐震評価は最低限の強さと言える」
など、少々ネガティブな口コミが多く、あまり良い評判はございませんでした。
ただし、大手ハウスメーカーには実現できないログハウス住宅を建築可能な住宅会社なので、性能に関して比較すると他の企業より劣っていることは仕方ないことかもしれませんね。
ログハウスの構法は丸太組構法だけど、BESSの家は木造軸組構法?
一般的に、ログハウスの建築工法は
- 丸太軸組工法
- ポスト&ビーム工法
- ピース・エン・ピース工法
の、大きく3つの部類に分けられます。
BESSの家はどの工法に当てはまるのかというと、
丸太軸組工法+木造軸組工法
であることが分かりました。

この写真のように、最初は丸太をログ組みを行い、ある程度の土台を完成させていきます。

その後、木造メーカーと同様に柱・梁・筋交い等をスクラムに組み合わせて家を建てていきます。
BESSの家の評判の中に
「BESSの家はなんちゃってログハウスなので、リアリティのあるログハウスを夢見て建築依頼すると痛い目に合います」
「木目の荒々しい木造住宅で、外壁にもガルバが使われているため、BESSは完全なログハウスでは無いと感じました」
というような口コミが見られたのは、BESSの丸太軸組工法+木造軸組工法という独特な工法から来ているのでしょう。
デザインやしつらえに関して言えばマイナスポイントかも知れませんが、個人的にこの工法は良いなと感じる点があります。
耐震性には自信あり!だけど評判の内容は・・・
BESSの家の耐震等級は最高ランクの「3」でございます。
一般的なログハウス住宅では実現が困難な耐震性能を、木造軸組のスクラム構法で家を支えることにより実現させております。
なので、個人的には日本でログハウスを建てるのであれば、最低限BESSの家くらいの耐震性・耐久性は手に入れておくべきだと考えています。
特筆して、
- 制震装置が備えられている
- 2×4のパネル工法が合わさっている
- 構造計算により耐震性を計算している
というような耐震対策はBESSの家では見られませんが、他のログハウスと比べるとまだ安心感は大きい方だと思われます。
BESSの家の耐震性については、他のハウスメーカーのように耐震実験を行なっている情報や、工場生産にて耐久性の担保ができている、などの耐震性・耐久性の高さに対する具体的な根拠・裏付けが取れる情報がございません。
昨今では
- 何galの揺れに耐えられるのか。
- 阪神淡路大震災だけではなく、東日本大震災の揺れにも耐えられる強度があるのか。
- 一邸一邸耐震性の担保ができているのか。
など、住宅営業マンからも耐震実験などの説明が多くされるため、住宅購入を検討されている方の関心事の中にも自然と上記の情報が集まるようになっております。
さらに良い耐震性を求めているご家族様にとっては、BESSの家の耐震性にそこまで満足感を得られないかもしれません。
断熱性は賛否両論、ただ一般的に考えて・・・
断熱性に関しては、耐震性とは違いポジティブな評判も多く見られ、
「実家の鉄骨住宅と比べ、年中住みやすいと感じます!木の調湿機能が効果覿面!」
「冬場は木の家そのものが保温空間なって、温まった熱が逃げにくく快適に過ごせる」
などの口コミが多く見られました。
しかし、一方で管理人が個人的に懸念しているのが、
- 換気システムが付いておらず、空調ファンのみ
- 断熱工法は充填断熱
- 断熱材はグラスウール
という点でございます。
現在、多くのハウスメーカーでは標準仕様で家中を強制的に換気する機械(換気システム)が付いておりますが、BESSの家には24時間換気システムしか付いておらず、天井の換気ファンや換気扇による換気のみで空気循環を行います。
換気を機会に頼らない考え方ですので、よほど気密性が高くない限り効率の良い換気は困難であると考えられますが、肝心のBESSの気密性については情報収集することができず、
「気密測定なども行なっているのかどうか分からず、友人の家の気密数値を見せてもらったときに不安になった…」
という口コミもあるくらいなので、そこまで高気密・高断熱住宅に拘っているとは考えられません。
「BESSの家は良くも悪くもログハウスの特徴に頼りすぎている。断熱に関しては木のぬくもりに頼りすぎている。」
という評判から、一定数BESSの断熱に対する不信感を抱く方もいることが分かります。
断熱工法に関しては充填断熱、そこに使われる断熱材はグラスウールなので、まさに管理人が不安視する断熱工法を採用しているので、元住宅営業マンの立場からと、全幅の信頼を寄せるには至りませんね。

実際の建築現場の様子ですが、柱や梁などの構造体の間にグラスウールを詰め込んでいるのが見られますね。
詳しくはこちらの「グラスウールのデメリット」の記事でも詳しく解説しておりますので、合わせてご覧になってください。
総じて言えば、BESSのハード面に対して良い評判も悪い口コミもありますが、元住宅営業マンの価値観でお伝えさせていただくと、住宅性能に関して言えば大手ハウスメーカーには遠く及ばない内容であり、地方の工務店と同様の仕様であると言わざるを得ませんね。
この辺りは、私自身も当サイトに寄せられた評判・口コミと同じ考えを寄せています。
BESSの間取り・外観のデザインに関する評判
次に、BESSの間取りや外観等のデザインに関する評判や口コミの情報を見ていきましょう。

BESSのプランはモノよりコトをデザインするコンセプト
BESSの家のデザインに関する評判には、
「憧れのログハウス住宅が日本で再現度高く建てられたので大満足!」
「屋根裏などの空間を巧みに使った空間設計がとても魅力的だと感じました。」
など、予想通りポジティブな口コミも見られます。
しかし一方で、
「これほどまでに間取りの配置や広さ・形を制限されるなんて思ってもみなかった…BESSの家は規格がかなりきつい。」
「ログハウスの雰囲気は魅力的だったけど、こだわりの動線は実現できず、契約までには至りませんでした。」
など、意外にもネガティブな評判が多いのが特徴的ですね。
BESSの家のコンセプトは「モノよりコトをデザインする」です。
このコンセプト自体、家の間取りや外観のデザインではなく、むしろ実際に住みだしてからのイベントや会話、過ごし方を楽しく演出すると方に重きをおく考えからきておりますが、逆を言えばデザインは自由が少ないもも捉えられます。
実際に、BESSの家はガチガチの企画型住宅ですので、設計事務所や他のハウスメーカーの自由設計モデルの家と比べると圧倒的に可変性に乏しい家だと言えるのですね。
BESSの家は”超”企画型住宅
自由設計と企画型住宅の特徴、およびメリットとデメリットに関してはこちらの「ハウスメーカー選びで失敗する理由」の記事に詳しくまとめております。
簡単にお伝えすると、企画型の家はハウスメーカー側がある程度間取りの枠組みを作ることで、
- 大量生産・大量販売
- 品質の均等化
- ブランドの統一化
を可能にしている販売重視の家となります。
ただし、その弊害として、
「家族の希望を叶える間取りを提案してもらうことができなかった。自由設計と言っても、ハウスメーカーの中で決められたルール内で自由にプランする感じだったので気持ちが落ち込みました・・・。」
「他の家と外観が似ている家がいくつもあると思ったら、すべて同じハウスメーカーが建てたものだと分かった。規格型住宅だから仕方がないとは思うけど、なんだか面白みがないと感じる。」
と言ったようなマイナスな評判が多発します。
先ほどもお伝えいたしましたが、BESSの家はフランチャイズで方式で販売されておりますので、そもそもプランニングやデザインの提案力はかなり低い会社です。
ログハウス好きの人からすればその雰囲気を味わえるので大満足できる家だと言えるのでしょうが、他のハウスメーカーと比較した際にはプランニング力の低さに愕然としてしまうかもしれません。
以下、ネガティブな評判です。
「ログハウスの家を建てたいと考えBESSの家を見ていましたが結局実現しませんでした。建売住宅のような印象が強いですね。」
「規格型の家だから、フリー設計を期待して見学に行くと痛い目を見ます。私達家族がそうでした。」
「外観デザインはいたってシンプルな内容です。もう少しアメリカンな雰囲気を出したかったが、それを伝えると軽くあしらわれました。」
なんちゃってログハウスという口コミもあるので一概には言えませんが、間取りや外観にオンリーワンレベルの拘りをお持ちの方であれば、BESS以外の会社も検討するほうが良いかもしれませんね。
BESSの商品タイプ
念のため、BESSの家の商品をタイプごとにご紹介しておきます。
WONDER DEVICE χ
WONDER DEVICE χは、BESSのシリーズでは最もポピュラーな商品タイプでございます。
ちなみにχはギリシャ文字で未知を表し、住みだしてからの無限の可能性を表現しているのだそうです。

こちらの商品について、口コミでは
「標準仕様で付いている収納の数が少なく、増やす場合は追加費用が発生するなんてびっくり…」
「正直言うと、至ってシンプルな間取りで面白みがない」
「ワンダーコアを建てました。ログハウスのかっこよさが現れていて毎日気分が上がります。」
など、割合としてはネガティブな評判が多い印象を受けますが、ログハウス好きには好評の商品だと思われます。
個人的にはこちらの商品、木造住宅では実現が困難な大解放空間が標準規格内で用意されているのが魅力だと感じます。
G-LOG なつ
こちらもBESSを語る上では代表的な商品モデルです。

大きな三角屋根が特徴的なデザインですね。
この外観に惚れ込んだ方はG-LOGでの建築を熱望する方が多いです。
ここまで大きな三角屋根を他のハウスメーカーで依頼することは困難でしょう。
不常識人 COUNTRY LOG
名前が独特ですが、薪ストーブやウッドデッキなどが備えられた商品タイプとなります。

ワンダーコアやG-LOG以上にログハウス好きが好むデザインと言えます。
BESSの中ではもっとも凝ったログハウス住宅となりますが、評判の中には
「メンテナンスがかなり大変なので、建てる人は相当の覚悟がない限りやめておいたほうがいい」
などのメンテナンスに関する口コミが見られました。
程々の家
外観は大きな屋根が特徴的で、室内に入ると傾斜天井が魅力的な商品タイプですね。

BESSではそこまで生産量が多くないタイプの住宅ですが、ログハウス住宅にしては最も一般住宅寄りのデザインの家だと言えます。
そこまでログハウス感を強調したくないご家族様に向いているモデルと言えます。
BESS DOME
これはもう、完全にBESSオリジナルのデザイン住宅ですね。

BESSの中で唯一ネガティブな評判がなかったのがこちらの住宅モデルです。
「他のハウスメーカーではお手上げだった外観を低価格で提案してもらえた!」
など、もともとBESSDOMEのデザインが好みの方がこちらの家を建てるため、評判に関して低くなることが少ないみたいですね。
価格(坪単価)/お買い求めやすさ
BESSの家の坪単価は、最多価格帯で言えば45万円〜60万円が相場でございます。
「BESSの家の間取り提案を受けましたが、凝ったデザインに反して予想していた価格よりも随分と低価格で安心しました。」
などの口コミからも言えるのですが、外観のデザインに対して価格がそこまで高くないギャップも相まってBESSの価格に関する評判は高かったです。
元住宅営業マンとして皆様にお伝えしておきたいのが、BESSの家の単価内容です。
例えば、BESSの家では収納スペースが「標準仕様で〇〇個」など、一定の枠が設けられております。
つまり、標準仕様から溢れた収納分に関しては別途費用が発生します。
先ほどもお伝えしましたが、BESSの家はかなり制限率が高い企画型住宅でございますので、必然的に収納等のスペースにも制限がかかってきているのでしょう。
アップグレード分の費用も合算した坪単価でいけば、坪単価60万円を超える可能性も充分に考えられます。
契約前に一度、どこまでが標準仕様価格でどこからがアップグレード扱いとなるかを営業マンに確認することをオススメいたします。
保証とアフターサポートの評判
次はBESSの保証とアフターサポートです。
結論からお伝えしますと、BESSではそこまで強く保証内容やアフターサポート内容に力を入れておりません。
要因は色々と考えられるのですが、大きな理由として、BESSの家は以下のような概念で建てられていることが関わっていると言えます。

噛み砕いて言えば、引き渡し後に発生する
- 経年劣化
- メンテナンス作業
- リフォーム
なども、生活の中で施主様に楽しんで補修してもらうという考えが存在しておりますね。
なのでBESSの家は、一般的なハウスメーカーよりも保証やアフターサポートを必要と感じるラインが低く設定されている家だと言えるのです。
残念ながら口コミの中には、
「ログハウスのメンテナンスコストがここまで高くなるとは思っていなかった。」
「思いの外補修作業が多く手間に感じるので、業者に依頼してやってもらいたい…」
などのネガティブな評判も見られます。
ただし、細かく調べてみるとBESSの家には実はメーカー保証が備えられており、
- 引き渡し後10年間は標準保証
- 5年ごとに会社が支持する補修を行うことで最大引き渡し後50年目まで延長保証可能
- アフターサポートは保証と同期間実施可能
というような、工務店や設計事務所以上に手厚い保証内容が備えられておりますので、個人的には悲観するような内容ではないと考えております。

住宅営業マンの対応力とその口コミ
最後に、BESSの家を売る住宅営業マンに関してですが、寄せられた評判・口コミの内容は実に様々な内容でした。
代表的な評判・口コミ内容を以下に記載します。
「ログハウス住宅に惚れ込んだ営業マンが担当してくれたので、自分達とフィーリングが合っていると感じました。だからこそ安心してマイホームを任せることができました!」
「フランチャイズなので家の設計は全て本店の商品任せ。売れれば良しの考えが滲み出ていました。」
「見積もり金額の説明がかなり適当でした。細かい内訳を聞くと、「それはご契約後に説明します」と言われました。営業としてそれはないだろうと感じましたね。」
冒頭でもお伝えしている通り、BESSの家はフランチャイズ展開により全国各地で販売されておりますので、各加盟店の方針によって対応力にばらつきが発生していると考えられますね。
建築希望のエリア内にBESSの販売店が複数ある場合は、自分達と相性の合う営業マンを探す意味も込めて、1店舗だけではなく複数店舗見学に回ることをオススメいたします。
当サイトに寄せられたBESSの評判・口コミのご紹介
BESSの評判、口コミをいくつか掲載させていただきます。
住宅営業マン時代の経験より、管理人が伝える「BESSの評判・口コミ」
この記事の前半でもお伝えしましたが、私が住宅営業マンとしてハウスメーカーで勤務していた頃、BESSを検討されているお客様の接客をした経験が何度かございます。
その時に出会ったお客様から仕入れた情報や、実際に管理人が感じるBESSの印象について、当該メーカーの評判・口コミという形でお伝えいたします。
BESSで家を建てるのに向いているのはこんな人
当サイトに寄せられたBESSの評判・口コミから考えられる「BESSで家を建てるのに向いている人」はこのような方々でございます。
▼評判・口コミから考えられる、BESSでの建築が向いている方
- ログハウスの家や、木の味わいが前面に出る家を建てたい方
- 建築後のメンテナンスも生活の一部と楽しみを感じられる方
- 最低限の耐震性・耐久性、断熱性が備えられていれば、コストを下げて家を建てる方に重きを置きたい思考の方
- ある程度コンセプトを限定して、軸のブレないデザインをハウスメーカー側に作ってもらいたい方
以上の内容に当てはまる方は、BESSに間取りや見積もりの作成依頼をしてみるのもいいかもしれません。
最後に…BESSと他社を比べてみることの重要性
いかがでしたでしょうか?
この記事ではBESSのログハウスの評判・口コミをご紹介して参りましたが、BESSでマイホーム計画を進める・進めないに限らず、他のハウスメーカーと比較をすることは、早い段階で必ず行って下さい。
住宅営業マンに一切会わずに、複数社の間取りと見積もりを比較・検討することができます。
自宅から、スマホでもPCでも5分ほどで入力が完了し、600社を超えるハウスメーカーから一括で無料請求ができますので、ぜひ使ってみてください。
※「資料請求、どうしようかな…」と迷っている方は、先に資料請求の手順・郵送方法を確認してみましょう。